Nonsection Radical

撮影と本の空間

昨夜のコメントから質屋の話

2012年09月21日 | Weblog
昨夜のコメントでbw02yokoさんという方から(笑)、”どうして質屋は裏手にあったのか”と書き込みがあった。
確かにイメージとして質屋は裏路地の奥まったところにワケアリの感じで土蔵を伴って店を開いていた感じがする。
しかし、いろいろなところを歩いていて、あるいは昔の質屋さんを思い出してみると、意外と質屋さんってそういう場所にではなくあったのだ。
質屋のショーウインドウを覗くのがなんとなく楽しくて、以前からどんな質流れ品があるのかと観察していたので、質屋の記憶はあるのでたどってみると、裏路地にあることもあるが、多くが普通に歩いている道に面してあることを思い出した。
試しに、地名と質屋というキーワードでグーグルマップで検索すると、やはり裏路地よりも道路端にある事が多い。
質屋というのは、そうそう場所を変えたりしないので昔からその場所で営業していたのだと思う。
それとも裏路地あった質屋はすでに消滅し、表通りの質屋だけが現存しているだろうか。
店の作りとしては、入り口が表から見えにくいようになっていて、入るのを周囲から見えにくい工夫がされているところが多いが、ガラス張りのショーウインドウがあって、その横に入り口があるところも多い。
そういう事から、質屋は裏路地というのは思い込みではないのか、と。
もちろん地域差もあって、奥まったところにひっそりと店がある地域もあるのだろう。
でも自分の見た場所では、そういうところはあまりなかった。
ためしに自分の住んでいる場所で質屋を検索して、どこにあるのか確かめてみてはいかがだろう。




ききょう通り商店街 京都府福知山市


道町通り 和歌山県湯浅町
コメント
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