リトミカメンテ、完勝で待望の初勝利！

4/21現在、栗東ＴＣ在厩。
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４月21日(日)福島７Ｒ・芝1800ｍ戦に53kg☆川又騎手で出走して初勝利を挙げました。２着馬に４馬身差の完勝で勝ち時計は１分48秒２、馬体重は前走からマイナス10kgの422kgでした。中団でレースの流れに乗ると勝負どころからマクっていきました。直線に入ると早々と前を交わし、最後は後続を突き放しています。川又騎手は「ゲートは速い方ですが、今日はじっくりと進めました。理想的な展開で完勝でしたね。イレ込みやすい点も今日はあまり見せず、成長を感じます」と話しています。
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【レポートの転載につき、サンデーサラブレッドクラブの許可を頂いております】

やりました！！！
リトミカメンテ待望の初勝利。


馬体重がマイナス10kgでしたので心配しておりましたがパドックでの動きは良好。これは…と密かに期待しつつレースを待ちました。

やや遅れ気味のスタートから、中段前目でレースを進め、３〜４コーナーでは外に持ち出し直線に向くと早くも先頭に。

持ったままで、ムチを振るう周囲の馬をもろともせずノーステッキの完勝でした。

ダートでデビューし芝路線に。一貫して1,800mを使われてきたリトミカメンテ。
中京→小倉→阪神ときて、福島での勝ち上がりになりました。

前走時の騎手コメントにもありましたが、現時点では小回りローカルがピッタリなのかもしれません。

いやあ、それにしてもこれがあの馬か？と思うような抜群の手ごたえで、昨日の福島牝馬と遜色ないタイム。
1,000m通過も59.9秒といいタイムでしたし34.7とメンバー中唯一34秒台で上がれましたので
ここは地力での勝利と言えそうです。

ただ、前走完敗だったオルフェ産駒のセラピアが本日のフローラＳでは掛かって惨敗。

改めてハマれば強いが外れるとダメなオルフェの狂気とも言える血の強さと恐ろしさを１日で体感しました。
(ダメと言いつつセラピアは今日も上がり33.3秒ですからパフォーマンスはすごい)

なので、リトミカメンテは今回の勝利で才能開花！とか言える状況ではまだないなと感じました。

いやーしかし、それでもやっぱり勝利は良い！！
しばらく愛馬が大井中心で残念ながら３歳未勝利引退なども重なりました。
個人的にはムーランナヴァン(引退)の唯一の勝利となった2017年9月以来の中央勝利ということで
本当に嬉しかったですね。

今日はお誘いを頂き府中のダービールームで観戦しておりましたが、一緒に見た仲間たちからも拍手喝采大歓声で隣の部屋の人が覗きにくるくらいに盛り上がりました笑

リトミカメンテ初勝利のお祝いを現地で…とはいきませんでしたが、
あの感じだとここで終わる器ではなさそうで今後にも期待できます。

過去にも書きましたが、早来の場長さんからも「走ることは好き。オルフェに本当によく似ている。ただし気性の話だけはしたくない」と言われた逸材ですw

次走がどこになるか？いつになるか？にもよりますが、今後を見守っていきたいと思います。
誰かが言ってたのを思い出しましたが、ステイゴールドは走り出すまでマトモに走るか凡走するかわからない、と。
つまり常に出たトコ勝負という馬だったそうです。
そんなバカなとその時は思いましたが、今改めてそれが事実かもしれないと感じる今日この頃。
今VTRで振り返ってみても今日はスタートこそ首を振ってましたが道中きっちり折り合って、抜群の手ごたえでのマクリ。
見ていてこんなに爽快なレースも珍しく、改めてツアーやGWの見学の時も感じたあのオーラは本物だな、と。これまでの出資馬とは違う「強さ」を実感できたレースでした。

募集から感じたポテンシャルの高さ、ようやくその一端を見ることができました。
チャカチャカして募集時も触れないくらいで、放馬はするわ怪我して縫うわ、いろいろ大変でしたが、その高い(であろう)能力を活かす前に引退終了という可能性もまだ残っていただけにまずは勝ち上がりが出来たことを素直に喜びたいと思います。

2017秋ツアーの様子はこちら
2018GWの様子はこちら

個人的には重賞タイトルに手が届く馬だと認識しています。

これから、一つずつ階段を上ってほしいと思いますね。体重減ってたし、一回お休みかな？
無理すればオークスの出走登録もできないわけじゃないですが今年は多分ハードル的にも無理だし夏の開催を目指すのかな？
いずれにしても、次も万全な状態でまたこの素晴らしいパフォーマンスを披露してくれることを願っています。

川又騎手で心配していましたが、上手く乗ってくれました。次に期待しワクワクしてしまいますね。

取り急ぎ、今日はお疲れ様でした。
ゆっくり休んでね。


最後に一言。
「ヨッシャーーーーー！！笑」