徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
旅・舞台・ドラマ・映画・コンサート等の記録と感想がメインです。

真田十勇士 (2013年)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブより当記事に加筆】第1回感想。(9月8日マチネ~東京前楽)        ★       ★       ★ 2013年9月8日 上川隆也さん主演の『真田十勇士』 行ってきました! 結論。 上川さんっ!!!   何てカッコイイ!!! 台詞回しも声もいい。お芝居もいい。 身のこなしも殺陣も素晴らしい。 着物も鎧も似合ってステキ。 まさに「殿」オ . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (6)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 ≪死すべき定めならば…≫ 第二幕、ラストシーン。場面はモーツァルトの家。 病み衰えた彼が、最後の力を振り絞って「レクイエム」の作曲を続けている。妻コンスタンツェはそんな夫に休んでいてくれと願うが、彼は「邪魔をするな」とばかりにその手を押しとどめる。 「ラクリモーザ…そう…涙だ…」 かつての力も伸びやかさも失った、だが限りなく透明な声で、アッキー・ヴォルフは最初の数小節 . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (5)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 ≪「殺しのシンフォニー」とは何だったのか?≫ 通勤途上にふと考えた――あらゆる誤解を恐れず藍版でアッキー・サリエリを「恋する乙女」呼ばわりした私なので、翻って山本サリエリには如何なる要素があるのか、と。一緒に『ROM』藍版を観た人とは、直後のハイテンションで「あのアッキーの歌う『殺しのシンフォニー』は絶対!『愛しさ余って憎さ一億倍』くらいの愛情表現だよねーキャハハハ~vvv」 . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (4)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 山本サリエリが「語り部」としての衣装を脱ぎ捨て、「対極者」として中川モーツァルトに対峙し始める第二幕後半。モーツァルトの後半生とウィーン宮廷の光と影を描き出すシナリオはより深みを増すとともに、怒涛の勢いで終末に向けて疾走していく。 脚本は割とあっさり目に「有名エピソードの場面」をつないでいく作りだが、そのくらいのシンプルさで良いかな?とも思う。だって「ロックオペラ」でも「ミュー . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (3)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 第一幕を語るうえで、実は山本サリエリの出番は少ない。 とはいえ、前半のサリエリは台詞がない分、佇む姿や視線で観客に何かを訴えなくてはいけない役回りだ。そして「目で語る」芝居をこれでもかと堪能させてくれたのも、やはり赤版の山本サリエリだった。 藍版でももちろん、「動的な」モーツァルトがふと静止した瞬間に見せる表情、立ち尽くすときの眼差しは強く惹きつけられるものがあった。だが懊悩 . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (2)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 Records of L'Opera Rock Mozart ② ≪ストーリー≫ (公式HPより抜粋) どこにでもいる若者、その一喜一憂の姿。 しかし類い希な才能を背負った彼の運命。 そして、そのすべてを羨んだ、もう一人の男。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。 その35年の短い人生は、音楽史に燦然と輝く天才の伝説でありながら、若者であれば誰もが共感す . . . 本文を読む

Records of L'Opera Rock Mozart (1)

2013年11月24日 | 舞台
【アーカイブ】 Records of L'Opera Rock Mozart ① ≪はじめに≫ 昨年9月に第一報を聞いてから6か月。2013年2月はまさしく『ロックオペラ モーツァルト』(ROM)で終わった! 注:勿論仕事はしていた 作品について:公式HP http://www.mozart2013.jp/ 当初4公演分のチケットを取り(+S席だったので合計金額の桁数に卒倒した)、 . . . 本文を読む