『私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。私たちがどんな策略をもちいようと、
その法則を変えることはできません。「原因と結果の法則」は、目に見える物質の世界においても、
目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことはないのです。』
ジェームズ・アレン
有名なジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」の中の一節です。この１９０２年に書かれたアレンの本書は原題を「AS A MAN THINKETH」といい、あらゆる成功本の源流と考えられているようです。一説には聖書に次ぐベストセラーとも言われているようです。
この本はいろいろな方が訳されているようですが、私の本棚にある日本語版は坂本貢一さんが訳されたもので、訳全般を通して坂本流が感じられる訳になっています。原書の雰囲気を少しご紹介しますと、例えば上の言葉は原書では次のようになっています。
“Man is a growth by law, and not a creation by artifice, and cause and effect are as absolute and undeviating in the hidden realm of thought as in the world of visible and material things.”
雰囲気が異なりますよね（笑）。
いずれにしても本書で述べられていることは、ある意味私たちの人生の「基本」だと思います。何かに迷ったとき、なかなか考えがまとまらなかったとき、そして壁にぶち当たったときなどは、ホームポジションに戻る、または「基本」にたちかえることが大事でなないかと思います。そうすることによって、今まで見えていなかった別の視点、または新たな可能性が見えるような気がします。
さて今週も始まりました。がんばりましょう！
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