ドレスデンからSバーンに乗って30分くらい行くと、、、
エルベ川沿いの自然豊かな素敵な場所にたどり着きます。
その中心となるのが、「バスタイ橋」のあるクアオルト・ラーテン駅です。
ちょっとした「お散歩コース」的な場所です。
そんなクアオルト・ラーテン駅近くに、素敵なレストランがありました。
それが、
というお店でした。
現地の「昔ながらの食堂」という感じで、いい雰囲気でした。
ゲストハウスも兼ねているお店ですね。
ホント、昔ながらのドイツ!って感じです。
ここに、なんと「ドイツ風ヌードルグラタン」があったんです。
これが、僕的には、感動的で、斬新だった。
その名も、「Nudelauflauf」と言います。
一杯、9.40ユーロ。
こっちで食べるラーメンとほぼ一緒のお値段♪
見てください!
どこからどう見ても、グラタンです。
アツアツのグラタンです。
でも、中を見ると、、、
麺が入っているんです!!
平打ち麺(パスタ)ですね。
まさかまさかの「ラーメングラタン」だったんです。
これは、日本でもできるかもしれない!!って思いました。
ラーメンの食べ方を変えるかもしれない…
ラーメン、つけ麺、汁なし、油そば、まぜ蕎麦などなど、、、
色々とありますが、
オーブンで焼き上げるラーメンというのは、まだ存在していないんじゃないかな?!
そういう意味で感動でした。
「こういう食べ方もあるのか!!!」、と。
ベーコンとグリーンピースがなんか癒されます。
お味は、そんなにしょっぱくなくて、食べやすいお味でした。
これもこれで、麺料理だよなぁ、、、、と。
そして、
「欧風ラーメングラタン」という新たな可能性を得ました。
日本でも、日本の麺を使ったグラタン風ラーメン、どこかでやってもらいたいなぁ。
さらに!
「きのこヌードル」なるものもあったので。。。
ドイツでは、きのこヌードルは結構定番でして。
こちらが、ドイツ田舎料理のきのこヌードルです。
イタリアのパスタとはまた違った味わいがあります。
簡単に言えば、超シンプルな味わい。
塩分ときのこの旨みで食べさせる麺、というか。
きのこが好きな人にはたまらない麺料理だと思います。
麺は見事な平打ち麺です。
平打ち好きとしてはたまらない麺ですねー。
太くて平打ちの麺。
いいじゃないですかー!
ファットさはありません。
「おばあちゃんのレシピ」の一つなんだとか。
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まだまだ、色んなアイデアがあるんだなぁ、と改めて思いました。
日本では、かなり行き詰った感のあるラーメン界ですが、、、
麺文化に終わりはありません。
むしろ、今の飽和状態のラーメン界に風穴を開けるとしたら、
こういう異国の麺文化から学んで、それを取り込むといいのかなぁ、と。
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でも、ネットで調べると、ありますね。
グラタンラーメン、、、
例えば、庄内の味富というお店とか…。
次世代のラーメンとなりうるか?!
面白いですねー。
ドレスデン周辺というと、「ザイフェン(Seiffen)」が見どころですが、
このクアオルト・ラーテンも素晴らしいところですねー。
来年のドイツ語クラブでは、このエリアを重点的に回ろうかな。