Nonsection Radical

撮影と本の空間

イメージを形にして考える

2020年06月23日 | Weblog
ちょっと思うところがあってとりあえずの4X5カメラで東京アジェ計画を進めているのだが、どうも頭で考えるのと実際に撮影するのとではイメージしている事が違うような気がしている。
ひとえに素人が慣れない事をするとこういう事に陥るという典型なのだが、その違う感覚を言葉にする事ができないので、実際に”プレ撮影”してみて納得するしかないのだ。
以前から人知れず「表層剥離」というサイトを作って素敵な建物の表面だけをはがし取っているのだが、これはこれでコンデジを使って”好きに”作っているんだけど、大判で進めているのは”こういうのじゃない”んだよな。
ではどういうのかとなるのだが、撮影というのは自分の場合、現在はコンデジ、シフトレンズを使ったデジカメ、4X5、8X10となるのだが、バイテンは実家に置いてあってまだ取りに行けてないので、現在はシノゴまでとなっている。
この陣容で、果たして大判で撮る意味のあるものってなんなのと考えてしまって前に進めないのが現状。
そこで実際に街を歩いて、物件ごとにこれはコンデジで十分、これはシフトレンズ、これはバイテンでしょうと分けていこうというのが今日のミッションでした。
実際にはコンデジとシフトレンズデジカメを持って動いたのだが、やっと納得がいく感覚が得られた。
ほとんど街に大判物件はない。
コンデジで十分だ。
それでもバイテン物件もある。
口絵の画像はシフトレンズで撮影したのだが、こういうのはバイテンで撮ると”映える”んだよねぇ。
で、意外と28mm相当のレンズでは扱えない物件が多くて、シノゴだと65mmとかバイテンで120mm案件になってしまう。
そうやって考えれば田中長徳さんの28mm相当のレンズの使い方ってスゲーなと今更ながら感心してしまう。
今後は街を歩いて大判物件をピックアップしていく作業となる。
そして”とりあえずは”シノゴで撮って、早い時期にバイテンをピックアップしに行かないと。
最近ますますヒザと大腿骨の関節が痛くなり、歩けなくなる時期が意外に早く来そうなので、出来る事はしておかないと。

それにしても我が家のレティナディスプレイで見ると画像がボンヤリとしか表示されないんだけど、みんなのモニターではちゃんと表示されているのかしら。
良い方法があればご教示くだされ。
コメント
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