夕方、友達と一緒に 映画「おいしいコーヒーの真実」を観てきました。
私はコーヒーが大好きで毎日欠かさず飲みます。
コーヒーの全世界での消費量は、1日に約20億杯にもなるそうな。しかしコーヒー豆は世界市場において石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、コーヒー豆生産者は困窮しているという現実を知って、これは観てみたいと思った。
映画の主演は、「コーヒー発祥の地」エチオピアの小農民と農協。エチオピアはタンザニアと同様、東部アフリカの最貧国で、小農民がコーヒー生産を担いコーヒーへの経済依存度がより高い。「モカ」の生産国で、日本はブラジル、コロンビア、インドネシアに次ぐ第4位の輸入量。
コーヒー農民協同組合を設立して小農民の生活水準引き上げのために奮闘し、コーヒーの調達と販売に奔走する、タデッセ・メスケラ氏とともに、コーヒーが農家・農場からスーパーマーケット・カフェに至る世界旅行を体験。毎日飲むコーヒーがどのように生産・流通・加工されるのかを知る。
コーヒー農家はコーヒー価格の1~3%しか現金を得ることが出来ない。収穫されたコーヒー豆はすべて人の手によって不良品の豆を選り分ける。彼女達の日給は8時間働いて0.5米ドル。時給で計算すると約15円。
そのため最低限の生活さえ出来ず、緊急食糧支援に頼らざるを得ないという現実。栄養失調の影響を一番受けるのは子供たち。
以前テレビで一軒のコーヒー農家を取材した番組を見たことがあるのです。
彼らの収入は、日本円にして一年で約5000円。
7人の子供たちのうち、2人は栄養失調により亡くなった。番組中では今日も何も食べるものが無いからと、大人も小さい子供たちもブラックコーヒーを飲んでいた、その光景が頭に残っています。
気になったキーワードは、「NY先物価格」「多国籍企業」「WTO世界貿易機構」「フェアトレード」。
世界経済のことはよく分からないけど前の3つは深く関係があるらしい。特に一つ目のキーワードは近頃の原油価格高騰、ガソリン代の値上がり、の原因の1つとか・・・
この映画の中のことが、全てではないだろうと思うけど、私にも出来ることは、無関心をやめて、意識を持った賢い消費者になることくらいかなあ。
写真は、映画館入り口にあったコーヒーの木。毎日飲んでいるコーヒーだけど、木を見たのは初めてです。
おいしいコーヒーの真実 公式ホームページ
私はコーヒーが大好きで毎日欠かさず飲みます。
コーヒーの全世界での消費量は、1日に約20億杯にもなるそうな。しかしコーヒー豆は世界市場において石油に次ぐ巨大な国際的貿易商品でありながら、コーヒー豆生産者は困窮しているという現実を知って、これは観てみたいと思った。
映画の主演は、「コーヒー発祥の地」エチオピアの小農民と農協。エチオピアはタンザニアと同様、東部アフリカの最貧国で、小農民がコーヒー生産を担いコーヒーへの経済依存度がより高い。「モカ」の生産国で、日本はブラジル、コロンビア、インドネシアに次ぐ第4位の輸入量。
コーヒー農民協同組合を設立して小農民の生活水準引き上げのために奮闘し、コーヒーの調達と販売に奔走する、タデッセ・メスケラ氏とともに、コーヒーが農家・農場からスーパーマーケット・カフェに至る世界旅行を体験。毎日飲むコーヒーがどのように生産・流通・加工されるのかを知る。
コーヒー農家はコーヒー価格の1~3%しか現金を得ることが出来ない。収穫されたコーヒー豆はすべて人の手によって不良品の豆を選り分ける。彼女達の日給は8時間働いて0.5米ドル。時給で計算すると約15円。
そのため最低限の生活さえ出来ず、緊急食糧支援に頼らざるを得ないという現実。栄養失調の影響を一番受けるのは子供たち。
以前テレビで一軒のコーヒー農家を取材した番組を見たことがあるのです。
彼らの収入は、日本円にして一年で約5000円。
7人の子供たちのうち、2人は栄養失調により亡くなった。番組中では今日も何も食べるものが無いからと、大人も小さい子供たちもブラックコーヒーを飲んでいた、その光景が頭に残っています。
気になったキーワードは、「NY先物価格」「多国籍企業」「WTO世界貿易機構」「フェアトレード」。
世界経済のことはよく分からないけど前の3つは深く関係があるらしい。特に一つ目のキーワードは近頃の原油価格高騰、ガソリン代の値上がり、の原因の1つとか・・・
この映画の中のことが、全てではないだろうと思うけど、私にも出来ることは、無関心をやめて、意識を持った賢い消費者になることくらいかなあ。
写真は、映画館入り口にあったコーヒーの木。毎日飲んでいるコーヒーだけど、木を見たのは初めてです。
おいしいコーヒーの真実 公式ホームページ
フェアトレードの意味・・深いですね
「おいしいコーヒーの真実」
気にはなっているのですが、まだ観ていません
けれど、珈琲を扱う者にとっては
知っておかないといけない真実がありそうですね・・
実際、安くで仕入れることが先で
フェアな取引きからさけてしまうのが
実状なんですよね・・
現実、フェアで取引して当然売値も上がり
せっかく焙煎した豆が売れ残りロスとなる・・
鮮度が命なだけに個人でするにはリスクが大きくて・・
世界が考えを変えないといけないのかなと思っています
実際、すべての物をフェアに取引すると
今、買ってる物、全ての値段が大きく変わるんでしょうね
少し面白そうな気もします
Name:terumin Date:2008/08/31(Sun)
Teruminさん、はじめまして!コメントありがとうございます!
「おいしいコーヒーの真実」は、主に
エチオピアのコーヒー生産者の視点で
描かれている映画だったので、
もっと踏み込んだ事実を知りたかったなぁ、
とも思います。
実際、コーヒーを仕入れる側からすれば、
少しでも仕入れ価格を低く抑えたいし、
私達も安い方を選んでしまいます。
と言っても、フェアトレードの事を
知ったのは最近ですし、貿易や仕入れなどに
関わることは無いので、消費者の立場としての
意見しか言えないのですが・・・。
でも、最近スターバックスやファミレスとかでも、
レジの横でフェアトレードのコーヒー豆が売られていたり、
フェアトレードについて小さく展示してあったり
したのに気付きました。
コーヒーではないですが、以前
「チョコレートの真実(原題:ビターチョコレート)」
と言う本を読んだことがあります。
この本は、児童労働・強制労働・政府の腐敗
・多国籍企業・貿易の歴史・フェアトレード運動の現実、
等々について書かれていました。
本当に根が深くて複雑な問題なんだなぁと分りました。
その中で「児童労働を無くすなら、企業は今の約10倍の価格で
カカオを仕入れなくてはいけない」と言っていました。
そうすると、私達の手に届くときはいったいいくらになるんだろう?!
板チョコ1個1000円以上??大好きな6個入りチョコパイは2500円??
みんなチョコレート食べなくなるかなぁと思いました。
Teruminさんがおっしゃった通り、
もし全部、フェアトレードになったら
全ての値段や、それに政治とか全部のことが変わるんだろうな
と思いました。
Teruminさん、貴重なご意見ありがとうございました(*^_^*)♪
Name:いっきゅう Date:2008/09/01(Mon)