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【回想】藤岡幹大氏のレッスン

2018-05-24 07:37:48 | 弦楽器
BABYMETALの藤岡幹大氏について、ギターを、直接教わった時期に、バイオリンも弾いていることを話したことがあったが、他に楽器をやっていることを咎められたりすることはなかった。あの時期、同じスクールには、幼少期にバイオリンを弾いていたガルネリウスのsyuもいたためだったからかな。バイオリンの重音奏法やピッチカートのことまで、知っていた。
ホワイトボードに、よく使うコードとスケールを書いて、まずはお手本に弾いてもらい、その拍子にあわせて、順番に弾いて、音楽の流れを作っていくレッスンが中心だったが、持参の譜面を弾けるようなレッスン(アドバイスを受ける程度)も取り入れてもらった。
私は、バイオリンを、譜面の通り(極力忠実に)弾こうとする習慣(心意気だけかなw)があったため、ギターのレッスン中に、それに気がつくと、それではダメ。確かその箇所では、こんなコード進行に変えて弾くこともあったはず、と変わったバリエーションの弾き方や、ロックはその音程通りにではなく、♯(半音上げ)してナンボ!のときもあるよ、と教えてくれた。
確かにそうだと思った。例えば、ハロウィンの初代ボーカリスト、キスケは男性だが、男性がいかにハイトーンボイスを出して歌うことに、その当時は、熱狂していたファンが多かった。それ以来、バイオリンにおいても、その通りに譜面を読んで弾くことより、♯したり、そこにない音(装飾音程度)を足して弾くようになった。要するに、まともに、譜面を、読んで、弾いていられるか!!
譜面に従う(縛られる)必要はないだけで、決して、必要ないものではない。クラシックではなく、HR/HMの世界でも。

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