本日の朝ドラ「オードリー」、ジュリー演じる ゆうさんの出番は有りませんでした。滝乃さんはウザイけど、ゆうさんは見たいのに~ 残念です 今日は、舟木一夫さんが演じる時代劇スター、クリキンが隠し子のタイガー・ウォンと対面する話でした。
クリキンを演じている舟木一夫さんは、1944年産まれでジュリーより4歳上です。デビューは1963年、私の世代の方なら御三家と言われた、青春歌謡のスターということは御存じでしょう。
以前に、ジュリーの前は誰のファンでしたか?とジュリ友さん達にお尋ねしたら、舟木一夫さん、と答える方は少なからずいらして、実は私も御三家の中で一人を選ぶのならば舟木さんでした。しかしその後、新時代の到来を思わせるグループサウンズの勢いの有るサウンドや、見たこともないジュリーの美少年のルックスを目の当りしたら、一気に御三家は古いものになり果てて、私たちの眼の前からは吹っ飛びました(^^;
舟木さんはその後は自殺未遂などショッキングな事件がありましたが、ファンを大切にし、去年の東京フォーラムでのコンサートは完売だったそうです。ジュリーよりも上の年齢で、東京フォーラムでライブを開催出来るアーティストは限られるんじゃないでしょうか。スゴイな~と感心しました。
昨日の、サリー出演のNHKドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」
いったい、サリーは何歳の役柄なんだろう?と思いながら見ました。サリーの田中さんは茫洋とした大男ですが、子供たちとは目線の高さが変わらず、いつの間にか仲良くなっていきました。まるで童話の中の大男と三人の小人みたいです(^-^) スケボー好きの子供たちが、天涯孤独の田中さんと心を通わせていくさまは微笑ましく、素直でほんとうにいい子たちです。
終戦の日に戦争を語るドラマでありながら、戦争の場面はいっさい出てきませんでした。ただ、田中さんのお話だけで戦争は語られて、それでも戦争の悲惨と悲しみが伝わってきて、こういう描き方もあるのだと思わされました。私の世代はまさに「戦争を知らない子供たち」だけど、親が戦争を体験していて、直接 話を聴けました。ところが今の子供たちには戦争は、教科書の中の遠い歴史上の出来事でしかない。この先に伝えていく事の難しさを感じています。
岸部一徳が語るザ・タイガース「『火のような後悔』があったのだろう」〈特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」きょう〉
(一部抜粋)岸部が今回のインタビュー依頼を受けたのは、本誌の休刊という節目に「そろそろ自分のことを話してもいいかな」と思ったからだという。普段はテレビのバラエティー番組はおろかインタビュー番組にも出ない。取材はほぼ新作映画の公開時に、雑誌や新聞など活字メディアに絞っているのだという。
そういえばサリーは去年は珍しく、堺さんとTVのトーク番組に出ていました。ザ・タイガースのこととか、どんどん語って頂きたいと思います。
(一部抜粋)(希林さんは)80年代に入り、芝居のうまさで世間から注目されるようになった。「あのころ、希林さんは、上手な芝居を少し、見せるようになったなと思った。そこからひねくれてるというようなイメージも取れてきて。晩年の作品を見ると、俳優としてのすごさよりも人間の優しさが溢れているようにも見えた」
確かに!と思いました。寺内貫太郎一家の きん婆さんなど、エキセントリックな女優(私生活も含めて)というイメージがありました。ところがジュリーも出演した「はね駒」の希林さんは、家族に対して慈しみ深い母親でした。主人公のまだまだ子供でギャーギャー煩いばかりの、おりんちゃんに対して、人間としての美しい正しい生き方をピシリと諭します。本当に素晴らしい母親役でした。