今日は本業のさつまいものお話。
毎年10月にさつまいもを収穫して、追熟を経て11月から出荷が始まります。
さつまいもは寒さに弱く、寒くなると傷んでしまうため、年内中に出荷をしなくてはいけませんでした。
ですが今年はコンテナを保温庫として改装し、温度を一定に保つことができるようになりました。
そのため年を越して、2月になっても出荷することが可能です。
コンテナの外観
コンテナ内は12℃〜15℃の設定
設定温度より高いと電源が自動で切れ、低いと電源が自動で入る
こうして保温庫で保管されたさつまいもは
ひとつひとつ手作業で砂を払い、
1袋が650㌘位になるように袋詰していきます。それぞれ大きさが違うため、重さを揃えるのはコツがいります。
(これが650㌘)
袋分けしたものを、セロテープ(上部の赤い部分)でとめます
この日も60袋程の袋詰をしたのですが、外の気温とほとんど変わらない作業小屋で行うため、1時間半程の作業でも体が芯まで冷えます。
人間はぎっくり腰が再発しそうな寒さの中の作業でも、さつまいもは温暖な環境の中で出荷までのひとときを優雅に待ちます。
「箱入り娘」ならぬ、「箱(コンテナ)入りさつまいも」なのです。
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