“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

全原発廃炉の独り言

2012年03月21日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。今日は、原発の稼動に反対する独り言です。

クラッシックカー愛好家の方たちは、高級車というか風格のある車をデザインや雰囲気で、それを所有しているのだと思います。たまに乗る時も猛スピードで走ろうなんて思っていないでしょう。性能が良いから所有している訳ではありません。

自家用車を選ぶときに、「1970年台のクラウンですが、エンジンは点検しているし、ブレーキパッドも取り換えてあるし、電気系統も点検していますから、最適ですよ。いかがですか?」「車検は1年に一回する必要がありますが、定期点検をすれば安全ですよ。故障した時には部品が無いので手作りになりますが・・・」と言われても、私は絶対に買いません。なぜかというと安全性の信頼がないからです。

現在ある原発の多くはポンコツです。テレビで言えば、昭和30~40年代の真空管とブラウン管を使ったテレビで電気を入れてから見えるようになるまで数十秒かかるようなものではないですか。真空管の部品は売っていないし、電気配線もハンダ付けがはげかかってきました。見えない部分の金属疲労もひどいでしょう。

こんなテレビが便利だ、安全だと言ったって誰も信じないのに、原発だけはこのような議論にならないのが不思議です。

コンピューターの世界では、だいぶ前からドッグイヤー(ちがうかな)とか言って進化が激しく進んでいます。5年前のパソコンなんか中古でも買取りをしてくれずにリサイクルに回します(リサイクル料金を払って)。iPADだって日本で震災の影響で発売が遅れましたが昨年5月か6月にはiPAD2が発売されました。そして今年3月には「新しいiPAD」が新発売されています。

それが何ですか、自動制御もできないような原発の技術って、昭和の戦後すぐの技術ではないですか。そもそも、自分の出す廃棄物を処理できない原発産業は産業として生まれた時から欠陥品です。

建築基準だって昭和40年代から何回も何回も変更されているのではないでしょうか。だから震災でも宮城県では建物の倒壊が比較的少なかったのですよ。昭和に建てられた原発の建屋は「張りぼて」とアメリカ人の専門家から言われて当然です。

今日は、あまり裏付けの無い、独り言でした。でも多くの方も同じように思っているのではないでしょうか。

なによりも原発のウラン原料は、世界の現在の原発数でも45~80年しか埋蔵量が無いと言われています。そして数万年後の人類や地球生命にまで迷惑をかけるのです。たとえ3万年前のネアンデルタール人が危険なものをどこかに大量に隠していても後世の人類には、そのありかさえ継承されていないのではないでしょうか。

世界中の原発を廃炉にしましょう。

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