2017年も、あっという間に、4月突入。
僕の教師人生も、14年目を迎えてしまいました。
来年度で、15周年♪
僕の初めての教え子も、もう30を超えてます。
長かったような、あっという間のような…。
まぁ、変わらず楽しくやれてます。
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14年目を迎えて、自分の中の変化があります。
心の中に、波がない、というか、、、
なんか、終始穏やかでいられる、というか、、、
こんなにも、穏やかにいられる自分に、自分自身が驚いています。
14年目を迎えても、「教師」という仕事はとっても楽しいです。
きっと、天職なんだろうなぁ、、、と。
嫌なこともいっぱいあったけど、やっぱり「教育」の仕事は楽しい。
思えば、この13年、教師を辞めたいと思ったことはない。
もともと、「先生になりたい!」という気持ちで、勉強を始めて、、、
色々と紆余曲折はあったけど、一応、「先生」と呼ばれる職に就けて…。
(でも、まさか、「先生」を養成する学校で教えることになるとは思ってもなかったけど…)
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『愛しあってるかい』の日色先生に憧れて、先生を目指した僕。
生徒・学生よりも、先を突っ走る先生。
生徒・学生よりも、学校生活を楽しんじゃう先生。
このドラマ、中学生の時に、ビデオテープが擦り切れるくらいに見たっけ!?
陣内さん扮する日色一平先生みたいになりたい!って思って、、、
今、見ても、至るところで、「影響を受けてるなぁ」って思ったりもします。
細かいところまで、真似しているのが、自分には分かります。
こんなにも、影響を受けているんだ!?って。
しかも、記憶にないところからすると、無意識的な刷り込みなのかもな!?
…
しかし、1989年か、、、(;´・ω・)
まー、ともかく、13年も、先生っていう仕事をやってきて、
今も、昔と変わらず、アホな先生をやってます。
もっともっと、アホな先生でいいかもな、とも。
日色先生みたいに、若者たちを元気にさせる先生がいい。
(若者たちから元気を奪う先生だけはNO!)
もちろん、成長させながらの元気さ、だけど。。。
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今の世の中、なんか暗いニュースばっかりで、、、
教育の現場も、色々とがんじがらめで、窮屈で、、、
教師の魅力が、なかなか世に伝わらない気もしなくて。
でも、そういう時代だからこそ、日色先生みたいに暴走しまくる先生の存在が大事になってくるかな、と思います。
「キレイゴト」を並べて、説教たれる先生じゃなくて、
生徒たち、学生たちの立場に一番近いところに立てる先生。
一言でいえば、生徒思い、学生思いの先生が必要なんだろうなって。
今の若い子たちは、昔の子たちと比べても、はるかにはるかに「いい子」になってる気がします。
「大人からの評価」を気にしている、というか。
それに、大人の教師側も「甘えて」、偉そうに「評価」している気もしなくもなくて、、、
僕らの仕事って、若い子たちに、力を与えることだと思う。
エンパワーメント。
若い子たちは、いつの時代も、色んなことを感じて、色んなことを考えて、
色んなことに迷って、色んなことにつまづいて、、、
だから、大人のサポートが、いつの時でも必要で。。。
僕は、そんな「先生」になりたいって思って、この道に入ったわけで、、、
日色先生は、まさにそんな「先生」なわけで、、、
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幼稚園にも、小学校にも、中学校にも、高校にも、大学にも、
どこにでも、教師のサポートが必要な子たちはいます。
そういう子たちの力に、少しでもなれるなら、その努力は惜しみたくない。
14年目を迎えて、ますます、そういう気持ちが強くなっている自分がいます。
原点回帰、といえば、そうなのかな、、、
まー、たいしたことはできないし、たいした力にもなれないと思うけど、
それでも、迷える若者たちのそばに立てる僕としては、日色先生魂をもって、
色んな学生たちとぶつかっていきたいなぁって思ってます。
「こんな先生もいるんだー!?」って。。。
そう思ってもらえるように、15周年を目指して、頑張りたいなぁって。
多分、日色先生って、あの当時で、僕よりも若い先生の設定だと思う。
当時の日色先生よりも、はるかに年をとってしまった。
それでも、日色先生よりも、もっともっとイカした先生になりたいなぁ、と思います。
14年目も、1年目と変わらない気持ちで、
「全力投球フォアボール」の精神で、突っ走るのみ。
(まぁ、1年目みたいなフレッシュさはないにしても、、、)
論文を書いたり、本を書いたり、テレビに出たり、新聞に出たり、国際学会に参加したり、、、
そういうのもいいけど、でも、やっぱり学生たちと色々とわいわいやるのが一番楽しい。
それが、自分の原点だと思うし、、、
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というわけで、、、
14年目も、ただただ、突っ走りたいと思います。
特に、他の先生たちからは一番目の届かない学生のそばに立てる先生を目指して…。
きっと、それが、最も僕らしい僕なんだろうな、と思います。
さ、頑張るぞ!、と。。。