“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

再生エネルギーで仲間外れ

2013年06月14日 06時00分03秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

コモンマロウ。  ヨーロッパや北アフリカ原産の植物で、ハーブティーに使われるハーブです。日本名「薄紅葵(うすべにあおい)」。この花を乾させてハーブティーにすると珍しく青いお茶になります。理科の実験のように、このお茶にレモンの汁を垂らすとあら不思議、ピンク色に変わります。ほとんどリトマス試験紙の世界です。

アメリカの調査会社が、「日本が2012年の太陽光市場で世界一になった」と発表しました。しかし、明るいものではありません。太陽光の設備投資で世界一になったということで、日本は設備費が高いから一位になったのであり2012年の設備投資をした発電量は中国が世界一です。また日本で2014年までに登録した発電施設設置に認められる電気の有利な買取制度であるFITが締切りに近いのも影響しています。言わば、駆け込みです。こんな事情なので当然、瞬間芸のように今だけの世界一であり将来的には全く見通しはありません。

世界を引っ張ってきたヨーロッパの1~3月の新規導入量は、電気買取の低下などを背景に前年同期比で34%に減少しました。しかし、総発電能力では、12年末時点で世界一はドイツであり、第五位の日本は大きく水をあけられていて逆転の可能性はありません。

6月12日「再生可能エネルギークラブ」が結成されました。中学校の部活ではありません。ドイツ、イギリス、フランス、中国、インドなど10か国による組織です。日本は参加への声もかけてもらえませんでした。新聞の見出しには「日本蚊帳の外?」です。ドイツ環境省の報道官は「世界のさまざまな地域から、特に再生エネルギーの普及に野心的な国に声をかけた」と説明しています。

世界から、日本は再生待能エネルギー開発ではなく、原発に熱心な国と見られていることを恥ずかしく思います。

 

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