Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメン店が苦渋の決断で価格を上げる中、セブンイレブンは低価格でお店に負けない「まぜ麺」を連続リリース!「冷しねぎまぜ麺にんにく塩ダレ」も凄かった…

今、セブンイレブンが次々に「まぜ麺」を出してきています。

前回は『禁断のにんにくマヨ 野菜盛りまぜ麺』を頂きました。

この野菜盛りまぜ麺の実食レポはこちら

にんにくマヨたっぷりの野菜まぜ麺は、税込540円でした。

たった540円であそこまでのまぜ麺が食べられるのか、、、と驚きました。

そして、今回は、さらにラーメン屋さん寄りのまぜ麺、

冷しねぎまぜ麺にんにく塩ダレ
Cold Noodles, Green Onion, Cucumber,
Roasted Pork Fillet, Sesame oil, Salty Sauce, Garlic.

です。

こちらは、税込529円となっています。

こちらもワンコインプライスになっていますね。

しかも、ワンコインでありながら、かなりマニアックなまぜ麺になっていますよ。

にんにく塩ダレの冷たいネギまぜそば、ですからね、、、

今の時代、お店で食べたら、1000円は超えるメニューであります。

中を開けると、こんな感じになっています。

辛くて美味しそうなネギがどっさり入っています。

刻みチャーシューときゅうりもしっかり入っています。

価格高騰であえぐラーメン店を横目に、「どうだ?!」って囁くセブンイレブン…。

1000円くらいのラーメンやまぜそばでも、お肉を出さないお店も増えてきています。

セブンなら、500円ちょっとで、お肉付きのねぎまぜそばが頂けるんです。

これって、、、

かなり、未来を示唆しているような気がしてきた、、、💦

上のトッピングのトレイを外すと、こんな感じになります。

麺の量は、通常の1玉分くらいかな?!?!

かつてみたいに、「わ、少なっ💦」とはもう思いません。

コンビニのラーメン類も、ホント劇的に進化しましたからね。

で、説明通りに盛り付けをして、、、

ジャジャーン!!

完成です。

こちらが、529円20銭で食べられます、

冷しねぎまぜ麺
にんにく塩ダレ

であります!

いや~、これはこれは、かなりマニアックなまぜ麺でありますよ。

にんにくの風味もかなり強めで、決してお店のまぜそばに負けてないなって思います。

麺はこんな感じです。

セブンの麺は、かなり研究されていると思われますが、、、

この麺、完璧に「まぜそば用」に整えられた麺になっていますね。

巨大組織、大手コンビニの研究チームがおそらく知恵をひねり出して作ったのでしょう。

これで、530円未満というのは、本当に本当に驚異です。

お味も、もう、お店のまぜそばと互角か、それ以上になっているかも?!…って。

チャーシューが一切入らないまぜそばを1000円近い値段で売っているお店が、バズり、話題になり、大行列店になっている時代ですからね、、、💦

そういうお店を否定することはしませんが、ラーメン一杯1000円問題にずっと言及してきた僕としては、もう、なんていうか、一つの「答え」を見つけた気がしました。

「かつての値段でラーメンを食べたい人は、もうラーメン屋にいかなくていい。セブン(或いは別のコンビニ)にいけば、かつての値段で、今の時代にも通用するラーメンやつけ麺やまぜそばが食べられるんだ…」

って。

ラーメン屋さんも、SNSで言ってます。「価格高騰で苦しい」「値段を上げざるを得ない」…と。そして、価格改定が起こるたびに、SNSで「すみません」と謝らなきゃいけないんですね。

もう、かつての価格でラーメン類を期待する人を相手にするのはやめましょう。

と、同時に、かつての価格でラーメン類を食べたい人は、もうラーメン店に行くのをやめて、コンビニに行きましょう。

この二つが、これからの時代のラーメン業界の「答え」なんだろうなって(僕の意見そのものではないですが…)。

だって、ワンコインで、これだけ立派で具だくさんで美味しい限定風のまぜそばが食べられるんですから。

「ラーメン、1000円なんてけしからん!」っていう人は、もうお店で食べなくていいんですよって。そう、みんなで教え合っていきたいものですね。

たくさんのお店の店主さんが、「もう限界だ」って言っています。

だとすれば、もう、ちゃんと利益が出るところまで、ラーメンの価格を上げればいいんです。それが「適正価格」なら、人は付いてきます。

文句を言う人は、文句を言うのをやめて、そしてラーメン店に行くのもやめて、セブンに行きましょう!

すみわけ、ですね。

安くて美味しいラーメン類なら、24時間365日、コンビニで買えるんですから👆

今や、ラーメンは、贅沢品になったんです。高級フードになったんです。ワンコインで食べられるお店は、昔ながらの町中華以外では、無理なんです。この先も、日本経済は衰退していく一方だと思うので、ワンコイン時代はもう来ないんです。

でも、コンビニなら、かつての価格で、それなりに素晴らしい惣菜ラーメンが買えるんです。

このまぜ麺、もはや「お店レベル」の限定まぜそばになっているんです!!

更に、デイリーヤマザキで見つけた「ハリケーンポテト」を添えてみます。

これ、100円くらいだったと思います。

こんな豪華?なトッピングを付けても、630円以下、ですよ!!

もう、誰も何の文句も言いますまい!!👆

ねぎもホントいっぱいで、最後の最後まで残ってくれました✨

***

というわけで、、、

セブンイレブンの新作【冷しねぎまぜ麺】のレポでした。

いや、レポを通じた「ラーメン批評」の記事でした。

今回、セブンイレブンの二種の「まぜ麺」を食べて、確信しましたね。

「もう、ラーメンは1000円超えが当たり前の時代に入り、かつての値段でラーメン類を食べたい人は、家賃の発生しない老舗の町中華に行くか、あるいは、コンビニに行けばよい」

と。

コンビニを推したい理由は、町中華にはない、斬新でチャレンジングな限定麺がたえず登場しているから、ですかね。ワンコインちょっとで、イマドキのラーメンやまぜそばが食べられるんですから。

かつては「大衆食」「国民食」と言われたラーメンですが、もう、その役目は終えようとしているんですね、きっと。

それこそ、昔は「廃材の利用」が可能だったから、安かったっていうのもあると思います。(徳島ラーメンは、かつての「徳島ハム」の工場から出る大量の豚骨(廃棄物)を利用することで、広まったっていう経緯があります)

今は、恐ろしいほどの「ラーメン店」が存在し、たとえば「背脂」や「鶏油」も今や「奪い合い」になっていると聞きます。

ラーメン店は、もう「高級化の道」を歩むしかないんですね。

それを止める、ということは、商売としてのラーメン店を辞める、ということになります。

これはこれで、「ラーメン店」にとっても苦しい道のりになるかなとも思います。2000円くらいでちゃんとした(誰もが納得する)ラーメンを提供しなければいけないのだから、、、💦

ラーメンの作り手にとっても、食べ手にとっても、いよいよ「勝負の時期」に来ているように思います。

妄想的に言えば、「ある程度のお金をもっている人」しか、(ラーメン店での)ラーメンを楽しめない時代に入ったんだなって思います。

かつては、庶民の、さらに言えば、経済的に厳しい人の味方だったんです。ラーメンって。

でも、もう、ラーメンは今や「富裕層の娯楽・道楽」になっていっているんですね。

(もともと、外食自体が、贅沢な行為ではありますが、、、)

だからこそ、コンビニのラーメン類に、僕は「一縷の希望」を見たんです。

「そうだ、コンビニに行こう!」って!!

もう、きっとワンコインで美味しいラーメンっていうのは、期待できそうにありません。

じゃ、どこにそのワンコイン価格のラーメンを求めればいいのか。

その答えは、きっとコンビニにあるんだろうな、と思うに至りました。

<了>

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