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ネット上には有意義なコンテンツが溢れています。過去には、対価を支払っていたモノが無料で鑑賞できたり、読めたりするのはたいへん有り難い・・・いい時代になったものです。・・・が・・・その反面、従来のビジネスモデルが成り立たなくなっているのはご周知の通りであり、そのために甚大な影響を受けている業界があるのもまた事実。
音楽業界・・・違法DownLordやコピー、YouTubeに代表される動画サイトの氾濫によるパッケージ商品の不振
出版社業界・・・デジタル化のよる広告不況からか廃刊、休刊または、ネット・コンテンツへの移行
その他・・・
そういった業界において、企業が生き残りを賭けて行う「リストラ」
「贅肉を落として、筋肉質な組織を作る(少数精鋭化)」とか「コストの見直しによる収支の健全化」など、言い方は違えど「君たち全員は養えないんよ・・・ごめんね」ということです。
そんな「リストラ」が、自分の会社で始まったとしたら・・・ましてや自分がその対象となっていたら・・・?リストラ宣言以降、具体的に始まる人事諸制度の説明、退職金の計算、人事との面接、再就職支援会社の説明会など粛々と進むリストラ行事。他の人はどうなっているのか?会社の自分に対する評価はどうなのか?などの心理的なストレス。何が事実、何が噂で、数ヶ月後の自分はどうなってしまうのか?という疑心暗鬼。
そんな毎日の心の葛藤から、実際に社内で行われている「リストラ」に向けてのステップを書きつづったブログが注目を集めています。
・・・た○○ちの「リストラなう」日記・・・
この方は40代半ばと思われる出版会社の営業職。会社のリストラ宣言後、比較的早くに退職を決められたようですが、その心理の変遷や周りの様子、会社の対応を極めてわかりやすくオン・タイムで伝えてくれています。自分に起こった出来事を努めて冷静に受け止め、それを記録に残そうとしているのだと思いますが、同じような経験をするであろう人への教訓的な心持ちを書いてくれているのではないかと思ったりもします。テーマは重いのですが、文章に暗さは感じません。逆にこのブログの波及効果を楽しんでいるようにも思います。
会社に勤める40代以上の人にとっては決して対岸の火ではない「リストラ」。40代以上の全員がそうだと思いませんが、少なくとも私も・・・明日は我が身という業界?(音楽、出版社業界ではありませんが)・・・に身を置いておりますので、勉強のために目が離せない状況DEATH・・・
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