ようやく、2日目のレポートです。
公約どおり1ヶ月かかりました(笑)
2016年産を中心に、愛馬となったカルマートの16を見に行くツアーが一転、まさかの新規出資に巡り合ってしまう一日の物語です。
朝も早くから起き出して、御大先生に朝食で挨拶してからスタートですw
さすがにここ5年くらい毎回挨拶してるので、友人とセットでは覚えてくれてるらしいです。ツアーに長く来たかいがありました(?)。
朝はノーザンファームから。
(165)インダクティの16
友人の出資馬です。今や話題の中心、ロードカナロア産駒。動かしてもらったの見てましたが滑らかなストライドが好感触みたい。距離は不明ですがやはりマイル〜中距離かな。
このツアーの最中幾度となくカナロアの話題が出ましたが、産駒はもしかしたら2,000mまで持つのではないか?という話を何度か耳にしました。
そして来年は間違いなくこの値段では買えないと。
キャンセル募集で狙うか⁈(笑)
もしかして大種牡馬になるかもしれません。
しかしカナロアの産駒はキンカメ系の顔してますね〜
父に似ているというのは、走る馬のサインなのかもしれません。
2日目も現役馬展示がありました。
レーヴミストラル
さすが重賞ホース。堂々としています。
何より筋肉がやばい。お尻プリンとしてますが、この後肢が爆発的な差し脚になるのだなあと馬を見る参考にさせていただきます。
(183)ダークサファイアの16
今年の募集でネットを賑わせた産駒です。
キンシャサ産駒ということでどんな体型になるか楽しみにしていましたが、募集時よりドッシリとしてもしかしてこれは走るのか…と思わされる雰囲気を持っていました。
ノーザンファームイヤリングへ移動。
ここではお楽しみが…と言っても買えなかった馬なのですが。
(181)シークレットルームの16
クラーベセクレタの半妹です。
ゴールドアリュールに父が変わり、その醸し出す雰囲気から今年の第三希望で投票しました。
流星のCが特徴的ですね。
自分の馬を見る目はいいかわかりませんが、成績はソコソコ出てますかね。そんなわたしから見てこの馬も何がいいのか説明できないのですが(じゃあ語るなよ…)堂々とした雰囲気と力強そうな足腰を見るに長く活躍してくれそうな一頭でした。
シークレットルームはずっと地方だったので初めて中央の40口に出て来て期待していました。ただいろいろ悩んで第三希望で出して、第一希望確定で取れず。
結局余っていたので追加出資も考えていたのですが、秋ツアーで見ようかなと思っているうちにアレヨアレヨと満口になってしまいました。
縁がなかったといえばそれまで。
注目した馬だけに走って欲しいですね!
さて、近年活躍馬だらけのノーザンF。
ここでは有名人wの産駒を拝見。
(152)ジェンティルドンナの16
一口200万。ちょいとにわかには手が出ませんね。
ジェンティルドンナに似ている気もします。
(153)ブエナビスタの16
こちらは一口175万。垂涎の的です。
御大先生からもこれはイイぞ!とのこと。
まあ言われてもそもそもで買えませんけどね!!
若干大人しすぎる点が気になりました。
そして早来ファームへ移動。
このツアーのメインイベント、そう今年の出資馬カルマートの16とご対面です。
(162)カルマートの16<出資馬>
ラッキーナンバーを通り越して第二ラッキーナンバーであたるという強運を見せつけました!
6月より体重が大幅に増加し、422kg。小さいのですが。父オルフェーヴル。
父に似ているのが良いことならば、きっと三冠取れるw
とにかく、募集時よりもさらにしっかりと筋肉がついてメリハリのある体に。
そしてしっかりとした踏み込みと「走りたくてたまらない!」という雰囲気がヒシヒシ感じられる馬です。出資したから言うわけじゃないですが、いつまでも見ていたくなる不思議な空気の持ち主。
ただ、本人は「早く解放しろーー!」と言わんばかりにずーーっとチャカチャカと。他の馬たちが大人に見える程、グルグル動いていて全く落ち着く気配なし(笑)
インダクティを見習えーと言いたくなる程友人の馬とは対照的な仕草でした。ただ、歩かせてみるとおーさすがという感じ。やっぱり期待しちゃいますね。
早来の場長さんいわく、「走る気と気性の悪さは父譲り。とにかくじっとしてられない。走るのが大好き。気性についてはコメントしたくないw」という評価を頂きました。すげえな、よっぽどなんでしょう。
なので、「阪神大賞典に出るときは気を付けます。そもそもでそこくらい出れる可能性ある馬です」とのことでした。
距離が持つのか?とは思いますが、重賞に出るチャンスのある馬というのは嬉しいコメントですね。
ちなみにドリームジャーニーなどを含め一族を見て来た場長さんが、オリエンタルアートは感受性の高いA型タイプ、オルフェーヴルはメリハリのあるB型タイプ。この馬(カルマートの16)は間違いなくB型タイプだそうで。レースに行って爆発的に燃えるタイプなので暴走しないようにジョッキーには伝えますと言ってました(笑)
さあ、最後はノーザンファーム空港へ帰ってお昼ご飯かなと思って帰りかけたその時…
(ここから心の声との葛藤をお聞きください)
ん?
出口側に一頭いるな。募集中だって。
あ、◉してたシュペリユールの16だ!
へえー誰も見てる人いないけど良い雰囲気だなぁ。
でも社台かぁ。お知り合いも良いって言ってたな。
あ、スミマセン、ちょっと見ていいですか?
可愛いね、へえー耳が大きいんですね。クリスエスの走る馬の特徴なんだ、なるほど。
あ、歩かせてみてください。
おー、後脚バラバラだぞ(笑)でもいい空気感。
あっ!柔らか仕草をしている。
私が勝手に名付けた時々走る(と思う)馬がする動きです。これはいいかもしれないな。
社員さんがやって来た。
「こっちはどうですか?」前日から何度も来ては説明してくれる社員さん。「僕はね、この馬は一つ勝てる。間違いないと思ってる。」
「加藤先生もいいですよー!」
いやーそんなこと言われても…でもいいな。
引いてたスタッフさん可愛いしwいやいやそんなの馬には関係ない。
↓
バスにて
「いやーよかったなぁ、あの馬」
(半兄ヴェルラヴニールをもつお知り合いに加藤厩舎と血統的な良さを聞く)
↓
ノーザンファームYearlingにて
うーーーん、、どうしようかなぁ。
ノーザンの馬見たいんだけど…シュペリユール気になるなあ。
社員さんがやって来た。まただ。
「決めましたか?どうです?勝てなかったら責任とりますよ!」
ホント?いやーでもなぁ。馬は良かった。
顔も好み(スタッフさんではなく馬のです、念のため)。タイプ的にも堅実そうだし、ハマオリが未勝利引退の可能性あるしもう一頭買うのもアリなのか…
早来の場長登場
「あー、、あの馬は、いいですよ」
それだけ??
ちなみにノーザンファームでもカルマートの16の話で盛り上がるw馬見ろよ。
シュペリユールのあまりのコメントのなさに募る不安…
結局ノーザンファーム空港ではほとんど馬を見ず。
見ながらシュペリユールの16のこと考えていました。
そしてお昼。
よし、決めた!買おう。
↑
1億円の牡馬、マジックストームの16を横目に見ながらそんなことを決めた日曜日でした。
ただ、午後にもう一頭だけ見たい馬がいた為🐎心を悟られないようにwつとめて平静を装ってノーザンファーム空港牧場へ。ここで見たかったのが、ノーザンファーム最後の一頭募集中の144トレッビアーノの16。
いい馬でした。一口25万でしたし。でも写真撮るの忘れました…ちなみにもう満口になりました!
買えた方には掘り出し物かもしれませんね〜。
そんなこんなで、怒涛の2日目の見学もオシマイ。
秋ツアーはお昼超美味しかった!!
初日の夜はご飯もパーティー内容もあんまり…だっただけにランチが美味しいのは最高ですね!
友人が豚汁を3杯食べたのは内緒です…w
でも毎回この豚汁は絶品です。作り方教えて…いや売って欲しい!
ツアーのお土産が豚汁だったらいいのに(笑)
秋ツアーは最後にノーザンホースパークで1時間くらいのんびりする時間があるんです。
珍しく奥の厩舎群に行ってきました。アドマイヤジュピタ・デルタブルース・バランスオブゲーム・アロンダイト・インティライミなど歴々の活躍馬がいっぱい!
久しぶりに来て嬉しかったなあ。
何より今回の目的はこの馬を見ることでした。
ディープインパクトの母、ウインドインハーヘア。
言わずと知れたキタサンブラックの父ブラックタイドと伝説の名馬ディープインパクトをこの世に紡いだ歴史の原点とも言える2,000年代日本競馬の文字通り生みの親です。
自身が産み落とした産駒が実に15頭。
その勝ち鞍38勝!そしてディープインパクトがG1を7勝で獲得賞金15億円。ディープの子は1,365頭、1,461勝。重賞154勝うちG1を38勝。三冠牝馬ジェンティルドンナが13億円など日本のリーディングサイヤーとして君臨。
ディープインパクトの兄ブラックタイドはG2までしか勝てませんでしたが、産駒が活躍。653頭、173勝。重賞12勝、キタサンブラックがG1を5勝しています。
さらに競走馬として活躍できなかった産駒も種牡馬や繁殖で大活躍!
ディープインパクトの全弟オンファイア。未勝利勝ちだけでしたが血統を買われて種牡馬入りし298頭が誕生し47勝。キーンランドカップ勝ちのウキヨノカゼやフェニックス賞のシゲルキョクチョウなどを排出。
ウインドインハーヘア初期の産駒からもサンダーガルチとの仔ヴェイルオブアヴァロンはカシオペアSのリルダヴァルやヴォルシェーブを、シーキングザゴールドとの産駒レディブロンドは母として帝王賞勝ち馬のゴルトブリッツを排出。産駒数5頭ながら18勝を挙げています。
さらにさらに…その中からシンボリクリスエス産駒のラドラーダが繁殖牝馬に。そして生まれたのが先日の神戸新聞杯も圧勝だった、今年のダービー馬レイデオロ!(◎_◎;)
凄い!凄すぎる!!
全てウインドインハーヘアがこの世にいなかったら、存在していなかった奇跡です。キズナも、サトノダイヤモンドもマカヒキも、そしてキタサンブラックも。
しかもさらに凄いのはこんな世界的な名牝と言ってもいいウインドインハーヘアがノーザンホースパークではポニーの母親をしているということでした。
2年前の記事に書きましたが、この時からずっとウインドインハーヘアに会いたかった。
親のない馬の母として、世界的な名牝がまた一つの命と向き合うこの記事には本当に心を動かされました。競馬って競走の世界ですが、同時に馬と人の、そして人の世界に生まれ生きる馬たちの物語でもあると心から思います。だからやっぱり馬が好きなんだなあと。
毎年春ツアーでは厩舎群まで行く時間が取れず、個人的には念願の対面でした。残念ながらアロンダイトとウインドインハーヘアだけは一般人に触られないようになっていました(アロンダイトは他のツアーのお客様に展示中)。
ウインドインハーヘアは1991年生まれですのでもう26歳。ですが、高齢を全く感じさせない気品と物怖じしなそうな雰囲気。何より気高いというより何物をも包み込むような空気が漂っておりました。これが名牝の証か。
感激より、嬉しかったなあ。
ウインドインハーヘア、少しでも長くその優しい姿をみんなに見せて欲しいですね。
最後は久々に自転車で展望台へ。途中、調教台でそういえば昔グラスワンダーとスペシャルウィークが有馬の前に併せ馬してたなぁとか懐かしい話をしながら広大なパークを自転車で疾走🚵🚵♀️🚴♀️。
素晴らしい景色を堪能しました。
(この中にショウリュウムーンがいますw)
ということで1ヶ月に渡ってお送りして来た(ただ間空いただけですが…秋ツアーの記事もオシマイです。
初めてでしたが、春と全く違う雰囲気。
春はある意味全員鉄火場です。そしてクラブ会員のダービーみたいな雰囲気です。秋は何ていうのかな、自分と馬と向き合うために行く時間かもしれませんね。
本当に楽しかったです。
秋ツアーに伴って、ツアーだけでの往復も初めてでした。毎年次の日も北海道観光なので。でも、純粋に牧場そして社台グループとの営みを楽しむことができてオススメです。
あと、初日の歓迎夕食会さえ盛り上がってくれれば(まだ言うかw)
カルマートの16の成長した姿も見れたし、友人を通じ社台グループやお知り合いの方々ともたくさん話せたし、新しい愛馬もできたし150点のツアーでした!
えっ?シュペリユールの申込は結局どうしたかって?
実は空港まで迷って✈️しかもまあ東京帰ってからでもいいかなーと言い出せずいたんですが、友人やお知り合いからせっかくなんだから北海道で買おう!と背中を押してもらいなんと新千歳空港で申込をいたしました(笑)
つまり、正確には牧場で馬を買う🐴ではなく
🐴🛩空港で馬を買う🐎🛫
さらに新しいですね!
社員さんに「じゃあ会員番号は…」と言ったら
「大丈夫です!知ってます!」だって。
手が早い!!
空港で社員さんと握手をし、お知り合いの集団に「おめでとう〜🍾」と声をかけていただき、最近ハマっている佐藤水産の塩辛職人を買って帰りました。
羽田空港に降り立つとたまたまですが今私が一番欲しいクルマが展示中。リボンかけてあって、、これは俺のためのプレゼントだな🎁と。
さあ!ますます仕事も家庭もそして競馬もガンバルゾ!と心に誓った秋の日でした。
また来年も、行ってみたいなと思います。
そして新たな仲間も加わり2016年産の2頭が活躍してくれることを願っています。
公約どおり1ヶ月かかりました(笑)
2016年産を中心に、愛馬となったカルマートの16を見に行くツアーが一転、まさかの新規出資に巡り合ってしまう一日の物語です。
朝も早くから起き出して、御大先生に朝食で挨拶してからスタートですw
さすがにここ5年くらい毎回挨拶してるので、友人とセットでは覚えてくれてるらしいです。ツアーに長く来たかいがありました(?)。
朝はノーザンファームから。
(165)インダクティの16
友人の出資馬です。今や話題の中心、ロードカナロア産駒。動かしてもらったの見てましたが滑らかなストライドが好感触みたい。距離は不明ですがやはりマイル〜中距離かな。
このツアーの最中幾度となくカナロアの話題が出ましたが、産駒はもしかしたら2,000mまで持つのではないか?という話を何度か耳にしました。
そして来年は間違いなくこの値段では買えないと。
キャンセル募集で狙うか⁈(笑)
もしかして大種牡馬になるかもしれません。
しかしカナロアの産駒はキンカメ系の顔してますね〜
父に似ているというのは、走る馬のサインなのかもしれません。
2日目も現役馬展示がありました。
レーヴミストラル
さすが重賞ホース。堂々としています。
何より筋肉がやばい。お尻プリンとしてますが、この後肢が爆発的な差し脚になるのだなあと馬を見る参考にさせていただきます。
(183)ダークサファイアの16
今年の募集でネットを賑わせた産駒です。
キンシャサ産駒ということでどんな体型になるか楽しみにしていましたが、募集時よりドッシリとしてもしかしてこれは走るのか…と思わされる雰囲気を持っていました。
ノーザンファームイヤリングへ移動。
ここではお楽しみが…と言っても買えなかった馬なのですが。
(181)シークレットルームの16
クラーベセクレタの半妹です。
ゴールドアリュールに父が変わり、その醸し出す雰囲気から今年の第三希望で投票しました。
流星のCが特徴的ですね。
自分の馬を見る目はいいかわかりませんが、成績はソコソコ出てますかね。そんなわたしから見てこの馬も何がいいのか説明できないのですが(じゃあ語るなよ…)堂々とした雰囲気と力強そうな足腰を見るに長く活躍してくれそうな一頭でした。
シークレットルームはずっと地方だったので初めて中央の40口に出て来て期待していました。ただいろいろ悩んで第三希望で出して、第一希望確定で取れず。
結局余っていたので追加出資も考えていたのですが、秋ツアーで見ようかなと思っているうちにアレヨアレヨと満口になってしまいました。
縁がなかったといえばそれまで。
注目した馬だけに走って欲しいですね!
さて、近年活躍馬だらけのノーザンF。
ここでは有名人wの産駒を拝見。
(152)ジェンティルドンナの16
一口200万。ちょいとにわかには手が出ませんね。
ジェンティルドンナに似ている気もします。
(153)ブエナビスタの16
こちらは一口175万。垂涎の的です。
御大先生からもこれはイイぞ!とのこと。
まあ言われてもそもそもで買えませんけどね!!
若干大人しすぎる点が気になりました。
そして早来ファームへ移動。
このツアーのメインイベント、そう今年の出資馬カルマートの16とご対面です。
(162)カルマートの16<出資馬>
ラッキーナンバーを通り越して第二ラッキーナンバーであたるという強運を見せつけました!
6月より体重が大幅に増加し、422kg。小さいのですが。父オルフェーヴル。
父に似ているのが良いことならば、きっと三冠取れるw
とにかく、募集時よりもさらにしっかりと筋肉がついてメリハリのある体に。
そしてしっかりとした踏み込みと「走りたくてたまらない!」という雰囲気がヒシヒシ感じられる馬です。出資したから言うわけじゃないですが、いつまでも見ていたくなる不思議な空気の持ち主。
ただ、本人は「早く解放しろーー!」と言わんばかりにずーーっとチャカチャカと。他の馬たちが大人に見える程、グルグル動いていて全く落ち着く気配なし(笑)
インダクティを見習えーと言いたくなる程友人の馬とは対照的な仕草でした。ただ、歩かせてみるとおーさすがという感じ。やっぱり期待しちゃいますね。
早来の場長さんいわく、「走る気と気性の悪さは父譲り。とにかくじっとしてられない。走るのが大好き。気性についてはコメントしたくないw」という評価を頂きました。すげえな、よっぽどなんでしょう。
なので、「阪神大賞典に出るときは気を付けます。そもそもでそこくらい出れる可能性ある馬です」とのことでした。
距離が持つのか?とは思いますが、重賞に出るチャンスのある馬というのは嬉しいコメントですね。
ちなみにドリームジャーニーなどを含め一族を見て来た場長さんが、オリエンタルアートは感受性の高いA型タイプ、オルフェーヴルはメリハリのあるB型タイプ。この馬(カルマートの16)は間違いなくB型タイプだそうで。レースに行って爆発的に燃えるタイプなので暴走しないようにジョッキーには伝えますと言ってました(笑)
さあ、最後はノーザンファーム空港へ帰ってお昼ご飯かなと思って帰りかけたその時…
(ここから心の声との葛藤をお聞きください)
ん?
出口側に一頭いるな。募集中だって。
あ、◉してたシュペリユールの16だ!
へえー誰も見てる人いないけど良い雰囲気だなぁ。
でも社台かぁ。お知り合いも良いって言ってたな。
あ、スミマセン、ちょっと見ていいですか?
可愛いね、へえー耳が大きいんですね。クリスエスの走る馬の特徴なんだ、なるほど。
あ、歩かせてみてください。
おー、後脚バラバラだぞ(笑)でもいい空気感。
あっ!柔らか仕草をしている。
私が勝手に名付けた時々走る(と思う)馬がする動きです。これはいいかもしれないな。
社員さんがやって来た。
「こっちはどうですか?」前日から何度も来ては説明してくれる社員さん。「僕はね、この馬は一つ勝てる。間違いないと思ってる。」
「加藤先生もいいですよー!」
いやーそんなこと言われても…でもいいな。
引いてたスタッフさん可愛いしwいやいやそんなの馬には関係ない。
↓
バスにて
「いやーよかったなぁ、あの馬」
(半兄ヴェルラヴニールをもつお知り合いに加藤厩舎と血統的な良さを聞く)
↓
ノーザンファームYearlingにて
うーーーん、、どうしようかなぁ。
ノーザンの馬見たいんだけど…シュペリユール気になるなあ。
社員さんがやって来た。まただ。
「決めましたか?どうです?勝てなかったら責任とりますよ!」
ホント?いやーでもなぁ。馬は良かった。
顔も好み(スタッフさんではなく馬のです、念のため)。タイプ的にも堅実そうだし、ハマオリが未勝利引退の可能性あるしもう一頭買うのもアリなのか…
早来の場長登場
「あー、、あの馬は、いいですよ」
それだけ??
ちなみにノーザンファームでもカルマートの16の話で盛り上がるw馬見ろよ。
シュペリユールのあまりのコメントのなさに募る不安…
結局ノーザンファーム空港ではほとんど馬を見ず。
見ながらシュペリユールの16のこと考えていました。
そしてお昼。
よし、決めた!買おう。
↑
1億円の牡馬、マジックストームの16を横目に見ながらそんなことを決めた日曜日でした。
ただ、午後にもう一頭だけ見たい馬がいた為🐎心を悟られないようにwつとめて平静を装ってノーザンファーム空港牧場へ。ここで見たかったのが、ノーザンファーム最後の一頭募集中の144トレッビアーノの16。
いい馬でした。一口25万でしたし。でも写真撮るの忘れました…ちなみにもう満口になりました!
買えた方には掘り出し物かもしれませんね〜。
そんなこんなで、怒涛の2日目の見学もオシマイ。
秋ツアーはお昼超美味しかった!!
初日の夜はご飯もパーティー内容もあんまり…だっただけにランチが美味しいのは最高ですね!
友人が豚汁を3杯食べたのは内緒です…w
でも毎回この豚汁は絶品です。作り方教えて…いや売って欲しい!
ツアーのお土産が豚汁だったらいいのに(笑)
秋ツアーは最後にノーザンホースパークで1時間くらいのんびりする時間があるんです。
珍しく奥の厩舎群に行ってきました。アドマイヤジュピタ・デルタブルース・バランスオブゲーム・アロンダイト・インティライミなど歴々の活躍馬がいっぱい!
久しぶりに来て嬉しかったなあ。
何より今回の目的はこの馬を見ることでした。
ディープインパクトの母、ウインドインハーヘア。
言わずと知れたキタサンブラックの父ブラックタイドと伝説の名馬ディープインパクトをこの世に紡いだ歴史の原点とも言える2,000年代日本競馬の文字通り生みの親です。
自身が産み落とした産駒が実に15頭。
その勝ち鞍38勝!そしてディープインパクトがG1を7勝で獲得賞金15億円。ディープの子は1,365頭、1,461勝。重賞154勝うちG1を38勝。三冠牝馬ジェンティルドンナが13億円など日本のリーディングサイヤーとして君臨。
ディープインパクトの兄ブラックタイドはG2までしか勝てませんでしたが、産駒が活躍。653頭、173勝。重賞12勝、キタサンブラックがG1を5勝しています。
さらに競走馬として活躍できなかった産駒も種牡馬や繁殖で大活躍!
ディープインパクトの全弟オンファイア。未勝利勝ちだけでしたが血統を買われて種牡馬入りし298頭が誕生し47勝。キーンランドカップ勝ちのウキヨノカゼやフェニックス賞のシゲルキョクチョウなどを排出。
ウインドインハーヘア初期の産駒からもサンダーガルチとの仔ヴェイルオブアヴァロンはカシオペアSのリルダヴァルやヴォルシェーブを、シーキングザゴールドとの産駒レディブロンドは母として帝王賞勝ち馬のゴルトブリッツを排出。産駒数5頭ながら18勝を挙げています。
さらにさらに…その中からシンボリクリスエス産駒のラドラーダが繁殖牝馬に。そして生まれたのが先日の神戸新聞杯も圧勝だった、今年のダービー馬レイデオロ!(◎_◎;)
凄い!凄すぎる!!
全てウインドインハーヘアがこの世にいなかったら、存在していなかった奇跡です。キズナも、サトノダイヤモンドもマカヒキも、そしてキタサンブラックも。
しかもさらに凄いのはこんな世界的な名牝と言ってもいいウインドインハーヘアがノーザンホースパークではポニーの母親をしているということでした。
2年前の記事に書きましたが、この時からずっとウインドインハーヘアに会いたかった。
親のない馬の母として、世界的な名牝がまた一つの命と向き合うこの記事には本当に心を動かされました。競馬って競走の世界ですが、同時に馬と人の、そして人の世界に生まれ生きる馬たちの物語でもあると心から思います。だからやっぱり馬が好きなんだなあと。
毎年春ツアーでは厩舎群まで行く時間が取れず、個人的には念願の対面でした。残念ながらアロンダイトとウインドインハーヘアだけは一般人に触られないようになっていました(アロンダイトは他のツアーのお客様に展示中)。
ウインドインハーヘアは1991年生まれですのでもう26歳。ですが、高齢を全く感じさせない気品と物怖じしなそうな雰囲気。何より気高いというより何物をも包み込むような空気が漂っておりました。これが名牝の証か。
感激より、嬉しかったなあ。
ウインドインハーヘア、少しでも長くその優しい姿をみんなに見せて欲しいですね。
最後は久々に自転車で展望台へ。途中、調教台でそういえば昔グラスワンダーとスペシャルウィークが有馬の前に併せ馬してたなぁとか懐かしい話をしながら広大なパークを自転車で疾走🚵🚵♀️🚴♀️。
素晴らしい景色を堪能しました。
(この中にショウリュウムーンがいますw)
ということで1ヶ月に渡ってお送りして来た(ただ間空いただけですが…秋ツアーの記事もオシマイです。
初めてでしたが、春と全く違う雰囲気。
春はある意味全員鉄火場です。そしてクラブ会員のダービーみたいな雰囲気です。秋は何ていうのかな、自分と馬と向き合うために行く時間かもしれませんね。
本当に楽しかったです。
秋ツアーに伴って、ツアーだけでの往復も初めてでした。毎年次の日も北海道観光なので。でも、純粋に牧場そして社台グループとの営みを楽しむことができてオススメです。
あと、初日の歓迎夕食会さえ盛り上がってくれれば(まだ言うかw)
カルマートの16の成長した姿も見れたし、友人を通じ社台グループやお知り合いの方々ともたくさん話せたし、新しい愛馬もできたし150点のツアーでした!
えっ?シュペリユールの申込は結局どうしたかって?
実は空港まで迷って✈️しかもまあ東京帰ってからでもいいかなーと言い出せずいたんですが、友人やお知り合いからせっかくなんだから北海道で買おう!と背中を押してもらいなんと新千歳空港で申込をいたしました(笑)
つまり、正確には牧場で馬を買う🐴ではなく
🐴🛩空港で馬を買う🐎🛫
さらに新しいですね!
社員さんに「じゃあ会員番号は…」と言ったら
「大丈夫です!知ってます!」だって。
手が早い!!
空港で社員さんと握手をし、お知り合いの集団に「おめでとう〜🍾」と声をかけていただき、最近ハマっている佐藤水産の塩辛職人を買って帰りました。
羽田空港に降り立つとたまたまですが今私が一番欲しいクルマが展示中。リボンかけてあって、、これは俺のためのプレゼントだな🎁と。
さあ!ますます仕事も家庭もそして競馬もガンバルゾ!と心に誓った秋の日でした。
また来年も、行ってみたいなと思います。
そして新たな仲間も加わり2016年産の2頭が活躍してくれることを願っています。
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