エクセル関数リストにないけれど、Lotus1-2-3互換としてすぐれもののDATEDIF関数があります。エクセルシート上で使え、期間計算をする関数ですが年齢計算に適してます。
=DATEDIF(起算日,終了日,"Y")
といった形で使用します。最後の引数に "M" を用いるなら経過月数、"YM" なら年部分をのぞいた月数(0~11)、"D" は経過日数を返します。年齢計算するなら、"Y" を使用しますが、民法(年齢計算に関する法律)に準拠した年齢を得たい場合は、
=DATEDIF(生年月日,基準日+1,"Y")
とすれば、誕生日の前日が満年齢となる計算結果を返してくれ、法にかないます。
うるう年2月末から3月初旬生まれの、そして平年生まれの同期間の返り値も確認してみて問題はないようです。
使用例1
=DATEDIF("2000/4/1","2024/4/1","Y")
(2000年4月1日生まれの人が、2024年3月31日(引数としてプラス1日した日付を入力)時点の満年齢(24歳))
使用例2
=DATEDIF("2000/4/1",TODAY()+1,"Y")
(2000年4月1日生まれの人が、ファイルを開いた日の満年齢を返します。)
使用例3
セルA1:2000/4/1(シリアル値)
セルB1:2024/3/31(シリアル値)
=DATEDIF(A1,B1+1,"Y")
(2000年4月1日生まれの人が、2024年3月31日時点の満年齢を求める(24歳))
(2024年6月15日投稿)