2023年1月。
ものすごく久しぶりに船橋にやって来ました。
過去ログを見ると、2021年1月以降、船橋に降り立っていないんです。
なので、実にまるまる2年ぶりの船橋なんです。
毎日出歩いているように見えるkeiですが、やはり活動範囲は制限されているんだな…と。
2年ぶりの船橋、、、か💦
…
どうしても行きたいお店が一つあったのですが、営業しておらず…😢
しばし、途方にくれました。
そんな中、ふと思ったんです。
「僕が船橋で最も行きたいラーメン店ってどこだろう?」
って。
その時に、ふと思い出したのが、
赤坂味一
でした。
自分にとって、船橋で再び最も食べたいラーメンがあるのが、ここかな?!って。
実に13年ぶりの再訪となるんです!!😂
ず~~~っと再訪したいなって思いながら、再訪できずにいたお店です。(船橋は大都会で、行くたびに「新店」とかが出ているので、なかなか再訪ができないんです…)
13年ぶりの赤坂味一…😂
13年前と変わらずに、大人気・大繁盛のお店でした。
変な時間帯(14時頃)なのに、広い店内は満席で、行列もあるという…。
どれだけ人気があるんだ?!?!っていう、ね。
そんなにネットやメディアで騒がれているわけでもないのに…。
もう何の媒体に取り上げられなくても、常時満席・常時行列店なんです。
…
その人気の秘訣は、なんといっても「元祖永福町大勝軒インスパイア系」ということ。
直接、永福町大勝軒で修業したわけではないみたいですが、永福町系のあの味を目指して創業したんだとか。
しかも、この赤坂味一は、僕と同い年で、1975(昭和50)年創業のお店です。
もう47年以上の老舗中の老舗店なんです。
永福町大勝軒インスパ系の元祖であり、老舗店であり、無敵の人気店…。
券売機です!!
なんか、かわいい券売機で、ほっこりしました(n*´ω`*n)。
中華そばは、2023年1月時点で、700円であります。
13年前は500円だったので、13年で200円値上げしていますね。
それでも、今の時代の感覚だと、かなりお安いです。
ここ、麺も通常の2倍くらいの量ありますからね。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!!
こちらが、13年ぶりとなります赤坂味一の、
中華そば
であります!!!✨
これですよ、これこれ!!!
もう、絶対に美味しいに決まっている感しかないこのヴィジュアル。
茶色いクリアなスープに、溢れそうなほどの麺。
そして、ネギ、メンマ、チャーシュー、なるとというトッピング。
そこに、小さな小さな柚子の皮が添えられています。
もう、これは「完全なるラーメン」ですね!!✨
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお!!! これはもはや『赤坂味一』の煮干し醤油ラーメンだ!!!」
って思いました。
永福町大勝軒っぽさはあるにはありますが、これは他とは違う味わいだ…。
煮干しの味がそれほど強くなくて、全体的によくまとまった味わいです。
感覚的には、「永福町大勝軒」と「昔ながらの和風醤油ラーメン」の中間くらいの味わい?!
何も考えずにこのスープを味わうと、「美味しい昔ながら風の和風醤油味」で、
永福町系だと思って味わうと、「すごくライトな永福町系の煮干し醤油味」で。
なんか、すごく不思議な味わいのスープになっていました。
ただ、一つ言えることは、「旨い!」ということ(苦笑)。
このラーメンの虜になる人がこれだけ大勢いるのも、頷けます。
ただ…
この味は、この「赤坂味一」だからこその味わいなのかな、とも思ったかな。
他のお店でこれを食べたら、どう感じるんだろう?!?!とも。
(『ラーメン再遊記』の最新刊のあの老舗店の話につながることかも?!?!)
麺はこんな感じです。
これはもう、間違いないですね~~。
これぞ、「人気老舗店の麺!!!」って感じですね。
草村じゃないけど、草村系の麺っていうか、、、、
どこの麺だろう?!って思ってたら、、、
答えがここにありました(苦笑)
ここの麺も、我が海空土と同じ「山田食品」の麺でした。
お店の人にも確認したので、間違いないと思います。
でも、海空土で使っている麺とも違うような、、、💦
…
そう、海空土とも通じるようなラーメンだったかな。
どちらも、永福町系だけれど、永福町系ではない、というか。
なんか、同じような「進化・変化」を感じたんですよね。
13年前のレポを見ると、当時はまだ「煮干し感炸裂!」って感じだったぽいです。
海空土もその当時は、今よりもはるかに煮干しの強い攻撃的なスープでした。
でも、海空土も、今ではかつてとは異なる、独自のバランスのスープになっています。
海空土と赤坂味一とでも、若干味わいが違いますが、なんか向かう方向は同じというか。
なんか、より「普遍的な味わい」?に向かっているというか。
誰かに愛される味、ではなく、誰にでも愛される味、に向かっているというか。
海空土と赤坂味一に共通するのは、ラーメンという存在が「未来永劫」である、ということを示す味わいだ、ということじゃないかな?!?!
この味だけがラーメンの答えではないですが、この二店の「味わい」は、きっと未来永劫、愛され続けるんじゃないかな?!っていう味わいになっている気がしました。
僕自身、「死ぬその時まで、食べ続けたいな」って思いましたね💖
トッピングも、全部が「普遍性」に満ちているようでした。
絶対的に必要なトッピングのみ、というか。
ネギ、チャーシュー、メンマ、そして、なると。
これだけで、魅力的なラーメンの「顔」を作ることができる。
そこに、美味しいスープと麺が入れば、そこはもうエターナル・ワールド。
気づけば、もうスープ一滴も残っておらず、、、
「のみほし ありがとう」の文字が(心の中に)見えてきました(苦笑)
海空土よりは優しい味わいのスープ。
でも、海空土と同じくらい、いつまでも飲み続けたいスープでした。
しかも、間もなく「創業50年」…。
海空土の倍以上の年月を歩んできた、老舗の名店です。(…ってことは、これって、未来の海空土の味?!?! 海空土もいずれ、こういう味になっていく?! としたら、やっぱり、それって、未来永劫ってこと?!)
***
というわけで、、、
実に13年ぶりとなる船橋の名店【赤坂味一】の実食レポでした。
やっぱり、このお店は、僕にとって「船橋で最も食べる意味と価値のあるお店」って思いました。
他の人はどうだか分かりませんが、僕にとってはやっぱり「大好きな味」。
海空土ではないですが、海空土と同じように好きな味わい。
これが、この味が、僕の「ラーメン人生」のゴールの味わいなのかな!?って。
だから、「未来永劫」って言いたくなったのかな?!って。
ビジネス的には、ここよりもっと華やかでお金になりそうなラーメンはある。
でも、味的には、ここのこの味が「ゴール」なのかなって。。。
営業時間はこんな感じです。
この時間帯もまた、「ラーメン店のゴール」のような気もしなくもない?!
午後4時で終わるところもまた、なんか、すごくじーんとくるというか。
それでいいんだよな、、、って。
船橋だけど、「赤坂」。
ここもまた、神秘的ですごく素敵ですね~。
赤坂味一は、こんなビルの1Fに入っています。
駅からも、そんなに近くないんですが、、、、
13年前も今も、変わらずに、常時人で溢れかえっています。
昔も今も、そして未来も、ずっとこのお店のラーメンは愛され続けるんだろうなって。
だから、「未来永劫の味のラーメン店」って言いたくなるんです。
僕と同い年の赤坂味一。
また、食べに来たいな💓