Nonsection Radical

撮影と本の空間

自動改札

2016年11月15日 | Weblog
電車の自動改札もすっかり普及して、最近では紙の切符とICカードの両用、ICカード専用の改札と分かれている。
これがまったく理解不能な区分けで、設置側ではICカード専用とすることでスムーズに時間短縮できる”はず”との思い込みがあったのだろうが、実際のところは、混雑時に改札前まで来ないと専用かどうかも確認できず、いざ改札をと思ったら専用改札で切符を持ってまごつく、という人が自分も含めて結構いて、スムーズへの思惑は外れてしまっている。
というのは、これまでも気になった部分なんだけど、最近は自動改札機の色に気がついた点が見つかった。
自動改札機は切符ICカード両用機とICカード専用機では本体の色が違っていて、両用機は各鉄道会社とも黒色なんだけど、専用機は緑とかピンクとか”変な”色に塗られている。
不思議なことにICカードを持つ多くの人が”変な”色の改札を避けて、黒色の改札を利用しようとするんだね。
横並びに改札が並んでいるにもかかわらず、隣の空いている”変な”色の改札を避けて、黒色の両用改札を利用しようとする。
こちらは切符利用が多いので、黒色改札しか利用できないにもかかわらず、他の改札が利用できるにもかかわらず前に並ばれたりして時間を取られるので腹がたつ。時には入場、出場でかち合ったりもする。
嫌味で「IC専用使えよ」と小声で、でもそこはかとなく聞こえるように舌打ちしながら呟くのだが、どうも”あの”色”が避けたいと思う心理を呼び起こすようだ。
なぜあんな”変な”色にしたのかデザインした(きっと”優秀な”=当然嫌味)デザイナーに泣くまで問い詰めたいのだが、きっと底の浅い理由があったのだろうな。
そんなことよりも、そもそもIC専用改札をなくしてしまえば、こんな”現場”での混乱は起きないのだから、ぜひとも次回更新時には両用改札機にしてもらいたい。
費用の点で問題があるのはわかるが、日頃口だけでも「顧客サービス」と言ってるのだから、これもサービスと思ってもらいたい。
最後に一つ。
ICカード接触部分にカードを打ちつけるように接触させる”お客様”がいるけれど、あの仕草は日頃の粗雑さが現れているのでやめたほうがいいと思う。
解決策はガラス製のICカードにして、強く当てると簡単に割れるというのがグッドアイデアだと思う。



長後歩道橋
神奈川県藤沢市高倉
撮影 2016年10月26日 水曜日 14時20分
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総評論家

2016年11月09日 | Weblog
海の向こうのアメリカ大統領選挙が終わり、新たな大統領が決まったようだけど、ラジオではそのニュースで持ちきりだ。
持ちきりで不思議なのは、未知数の大統領候補であったトランプ氏の”今後”をあれこれ評論する人たちが集まっているんだけど、誰一人として「そんなのわかるわけない」と言わないのだ。
余計なことに「街の声」などを訊くと、いっぱしの評論家気取りのようなケーザイの話などして、「お前、じゃあ現在の日本のケーザイ状況を正確に認識できてるのかよ」とラジオにツッコミを入れたりしたくなる。
未知の事態に遭遇した時には、何もせずにそっと様子を伺うというのがこれまでの日本人の”特性”だったことを自覚していれば、何も言わずに推移を見守るというのが”正しい”やり方だろうに。
それがネットの普及によるものなのか、自分も含めて(汗;)好き勝手なことを言っていいものだと勘違いしたシロートたちがどうでもいいことをアレコレその場限りの思いつきで口に出してしまう世の中になった。
そんな戯言は何の意味もないことである。
せいぜい言えることは「どうなるんだろうねぇ」程度のことだけだ。
そしてどうなっても黙ってそれに従っていくというのが、これまでの日本人であったのだから、今回も、これからも、そうやっていくのだ。
ただそれだけのことである。



長後商店街 2
神奈川県藤沢市長後
撮影 2016年10月26日 水曜日 13時30分
コメント (2)
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プロ用

2016年11月07日 | Weblog
シロートはさぁ、クロートあるいはプロ用と名のつくものを欲しがるじゃない。
そういうものを手にれると、なにか自分に特別な能力が備わったような気分になったり、プロが使うのだからきっと良いものに違いないと思って満足感を得たりするんだけど、まあ”自己満足”ってやつですか。
そういう需要もあるものだから、「プロ」と名乗ったシロート用のものがあったりして、プロの商売はあざとかったりするんだね。
身の回りのもので言えばパソコンとかカメラでプロ御用達と言われるものがあるけど、昔ほどアマ用との性能の差があるわけでない時代だ。
というよりプロ用とアマ用の垣根がなくなくなり、あるとすれば”業務用”という世界かもしれない。
それらはある種特化したもので、シロートでは持て余すこともあるし、必要もないものだったりする。
そんなものをシロートが持ち出してもあまり意味がないんだけど、ステータスを感じるのかね。
だったらプロの世界に行けば良いのにね。
こちとらいい加減歳をとれば自分の”実力”もすることもわかってくるので、カメラならコンデジで十分だとか、ホームビデオカメラでかまわないと思えるんだけど、ちょっと前まではパソコンにはやっぱりプロ用でないとなぁと贅沢な思いがあったのは、それだけ性能に差がつけられていたからなんだな。
マックを使ってきたんだけど、もう少し処理時間を短くしたいとか、メモリーを増やしたいと思ったらプロと名のついたものが用意されていて、それを欲しいと思ったんだね。
で、パソコンが売れなくなってアップルもマックに力が入らなくなって、仕事用のプロ機材としてマックに魅力がなくなってきて、久々に登場したMacBook Proに期待が集まって、そしてガッカリしたという話が聞こえてくる。
新機軸よりも圧倒的な性能を求めている(らしい)プロの人たちの需要に応えるものではないらしい。
そもそもプロ用とした17インチノートを止めた時から、売れないものは売らない姿勢が見えたんだけど、15インチノートにあれこれ詰め込んで、今度はシンプルに切り捨てて反発を買うような中途半端プロ用マックになったのが批判の中身のようだ。
個人的には17インチが”プロ用”の輝きだったんだけど、所詮はアマチュアの考えなのね。
でもいっそのこと、17インチを復活させて、そこに必要とされるものを詰め込んで、ノート一台で仕事ができますってものを出して欲しいんだよな。
以前は謳い文句に「焼け付くような」とか「圧倒的な」なんて言葉があったのに、最近はそんなもの感じられもしないしなぁ。
もうそんな世界は戻ってこないのかねマックには。



小田急 長後駅東口
神奈川県藤沢市下土棚
撮影 2016年10月26日 水曜日 13時20分
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暗示効果

2016年11月04日 | Weblog
困った時のサプリ頼りということで、記憶力減退に効果のある(といわれる)サプリメントをドラッグストアーにて購入。
こういうサプリの棚を見ていると様々な効果を匂わすものが多く置いてあるので、興味深く眺めていたのだけれど、アッチの方にも効果のあるというものは無視して、コッチの方をと思っているうちに、何を買いに来たのか危うく忘れるところであった。
で、ある種のサプリを買ったのだ。
求める効果は暗示効果(プラシーボ効果)である。
これを飲めば大丈夫という気持ちが効果を表す。
早速飲めばあら不思議。
気持ち頭がスッキリし回転も良くなった感じ。
これで暗示効果で飲んでいることを忘れてしまえば良く効く薬となる(笑)。
サプリが効いたのか、とんでもない失敗をしていたことを発見し(汗;)、次は忘れないぞと決意。



明神町4丁目の街並み 1
東京都八王子市明神町4丁目
撮影 2016年10月12日 水曜日 09時30分
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行き先調査

2016年11月02日 | Weblog
具体的都市名を出して無用の騒ぎを起こしたくないという気持ちもあるが、純粋に知りたいと思う気持ちが先立って、前もって他意のないことを断った上で書きたい。

神奈川県に相模原市という街があって、そこに橋本というターミナル駅があるんだけど、北へ行けば東京八王子、南へ行けば東京町田、神奈川横浜という各ターミナル駅へつながる国鉄横浜線の話。
この横浜線に橋本駅から乗ると真昼間であっても座れない。
座れないことに勝手に腹を立てているだけなんだけど(笑)、なぜ座れないのだと不思議に思うのだ。
当然朝晩のラッシュ時には通勤通学の人で南北とも混雑するのは当然なんだけど、そういう人たちが去った後の地方路線などは落ち着きを取り戻すものなのだが、南へ向かう電車は昼間だとガラガラで座れることが多いのに、北方向八王子に向かう電車は橋本到着時にはいつも座席が埋まり立って行かなければならない。
そして多くが終点八王子にまで行くのだ。
これが不思議でならない。
何をしに行くのだ?(笑)
確かに八王子では中央線につながり、あるいは京王線も乗り換えできるのだけど、それを利用するには中途半端な時間帯であっても横浜線は混雑している。京王線は橋本からも出ているし。
同様の時間帯であっても南行きの電車、町田=小田急線、横浜方面=新幹線、大都市横浜へ向かう人は多くはないのに。
乗客を見るとどうもこれといった特徴のある集団はない。学生やサラリーマンはすでに移動した後である。
八王子には駅前商店街はあるが、デパートはない。
駅前商店街は南方向の町田にも同規模以上のものがあり、おまけにデパートもある。
通常の感覚なら買い物へは南方向町田や横浜へ向かうのが普通だろう。
ではその買い物帰りかというと、そういう時間帯でなくても混んでいる。
とすれば、八王子(方面)へ行く人は何をしに行くのだろう。
余計なお世話であるが(笑)、当方は座れなくて困っている。
通常考えるべきなのは、自分と同じ理由で、というものだが、こちらは仕事がらみである。
そんな風体の人たちが乗っているわけではないのは見ればわかる。
なんとなく中高年が多い気もするが、やはり特別な年齢層があるわけではない。
終点駅まで行って、その後どこへ行くのかハッキリしない。
乗り継ぎをする人もいれば、街へ出て行く人もいる。
しかしなぜ南へ向かわず、北の果て(終点だからね)へ来たのか明確な理由が判明しない。
一駅二駅乗って買い物というのではなく、5駅10駅乗っての移動という南のターミナル駅通過してまでの理由が判明しない。
確かに八王子の駅前商店街はいつも人で賑わい、街も歴史ある興味深いところなんだけど、だからといって毎列車1000人単位で人を運び続ける理由が見えるわけではないのだ。
毎回、「あなたはどこから来て、何をしに行くのですか?」と問いかけたい衝動をこらえてつり革につかまっているのである。



新町の街並み
東京都八王子市新町
撮影 2016年10月12日 水曜日 09時20分
コメント (4)
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