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D・カーネギー著「こうすれば必ず人は動く」 成功ノウハウその1~22のまとめ

2016年11月12日 | 心に響くことば

今回読んだ「D・カーネギー著 こうすれば必ず人は動く」の中で、「成功ノウハウ」として紹介されていた「1~22」をまとめてみました。

こうすれば必ず人は動く
 
きこ書房

D・カーネギー 成功ノウハウその1~22

「成功ノウハウその1」
どのような状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く、十分に、心から認めるということがいちばん賢明である。

「成功ノウハウその2」
リンカーンのモットーとしていた二つの言葉を私たちも胸に刻んでおきましょう。 「自ら裁かれることを欲しないならば、人を裁くことなかれ」 「誰に対しても悪意を抱かず、すべての人を慈しむ」

「成功ノウハウその3」
「その人自身の過ちに気づかせなければならないならば、その人の感情を傷つけないように、上手に、思いやりをもって行うこと。その人の面目が保たれるようにすること」

「成功ノウハウその4」
「自分がいかに素晴らしいかということを語ることをやめて、相手の良い点を心から誉めたたえる」

「成功ノウハウその5」
「うるさい小言は言わないこと! 小さなことであら捜しをしないこと! 人を自分の思いどおりにしようとせずに、人それぞれの幸福を、尊重しようではありませんか!」

「成功ノウハウその6」
ルール1 求職活動で人と会うときには、打ちのめされたような雰囲気で行ってはならない。
ルール2 自分に与えられた仕事を遂行するあなたの脳力を決して疑わないこと。実際にトライしてみれば、自分が思っている以上のことができる。
ルール3 仕事が得られなければ、頭を使って、生活を支えていくための他の方法を考えること。創意工夫が大切。
ルール4 自分の年齢に誇りを持つ。隠したり、偽ったりせずに、大いに利用すればよい。あなたの年齢は、若い人では絶対持てない貴重な財産であるということを忘れずに。

「成功ノウハウその7」
ですから、あなたと私の今回新たに加えられた「成功ノウハウその7」を実践すれば、いつまでも続く友情を培うことも、問題なくできるようになると思いますね。  その方法論とは、「人から興味を持ってもらいたいと思うならば、まず人に対して興味を抱くこと。ですから、自分のことを考えるのをやめ、自分のことを語るのをやめ、大した者だと思われようとしないこと」。

「成功ノウハウその8」
「取引をしようと思うなら、相手特有の問題が何であるかを発見し、相手がそれを解決できるよう、援助を提供すること」

「成功ノウハウその9」
「子どもに対して文句を言いたくなったら、思い止まって『まだ子どもなんだから、私と同じように考えられると期待するほうが無理なんだ』、そ

のように考えてみましょう」  そして子どもを理解しようと努めること。あなた自身の視点だけでなく、彼らの視点から物事を見ようとしてみることです。よほどその子の態度が酷い場合、大自然と接しさせてやるのも一法です。

「成功ノウハウその10」
ラルフ・ウォルドー・エマースン(Ralph Waldo Emerson)は、「人生は短い、しかし優しい心遣いを示す時間は常にある」と言っています。さあ、それでは例によって、これを私たちの「成功ノウハウその10」として加えることにしましょう。「人に優しい心遣いを!」ということです。

「成功ノウハウその11」
エイブラハム・リンカーンは、かつてこう言いました。 「人にあなたの考えを受け入れてもらいたいと思うなら、まずあなたがその人の親友であるということを、その人に納得してもらうことだ。これこそが、彼の心をとらえる蜜の一滴であり、あなたが何を言おうとも関係なく、彼の心を動かす大道となるのだ」  さあ、このエイブラハム・リンカーンの言葉を、私たちの「成功ノウハウその11」として採用しようではありませんか。 「人にあなたの考えを受け入れてもらいたいと思うなら、まずあなたが相手の親友であるということを、その人に納得してもらうこと」  友を作り、人に影響を与えるうえで、これ以上の秘訣はないのです!

「成功ノウハウその12」
「相手が間違っているとは、決して言わないこと」

「成功ノウハウその13」
「相手の名誉となるような期待をかけてあげること。あなたが相手にしてもらいたいと思う行為を、その人はすることができるのだと信じてあげること」

「成功ノウハウその14」
世の中で生きていく術が与えられないというのなら、世の中に何かを与えよう、そのためにはどうしたらいいのかを見つけ出そうと試みてください。自分の中に何か他の人が求めるものはないか、それを発見して、その他の人の求めるものに誰よりもよくこたえていこうとしてみてください。それこそが、ビジネスに成功する秘訣、そのすべてなのです。

「成功ノウハウその15」
ルール1 心から良い点を認め、惜しみなく誉めること。
ルール2 挑戦できるものを与えること。
ルール3 批判する前に誉めること。

「成功ノウハウその16」
人にあなたのリーダーシップに従ってもらいたい、あなたをリーダーとして認めて、あなたの命ずることを、熱心に、エンスージアズム(熱意)をもって実行してもらいたいと思うなら、その人に重要感を与えることです。なぜなら、それこそが最も古くまた最も強い人間的欲求であるからなのです。

「成功ノウハウその17」
ルール1 人にもっと良い仕事をしてもらいたいと思うなら、その人が心から楽しんでできることを行うように励ますこと。なぜならそのような事柄こそ、いちばん成功する可能性があるからです。ローズ所長は、これが、人を扱うということに関して、一万人の囚人を相手にした経験から学んだ、いちばん大きな教訓であると述べています。
ルール2 人に責任感を持ってもらいたいと思うならば、あなたがその人を心の底から完全に信頼しているということを、当人に示すこと。七〇〇人の囚人が逃げようと思えばできたのに、あえて逃げなかったという、あの話を思い出してください。
ルール3 人の友情と協力が欲しいと思うならば、その人に重要感を与えるような頼み事をしてみましょう。

「成功ノウハウその18」
ルール1 表を作って、現在一時間ごとにどのようなことをしているか発見する。
ルール2 仕事の計画を作る。毎時間にやるべきことを表にして、一日を始めてみる。できれば一五分ごとに区切ってやってみる。
ルール3 困難な目標を設定して、現在の二倍の成果があげられるよう、自ら負荷を課して挑戦してみる。


ルール4 細切れの時間を、たとえ一分なりとも有効に活用する。

「成功ノウハウその19」
「良いもの、悪いものというのは存在しない。ただ思いがそうさせているのだ」とシェークスピアは言っています。ですから、この「微笑み」ということを、あなたと私の「成功ノウハウその19」として追加しましょう。来週一週間、このことに特に注意してみるのです。ただし嘘はいけません。本物でなければいけません。あなたの心から素直に出てくるものでなければなりません。

「成功ノウハウその20」
「名前が何になるというのか」とシェークスピアは書きました。  その答えは、魔法ですね。まったく人の名前は魔法そのものです。  それでは、これをあなたと私の「成功ノウハウその20」にしましょう。「名前を覚えることに最大の関心を持とう!」ということです。なぜならこれが大きな配当を生み出すからです。

「成功ノウハウその21」
「非難せずに、心から感謝して正当な評価を与えよう」  人間関係においては、一滴の蜂蜜は、樽一杯の酢にまさる、ということを忘れないようにしましょう。

「成功ノウハウその22」
「瑣末事は、結局のところ瑣末事にしかすぎない。そしてそのような些細な悩みを乗り越えて、そのようなことで決して不幸になったり、不愉快になったりはすまいと決意するのは、あなた自身であるのです」

 



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