Nonsection Radical

撮影と本の空間

4月23日 勤労無罪

2021年04月23日 | Weblog
再び緊急事態宣言ということで”連休明け”まで”自粛”ということだ。
もう飽きるほど繰り返して言ってるが、最初から政府行政の対応は変わらずに、感染者が出たら部分的につまむ。つまみきれなくなったら行動自粛して感染者を減らす。減ると感染者をつまむ。の繰り返し。
これが当初考えられた”医療崩壊”を防いで”管理”していく方法で、現在もその延長線上にある。
あくまでも緊急事態に対応することなく(つまり一時的に資金人員を投入することなく)将来に向けての医療体制簡素化への道筋を変更しない方法なのである。
イメージ的には、資源の乏しい島国である日本が欧米の植民地主義侵略に対抗するためには、効率的に資源を投入して短期決戦で終えるしかないという当時の考えと同様であろう。
どちらもアテが外れたのは、短期で戦いが収束する気配がなく、当初はうまく行ったと思われた作戦がその後は通用しなくなり、それでも最初の成功体験が忘れられず、かつそれしか方法はなく、通用しなくなった作戦を何度も繰り返して被害を大きくして行き、最後には・・・という流れである。
連合国は今回も物量作戦で戦いを乗り切ろうとしている。果たして結果は・・・

前回以上に周知対応策は雑になり、宣言されたからどうなるのか詳しく知るものはいない。
ただ連休中の移動を制限して感染者の発生を抑えるだけ。
そして感染者が減ればまた日常に戻り。
その間にオリンピックを行ない、ワクチン接種を終え、抗体を持った人たちが増えて無事収束宣言。
となるのですかね。

今回は街場に人を集めないために人が集まりそうな大規模店舗、劇場、書店など飲食店以外にも閉店強要される。
街へ出る動機づけをなくす作戦なのだろう。
ただしここには通勤のサラリーマンは含まれない。
ひたすら働いて、すぐに帰宅をうながすのだ。
働き蜂の面目躍如である。
当方も当然そのように振る舞う。
勤労無罪である。
コメント
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