出張(巡回)で、また成田にやってきました!
色々と行きたいお店はあるんですけど、色んなタイミング等が重なり、
開店前数分前に、
麺や福一
にやってきました!
2021年1月(パンデミック真っ只中)に来て以来、2年半ぶり?の再訪です。
ず~っと昔から来ているお店なので、色々懐かしい記憶が蘇ります。
ただ、昔の福一と今の福一とでは何もかもが違い過ぎて、、、💦
常に変わり続け、常に進化し続けるのが、麺や福一の本質なのかも…。
今の福一の定番ラインナップはこんな感じです。
鶏白湯ラーメンは、もう不動の看板メニューになっています。
僕的には、鶏白湯以前の福一の印象が強く残っていて、福一=鶏白湯じゃないんですけどね。
でも、2007年頃からずっと、福一=鶏白湯、というイメージはあります。(福一というより「鶏の骨」の方で、鶏白湯ラーメンがここの定番になった気も、、、?!)
あと、息子さんが作る「チャーハン」も今の福一のイチオシメニューになっています。
店員さんも、「他のお店では味わえない、絶品チャーハン」と他のお客さんに伝えていました。
そして、新名物は「汁なし担々麺」。
福一の汁なし担々麺、2021年1月の時点ではなかったので、ホントに新名物なのかも。
今度はこれを食べに来ないといけないな!!✨
やっぱり20年以上、福一のラーメンを食べている身としては、新定番となったら食べなきゃ!
今回は、当初ここの「中華そば(醤油)」がねらいだったんです。
今の福一の一番の基本を食べたいなぁって思って、、、
鶏白湯以前は、醤油ラーメン(竹岡風ラーメン)が人気だったような記憶もあり、、、
「福一の中華そばをレポするぞ!」と意気込んできたんですけど、、、
どどーん!!!
夜限定かと思っていた、
冷やし鶏白湯ラーメン
錦爽鶏と林SPFのバロティーヌ添え
があるじゃないですか!!!Σ( ̄ロ ̄lll)!!
ノーマルで1300円、特製だと1600円!!💰
最近、価格の感覚がおかしくなっていて、1600円の方が食べたくなりました💦
(ノーマル1300円より、特製1600円の方が「お得」に見えてくるというか…)
…
これで、食べるメニューは「確定」!
ええ、最初の「中華そば醤油を食べるぞ!」という意気込みは消えてなくなりました。
冷たい鶏白湯・・というと、、、
を思い出します。当時のアツシ君のお姿も…(笑)
で、、、
店内に入ると、なんかますます都会的?な内装になっていて驚きました。
コの字型のカウンター席で、テーブル席は使われていないようでした。
カウンター席にも、こんな風に限定麺のメニューが出ていました。
もう、これしかないですね。
〆の孔雀卵と鶏チャーシューの雑炊仕立て(250円)もおススメみたいなので、、、
冷やし鶏白湯ラーメンとこの雑炊を注文しました。
…
そして、、、
ジャジャーン!!!
特製冷やし鶏白湯ラーメン
です!
一杯、1600円のプレミアム価格の限定特製ラーメンです。
先日、支那蕎麦大丸で「特級支那そば」(1530円)を頂きましたが…
その1530円の上を行く1600円の特製冷やしラーメン。
こちらもまた「ヴィジュアル的」にすごいラーメンになっています。
zoom up!
チャーシューも、バロティーヌを入れて、合計4枚入っています。
豚チャーシューと鶏チャーシューと、そしてバロティーヌ。
うん、特製や特級には、4枚のチャーシューが鉄則…ですね?!
そして、その上に乗るリーフがとっても綺麗です。
このヴィジュアルの美しさもまた、ずっと福一の魅力でありました。
大丸のご主人もきっとここでアーティスティックなラーメンを食べていることでしょう(妄想)。
もともと福一の石曽根さんも、欧州料理のプロでありました。
ラーメンの世界だけで生きてこなかったからこその「創作ラーメン」をいくつも生み出してきたんですよね。
本当に美しいラーメンになっています。
反対側はこんな感じです。
ミニトマトが二つ入っています。
そして、フライドオニオン(揚げネギ?)が添えられています。
味玉もしっかり入っています。
さすがは「特製」なだけはあります!!
で、スープ。
スープを一口飲むと、
「うわ~~😊、なんだ、このミルキーでホワイトなすっきりスープは?!」
って思いました。
鶏白湯というと、口がべたつくほど、濃厚で、とろっとしているはずなのに…。
お味はそのまま、でも、スープの質感はとってもあっさり。
ミルクを飲んでいるかのような、ミルキーさのあるすっきり鶏白湯スープ。
濃厚白湯スープだからこその鶏白湯なのに、それがすっきりさっぱりしている…
このギミック、というか、固定観念の破壊ぶりに圧巻ですよ、、、💦
麺はこんな感じです。
福一といえば、京都の老舗製麺所「棣鄂」の麺ですよね。
棣鄂の麺を千葉に広めたのも、ここの石曽根さんでしたね。
初めて棣鄂の麺を食べた時、「なんじゃ、こりゃ?!」って思ったのを覚えています。
凄い麺だなぁ、、、って。。。
石曽根さんが千葉のラーメン界に与えた影響って、凄いんですよね、、、。
今回のこの麺も、文句なしに、スープに合っていました💖
1600円の「特製」なので、チャーシューも凄いです。
バロティーヌは、…一番左のやつですね??
バロティーヌは、「開いた鶏肉、鳩や鴨などに詰め物を敷き筒状に巻き込んだフランス料理」のこと。
これがもうホントに美味しくて、欧風料理っぽくて、感動しましたね~。
僕的には、「アスピック」って言われた方がすーっと入ってきます。
鶏肉の中に、レバーと、あとピスタチオ?(!?!?)が入っていました。
このバロティーヌ、本格的なホテルコース料理で出てきそうなお味で、うっとりさせられました🎵
そこに、豚と鶏の低温調理チャーシューが入り込みます。
このチャーシューも、破格に美味しい(美味し過ぎの)チャーシューでした!!
さすが、四半世紀、千葉を牽引してきた福一なだけはあります!✨
味玉も素敵ですが、このミニトマトがいいですね~。
冷たい鶏白湯にトマト、とってもよく合いました。
スープ自体、凄く飲みやすくて美味しいので、油断すると完飲しそうになります。
ここは、最後にブレーキをかけて、、、
ジャーン!
〆の孔雀卵と鶏チャーシューの雑炊仕立て
は、こんな感じになるのであります!
残ったスープの入った器は、一度、厨房に戻りました。
そして、その厨房で、温かい鶏白湯雑炊に変身するんですね。
冷たくもなく、また、アツアツでもなく、、、
これはもうまさに「ヌルウマ系」の雑炊になっています。
メインの冷やし鶏白湯で一通り、涼んだ後は、温めのスープで整える。
そう、「整う!」だ!!!( ´艸`)
こうして、最後の一滴まで美味しく頂きました💖
***
というわけで、、、
2年半ぶりの再訪となる「麺や福一」の実食レポでした。
福一は、相変わらずの人気店でしたね~。
お客さんも次から次にやってきていて、無敵の安定的人気店ですね。
かつてのフィーバー的な人気というより、老舗店的な人気ぶりです。
度を越えた行列ができるわけではなく、でも、常に人が入り続ける感じ?!
それに、お店の雰囲気もずいぶんと変わりました。
二代目の息子さんが加わり、ただの老舗ラーメン店になっていないんです。
すごくうまく上手に、二代目にバトンを渡しつつある、その過渡期、みたいな?!
父親のやってきたことをそのまま再現するのではなく、二代目らしいアプローチをどんどん加えていき、「お店そのもの」として変身していく。
この辺もまた、今の福一の見どころなんじゃないかな?って思います。
だからこそ、次こそはスタンダードラーメンを食べなくっちゃ!!
今の福一の「ラーメン」に迫りたい、、、😂
お土産冷凍ラーメンも出ています。
これ、お土産にもらったら、めっちゃ嬉しくなりますね~。
ただ、僕的にはやっぱりお店で食べたいので、ここにはコミットしませんが…。
でも、福一ファンの人には、すごく嬉しい冷凍ラーメンだろうなぁ。
いつでも、家で、福一の鶏白湯ラーメンが楽しめるんだもん。。。
あと、こんなのも出ていました。
本当に香る辣油(480円)
ですって。
これも、ちょっと欲しくなりましたが、、、、
今回はまだまだお仕事が続くので、我慢しました😢
次回こそ、この辣油も買いたいなぁって思いました。
もう20年以上前から見ている「福一旅館」。
そして、その福一旅館の片隅にできた「麺や福一」。
その後、その福一旅館の反対側にできた「新麺や福一」。
長いスパンで考えたら、すごく変わっていっているんですよね。
このシーンをみると、なんか、こみ上げてくるものがあります。
僕自身、ホントにリアルな学生だった頃から来ているから。
学生から先生になり、そして、僕もすっかり「おじさん」になり…
成田駅前もすごく変わったけど、でも、福一の魅力だけは変わってないかな?!
僕も、もっともっと変わっていかなくっちゃ!!って💦
…
これで、冷たい鶏白湯作れないかなぁ~、家でね!
これもまた、冷たくして食べたら、、、どうなるんだろう?!
このスープでも、冷製ラーメン、チャレンジできそう??
難しいんだろうなぁ~~~💦