こんにちは、蜂助です。
ハツユキカズラ(初雪蔓) 新芽が白く初雪のように見えるから付けられた名前ではないでしょうか。わが家の、このハツユキカズラが真っ赤に紅葉しています。仙台市では落葉樹の落ち葉がいたる所で舞いはじめました。
野球の話は遠慮しておきますね。昔のこのブログを見ていたら、我ながら「いいこと言っているな」と思ったものがありました。2011年11月30日の書き込みですが、コピーしてみます。
ファシズムは決して夜にやってこない。
仕事が無い、将来が見えない、国は何もやってくれない、こんな時に堂々とやってきます。若者も、労働者も元気の良い勢いのある者に憧れるのでしょうか。つい、心が奪われてしまいます。
いつのまにか、弱いものが今よりもっと虐げられます。虐げられているのに、自分よりもっと弱いものが、見えるようにされてしまいます。そして知らないうちに自分も弱いものをいじめてしまいます。いや、そのように仕向けられます。弱いものを生贄(いけにえ)にしないとファシズムは成り立ちません。
ファシズムは、向かうべき「敵」をでっちあげます。社会が向けるべき怒りをでっち上げた「敵」に向けさせるのが目的です。みんな、本当のものが見えなくなってしまいます。
ファシズムは化け物のように膨らんできます。小さいうちに摘み取る以外に方法がありません。
ファシズムは決して夜にやってきません。白昼堂々とやってきます。
以上ですが、この書き込みは大阪の橋下グループのことを言っていました。あれから2年近くが経っていますが、日本維新の会の勢いは弱まってきたものの、自民党の衆参での過半数議席獲得により、事態は深刻化しています。
プロ野球に熱中しているうちに、今週の国会で「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案」を審議している衆院国家安全保障特別委員会で本日11月5日に質疑を行うことになっています。自民党は、11月6日に安倍晋三首相の出席のもとで質疑を開き、この委員会で法案採決させることを提案しています。そして11月7日には衆院本会議で通過させようとしています。さらに、これに合わせて、秘密保護法案の審議入りを狙っています。
国民がほとんど知らないうちに、白昼堂々とファシズムの道を切り開こうとしています。
何が秘密だかわからないような、秘密保護法案を成立させようとしているのは国民の知る権利を侵害しているだけでなく、戦前の国家体制に戻すような恐ろしい動きです。当然、原発事故も汚染水もテロの対象になるとして、国民への情報を全く出さなくするのは明らかです。汚染水問題深刻化させているのは情報が日本国民にも世界にも明らかにされていないからです。
アメリカ合衆国では、原発関連に働く全従業員に対しての適正評価は、核物質の流出やテロ防止などの理由から合法とされています。日本でも、秘密保護法が成立したら、当然、同じ理由を付けて原発関連従業員の身辺調査が行われることでしょう。そして、原発の内部の情報は全く国民に知らされなくなる可能性もあります。
国会の動きを注目しましょう。
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