せっかく元町に来たのに何も買っていないわ~
という事で、ここは外しちゃいけないお店、
喜久家洋菓子舗です♪
昔ながらのケーキ屋さんっぽいのですが、歴史がありまして
1924年創業のお店で、山手の外国人居住地と山下町外国人商館とを
結ぶ通勤路として、当時の元町通りは多くの外国人で賑わっていました。
ある日スイス婦人がレシピを持ち込んで、ヨーロッパ仕込みの
ケーキ職人だった先代にケーキを焼いて欲しいと頼みました。
婦人が大変満足する品が出来上がると、そのことが山手で評判になり、
次々と各国のケーキレシピが集まってきて、喜久家はどこの店よりも早く
ヨーロッパのケーキを作ることが出来たのでした。
ですから喜久家のスイーツは居留地のたくさんの婦人達が教えてくれた
洋菓子の味が原点になのです。
昔は港町が栄えていましたので、横浜は色々なものが入ってくるのが
早かったのですが、こういう伝えられかたというのは特殊だと思うのです。
店舗には販売スペースに飲食スペースもあります♪
こちらでは飲食はしないで購入しました。
あ、そういえば店内撮影禁止って書いてあったわ。
そんなことで撮影はしませんでしたけど、
何かあったのかな?
今回の購入品です♪
ラムボール(夏季・要冷蔵)
これは絶対に外してはいけない喜久家のベストセラー商品!
この昔からありまして、ラム酒を効かせた生地を、
チョコレートの中で発酵させたお菓子です♪
発酵させる?ってよく解らないですよね。
ラム酒に1ヶ月ほど漬け込んだレーズンやナッツ類を
スポンジの生地に混ぜ合わせて、2~3日寝かせて
発酵させるのだそうです。
発酵させている間に、レーズンに染み込んだラム酒が
生地にゆっくりと馴染んいき、香り高いしっとり滑らかな
生地に仕上がっていくのだそうです。
店頭に並んでいる商品は完成して2~3日経ったもので、
出来立てものよりも2~3日経ってからの方が美味しいのだそうです。
お酒に長期間漬け込んだラムレーズンの生地との馴染みや香りが
おいた方が格段に美味しくなるそうですよ♪
コーティングのチョコレートは、夏場は溶けにくく、
冬場は固くなりすぎないよう、季節に応じて素材の配合を
微妙に調節しているそうです♪
ラム酒の香りもいいし、風味もすごい!
日本茶やコーヒー・紅茶にもリカーにも合いそうですが、
ラム酒がかなり効いているので、娘ちゃんは顔が赤くなりました(笑)
お酒に弱い方やお子様にはおすすめできないです。
滑らかでしっとりとした舌ざわりスポンジ生地に、口の中でとろけるチョコレート♪
そして、口の中にはラムレーズン風味と鼻に抜けるの香り。
大きさはゴルフボールくらいの大きさなのですが、見た目以上に
満足感のある大人のスイーツです♪
いちじくパイ
りんご1個を使った大きめのパイもありましたが
いちじくが好きなのでこちらの小さなパイにしました♪
パイはサクッとして甘くは無いのですが、
中に入っているしっとりとしたスポンジが甘いので
パイ皮と一緒にいただくとちょうどいい甘さで
いちじくの風味もして美味しい♪
以上が購入品でした♪
美味しくいただきました、ごちそうさまでした(*⌒▽⌒*)
創業当初から続く喜久家の人気商品は他にありますので
また機会があったら購入してみましょo(^o^)o♪
喜久家洋菓子舗
横浜市中区元町2-86
TEL:045(641)0545
営業時間:10:00~19:45 / 10:30~18:20(月曜日)
定休日:不定休
(原則:第3月曜日、または第4月曜日、ただし当日が祝祭日の場合は営業)
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