思い返せば、あっという間の1年でした。。。
43歳が終わり、いよいよ44歳へ…。
もう、年齢なんて(ぶっちゃけ)どうでもいいんですけども。
この年になると、「おっさん」でしかないわけで、、、
大きな夢や希望や野望も消え、ただただ生きているだけ、というか。
今を生きることに必死で、抱くべき未来への希望ももうそんなになくて…。
(下に書きますが、小さな希望はまだ少しあります)
…
あまり深刻な悩みとかはないけど、生きること自体がしんどくて。
20代や30代とは全く違う次元の大変さがあるなぁ、、、と。
とにかく、いつでもどこかが痛い(苦笑)
(今も尿管結石の痛みと闘い、足の痛みと闘い、背中の痛みと闘い…)
そして、気力もどんどんなくなっていくのを感じます。
このブログを書くのも、今はもう必死というかなんというか、、、
生きることそれ自体のしんどさを感じる今日この頃です。
…太り過ぎというのもあるな、、、(;´・ω・)
けど、、、
「しんどいけど楽しい」
これ、お父さんの口癖でした。
「おい、『しんどいけど楽しい』だぞ」、と。
ブログを書くのも、しんどいけど、楽しいんだと思います。きっと。
…
というわけで、今年も「誕生日前の日記」を書いてみます。
しんどいけど、楽しい気持ちで\(^o^)/
ACTIVITY
この1年は、この数年の中では一番静かだったかな。
あまりそんなに大きな仕事もなく、、、(;´・ω・)
ただそれだけではなくて、活動性そのものが失われてきているような…。
色々と動いてはいるんですけど、それが記憶に残らないというか。
この1年の「活動!」っていうと、昨年12月のニュージーランドの学会発表かな。
あと、念願の『児童の心理』に、4か月連続の連載を書かせてもらえたことかな?
また、この3月には、また学生を連れてドイツ~オーストリアを巡れたことも…
日本保育学会の『保育学研究』に、二本目の論文が掲載されたのも、よかったな♪
それくらいかな??
BODY
老眼がますます酷くなってます…。
本を読むのがとても辛いです。
そして、現在、「尿管結石」に苦しんでいます。もう2か月くらい?!
石よ、早く出てくれ!!(;;)
その他、足や首、腰、胃腸、痛いところがいっぱいありますけど、、、
でも、なんとか、五体満足で生きていられます。
それだけでよし、とします。
ただ、この「太り過ぎ」だけはなんとかしないと、、、(普段、食べてないのに…)
SOUL
心(魂)は、ますます元気じゃなくなっています(;´・ω・)
上述しましたが、気力がとにかくなくて、、、。
溜め息と「疲れた…」という呟きを繰り返す日々。
何かに感動することもなくて、何か嬉しいことがあるわけでもなくて、、、
今の研究と重なるけど、「無だなぁ」、、、と感じる日々。
無心で生きる、、かな。
どこかで、「何も感じたくない」「何にも感動したくない」と思っていたり…。
とにかく、無になって、無心で、無我の状態で、生きているつもりです。
(まだまだ、「煩悩」もいっぱいあるけど、それ以上の「欲望」にはならない…)
RAMEN
今の僕の唯一の楽しみが、ラーメンかな…。
ラーメンを食べに行くときだけは、元気が出てきます(苦笑)
でも、ブログを書くのは、もう辛いっす、、、。
ただ、もう引くに引けないというか、、、(;´・ω・)
一日一軒のラーメンレポを書き続ける。
それだけは、この一年も続けてきたつもりです。
もう、ブログという時代ではないかもしれませんが、読んでくれる人がいる限りは…
ただ、今の僕にとっては、ラーメンは、僕の心の支えそのものになっています。
ラーメンがあるから、とりあえず絶望せずに生きていられるって感じかな…
ROCK
この一年、音楽活動は、ボロボロでした…。
遂に、この一年、一曲も新曲をレコーディングしなかった…(;;)
(再録は、そこそこやったけど、、、)
この43歳で、しっかり撮り直したのは「SUPPLE MIND」くらいかな。
…
バンドをやりたい気持ちもまだまだあるんだけど、いかんせんメンバーが…
44歳の間に、せめて週一でスタジオに入れるバンドを組みたいな、と。
誰か、千葉周辺で、いい人がいたら、紹介して下さい(苦笑)
あとは、時間を見つけて、新曲をたくさんレコーディングしたいな…。
ただ、時間があっても、「気力」がなくて、、、
やっぱり、音楽って、若い時にしか情熱を注げないものなのかな??(と思う今日この頃)
音楽=ROCKへの情熱の炎が今にも消えそうで、、、
でも、数日前に、お父さんに捧げる新曲「SILENCING EYES」を作った。
近々、レコーディングするぞ!!、と。
STUDY
この一年は、「赤ちゃんポスト研究」が少し落ち着いてきていて、、、
教育学研究の方に戻りつつあるかな、と。
とはいえ、昔のままではなくて、その発展形というか、、、
「無と無我の教育学」という新たなコンセプトでの研究も少しずつ始めてます。
ちゃんと論文二本も書いたし、海外での学会発表もしっかりやれたし…。
あと、共訳だけど、『ある日、クラスメイトがロボットになったら⁉:イギリスの小学生が夢中になった「コンピュータを使わない」プログラミングの授業』という訳本も出せた。
それと、2月末には、人生初の「ドイツ語での講演会」もリューベックでやったな。
ドイツ人の前で、ドイツ語で、講演する日が来るとは、ホント思ってなかった。
…
なんか、ホント、毎年、ホントに色んな新しい経験をさせてもらってますね。
研究人生として考えると、色々と苦難もいっぱいあったけど、それなりに前に進んでいるかな。
来たる44歳の一年の間に、イギリスの老舗出版社「Routledge」から本が出ます。
日本語の著書、論文、雑誌等を出して、ドイツ語と英語の本の翻訳本も出せて、
次は英語の本を出して…
となると、その次は、やっぱりドイツ語の本を出したくなる…。
ドイツ語で書いた自分の本をドイツ語圏で出したいです。
その夢だけは、はっきりとありますね。
EDUCATION
そして、最後に「教育」。
日本では、官僚も政治家も、基本的に「国民=愚民」と捉えている気がします。
「お上意識」(*お上が国民に向ける意識として)ってやつです。
でも、教育者である僕は、絶対にそう捉えたくないです。
僕ら教育者の使命は「一人でも多くの人を賢くすること」だけだから。
教育の基本はここにしかないんです。
若い人たちを賢くするだけ。
日々、僕は、学生たちに(執拗に)「勉強して!」と呼びかけている。
でも、「何を?」と言われても、答えない。
それは自分で考えて!、と。
僕ら教育者の使命は、一人でも多くの若者を賢くすること。
賢さの定義は難しいけど、何に対してもしっかりと熟考できること。
感情で動かない人を育てること。
賢い人間は、自分で問いを見つけ、自分で考え、自分で動くことができる。
誰かに同調することなく…
だから、多分、僕は、死ぬまで「勉強しようよ!」と呼びかけるんだろうな。
何をとは言わずに、目的語なしの「勉強しようよ」を。
…
人は裏切るけど、勉強は裏切らない。
いい勉強をすれば、賢くなる。
賢くなれば、どんな困難にも向き合える。
賢くなる努力を続けることこそ、幸せへの道なんだとホンキで思う。
43歳の終わりに、自分のすべきことがはっきりと見えた気がする。
「一人でも多くの人に、勉強しようと呼びかけて、賢くなってもらう」
これまでもそうやってきたけど、これからもそれを続けよう。
ドイツ語クラブも第四土曜日の会も、基本は「一緒に本当の勉強をしよう」だから。
そして、このブログも、どこかでそれを呼びかけているんだと思います。
色々と述べてきたけど、、、
やっぱり、この一年を振り返ると、「お父さん」のことを思い出してしまいます。
この一年、食道がんと闘うお父さんの姿を見てきました。
頑張って、踏ん張って、闘っていました。
でも、闘いの末に、帰らぬ人になってしまいました。
43年間ずっとそばにいてくれた我が最愛の父。
その「喪失感」は、自分が想像する以上のものでした。
もう、あのお父さんと会えないのかと思うと、胸が苦しくなります。
次は、僕の番…。
75歳まで生きられる自信はないけど、生きられるだけ頑張って生きます。
生きている限りは、頑張って、真面目に生きます。
まだ、生きている。それだけが真実。
生きていることそれ自体を、ただただ生き続けたいと思います。
お父さんは、僕の胸の中にいます。
お父さんは、僕の中で生き続けています。
…
44歳か。
どんな一年になるのかな??
少しでも、誰かの力になれれば、それでいいかなって。
最近は、そう思っています。
自分という存在は実は自分の中にはなくて、誰かの中でしか存在していないんじゃないか。
とすれば、誰かの中で自分という存在が(いい意味で)生きてくれればいいかなって。
僕の中でお父さんが生き続けているように、誰かの中で自分が生きてくれたら本望かな、と。
そこに、本当の「生きる意味」がある気がしてならない43歳最後の夜でした。
最後に。
いつもこのブログを見に来てくれているみなさん、ありがとうございます。
コメントを頂きつつも、いつも返事を書くのが遅れてすみません。
(上述したように、毎日更新するのがやっとな状況でして…)
でも、どのコメントもしっかりと拝読しています。
今後もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m