岩出山有備館周辺です。
早く決めて、各自治体の除染を開始することが必要です。セシウムの半減期が長いので、年単位での時間経過では帰還を早めることはできません。また、完全に避難している地域は別にして、現在も居住している地域も含めて、汚染されています。その汚染地域も除染物の保管場所がないために、除染が進まない問題に直面しています。政府、東京電力がその最大の責任を負うべきですがまったくその役割、義務を果たしていません。口では総理として、内閣として責任を持ちますと言っていますが、実態は何も出来ず、ただただ、時間が1年半たっただけです。
また、福島県知事佐藤知事は、原子発電を進めた政治家であり、その点では、東京電力の要求を受け入れて、推進した人物です。福島第一原発事故の責任を取り、本来であれば辞任し謝罪すべき人物です。最低限の責任を果たすべきです。
<中間貯蔵施設の立地 「私の責任で判断」福島知事>
佐藤雄平福島県知事は28日の県議会9月定例会で、福島第1原発事故の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の立地について「私の責任で判断する」と述べた。県はこれまで、立地候補地とされる同県大熊、双葉、楢葉の3町を含む同県双葉郡8町村の意向を確認するとの姿勢にとどめ、県議会から知事のリーダーシップを求める声が強まっていた。
佐藤知事は施設受け入れの可否判断の条件として大規模な地震や津波への備え、候補地選定過程の説明、調査の期間や手順の説明を挙げた。その上で「施設の重要性を踏まえ、広域自治体としての県の役割を果たしたい」と語った。
環境省は中間貯蔵施設の概要を関係自治体に個別に説明しているが、説明不足を理由に県や関係町村は立地調査受け入れの判断を保留している。
中間貯蔵施設は2015年1月に廃棄物の搬入を始める計画。政府は貯蔵開始後30年以内に福島県外で最終処分する方針を法制化する。
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