街撮り動画カメラ

街並みの動画を撮影するのにソニーのアクションカムを使っているのは、いわゆるビデオカメラを持ち歩くのがツライお年頃になったからだ。
ところがこの手のカメラは画像が悪い。
近距離にピントが合うように調整されているため、街並みのような中距離以遠はピンボケだ。
”公式”的にはパンフォーカスつまりどこにもピントが合っているということになっているのだが、そんなのはウソで2mまでぐらいしか合わない。
大抵のことは気にしないで写真や動画を撮影する拙者であるが、実はピントにはうるさいんです、これでも。
コンデジに使うような小さなセンサーに超広角レンズをつけているから本来パンフォーカスになるはずなのだが、絞りもないので調整が効かないのだろう。
まあ本来の目的とは違う用途で使っているので仕方ないのだけれど、街撮り動画のカメラって他にないからなんとかならないのかと思ってしまう。
ビデオカメラでもさらに広角にするためにワイドコンバーターレンズをつけるけど、それでも足りない。
ハヤリはレンズ交換式一眼カメラに超広角レンズをつけてとなるが、それでは当初の「軽いカメラ」とは程遠くなる。
そんなことをツラツラと最近考えていたら、スマホで広角動画が撮れるという話を知った。
あんな豆粒みたいなセンサーで・・・
などと考えていたら、なんとまあ、スマホのセンサーってコンデジ、あるいはアクションカメラと同じなのね。
だったらユニットごと移植して小さな動画カメラを作ってくれ〜と思ったのだけど、そんな需要はないのだ。
世間ではスマホでいいのだ。
スマホがコンデジもアクションカメラも凌駕するのだ。
やはりアクションカメラなどはあるシーンでのみ需要があるだけなのだ。
だからこの先発展は望めないだろうな。
希望はスマホだけだ。
そのうちスマホで街並みを撮影するようになっているだろうな。
つまらない世の中だけど仕方ない。