この数日間、オーストリアのチロル地方、キッツビュールに滞在していました。
その目的は、僕の本の中にも出てくるウィーン大学教授でヴィルヘルミーネン病院小児科長のリシュカ先生を訪ねることでした。
リシュカ先生は、オーストリアで初めて赤ちゃんポストを設置した人で、また小児医療や新生児学の世界でもとても活躍された方です。
「ウィキペディアに、私の経歴が載っていますよ。私の甥が書いてくれたのです」、とのこと。
リシュカ先生と出会ったのは、今から8年前の2006年。
この間に、先生は医学界を引退され、現在はここ、キッツビュールにいる、ということでした。
リシュカ先生とはもう一度必ず、「対話」をしたいと思っていました。
今、改めて、「赤ちゃんポスト」をどう思っているのかについて、聞いてみたかったのです。
今回、改めてじっくりお話を伺って、知らなかった話をいっぱい聞かせてもらいました。
その話はまた別のところでしたいと思います。ここではしません(苦笑)
さて。
リシュカ先生も大絶賛しているキッツビュール。
まさに、チロル地方に位置する小さな町ですが、ここがまたなんとも贅沢な、、、汗
観光客は主に、イギリス、アメリカの人らしいです。しかも、裕福な、、、
そんな感じの町でした。
僕は、今回いろいろあってかなり経済的に切迫していますので、無駄遣いをせず、部屋で論文を読んだり、書いたりしていました。
他にすることもないので、随分とはかどりました(苦笑)
けれど、せっかくキッツビュールに来たのだから、、、
山登り。
と言っても、ロープ―ウェイでささっと山頂に行って、ぐるっと回って帰ってきただけですけど。
所要時間2時間半の旅(苦笑)。
いざ、ロープ―ウェイで山頂へ!
山頂を目指します。天候は、、、かなり悪いです。
最初の日だけだったなぁ。いい天気だったのは、、、
だんだん町から離れていきます。
まだよく見えます。
どんどん町から離れていきます。
視界も悪くなってきました。
ほとんど町が見えなくなりました。
ものの数分の間に。。。
そして、気付けば、銀世界(苦笑)。
真っ白な世界。
そして、山頂に到着!
曇ってはいますが、山々は見えます。
雲が地面から湧き出す煙のように見えて、神秘的でした。
そんな神秘的な山に、こんな「動くエスカレーター」が、、、
これって、冬のスキーのためのものなのかな?
意外と楽しかった。
さらに進むと、こんな感じになります。
日本の山とは違う感じで、すごい拓かれています。
視界良好(まぁまぁだけど、、、)
しばらく行くと、レストランがありました。
そういえば、この日はまだ何も食べていなかった、、、
ということで。
キノコ・ヌードル(オーストリア風)です。
まぁ、キノコのパスタ、ですね。このチロル地方で採れた新鮮なキノコを使っています。
美味しかったなぁ。キノコってやっぱりいいですねー。
食べ終わった後は、またちょっと散歩。
そしたら、いました。
牛さん。
牛さん。
牛さん。。。
こんにちは。
食べてました。よく。
牛さんもひたすら食べているんですね。。。
近距離まで接近しても、こんな感じでした。マイペースとというかなんというか。
こういうところに来たかったんだ。
一瞬、現実のことを忘れられました。
(実は今、色々と先が見えずに、困惑し続けていて、、、)
だから、ちょっと癒されました。
さぁ、帰りましょうかね。
こちらは、創業当初に使っていた大きなロープ―ウェイです。
モニュメントになっていました。
僕が3日間お世話になったホテル。
5階の屋根裏部屋でしたが、広かった!!!
屋根裏と知って、ちょっとショックだったんですけどね、、、汗
ホント、広いんですよ。
一人で泊まるには申し訳ない広さでした。
けど、ホテルとしてはそんなに高くなくて。。。
屋根裏でしたが、快適でした。
さ、明日は、何百キロ移動するのかな。
チロル地方から、ドイツに入り、ミュンヘンを経由して、ハノーファー近くまで行きます。
電車で、8時間の旅になります。
あー、大変。。。
しかも、頭が痛いし、、、
旅もいよいよ中盤戦が終わり、後半戦突入です。
まだ、何があるか分からない。。。