Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ドイツ記5 ミュンヘンからツークシュピッツェへ TOP OF GERMANY

2011/02/19

ミュンヘン中央駅近くのペンションロカルノに泊まった。前日の四つ星ホテルとは全く違うホテルだ。部屋自体は悪くないが、トイレとシャワーは共同。これで、一泊3000円程度。駅から近くて、利便性と経済性を考えて、毎回こちらのホテルにお世話になっている。オーナーともすっかり顔なじみ。「あなたは、私たちのホテルの大切な顧客です」と言ってくれるほど。二年ぶりにオーナーと再会したが、しっかりと覚えていてくれた。これもまた一つの出会いであります。

今日は、本当はミュンヘン市内散策+買い物の予定だったんだけど、ユーレイルパスが一日分残ってしまったので、冒険をすることにした。というか、最後に、自分がドイツで最も好きな場所に学生を連れていこうと思い立った。っていうか、自分が行きたかった。ノイシュヴァンシュタイン城も捨てがたいんだけど、それ以上の場所。僕がドイツに留学していたときに、最も感動した場所の一つ。僕にとっての原点を思い返させる場所。ドイツで一番高い山、ツークシュピッツェに向かうことにした。突発的だったので、前日の夜に調べまくった。なんせ、前に行ったのが13年も前のこと。どうやって行くのかもほとんど覚えてない。ガイドブックとPCとフロントのオーナーの助言を頼って、1日で十分往復できることを確認した。(本当はノイシュヴァンシュタイン城とセットでまわりたかったんだけど、どうやってもそれは1日では無理だった、、、断念、、、)

ミュンヘンからガルミッシュ・バルテンキルヒェンに行く。だいたい1時間半くらい。そこから、登山鉄道に乗り換えて、一気に頂上付近まで向かう。3000メートル級の山を鉄道で一気にかけのぼるっていう発想がすごい。富士山なんて、死ぬ気で頑張らないと登れないからね。さすがのドイツ人です。

 中間のアイブ湖!

天使は僕らに微笑みました。すごい快晴です。山頂からの眺めは最高でした。ミュンヘンが曇っていたので、どうかなと思ったけど、最高でした。冬のツークシュピッツェには、人なんていないかと思っていたけれど、スキー客で大賑わいでした。びっくり。こんな山頂でスキーができるなんて、なんて幸せなんでしょう。こっちの人って、本当に人生を謳歌しているよなーってつくづく思いました。そして、しばし絶景を堪能しました。最後の二日間とあって、学生たちも少しブルーになってましたが、この景色に圧倒されたみたいでした。よかったよかった。

ドイツで一番高いところで食べる食事も格別でした。昼のメニューとかもあって、みんな好き好きに食べていました。こういう場所でみんなで食べるって本当に気持ちいいですね。最高に贅沢な食事です。昨晩、あまり寝てないせいか、僕自身の意識はかなりぶっとんでいました。それなのに、飲んでしまう自分って、いったい(汗)。こっちの人が悪い! みんな飲んでるんだもの。

で、TOP OF GERMANYを堪能して、ミュンヘンに戻りました。戻ると、夕方の6時。本来ならこのまま街へ繰り出して…となるのだけれど、みんなへとへとだったので、ホテルで各自お休みすることに。そして、最後の夜ということで、みんなで飲み物をもちよって、語ろう!ということになった。みんな、個人を強くもっているので、今回の旅で夜にみんなで集まるってことはほとんどしなかったみたい。群れないグループって感じで、僕的には最高だった。ケンカもなかった。群れることもなかった。お互いにお互いをリスペクトすることを忘れなかった。もちろん先生である僕との衝突もなかった(最初2回くらいキレたけど、、、汗)。

でも、かなり疲れているせいか、9時に集まって、12時にはみんなお眠りの時間になってしまった。みんな、それなりに達成感があるみたい。表情に自信がみなぎっていた。最後は4人で色々熱く語りました。楽しかったなぁ。最高の教え子たちだな、と思った。

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