Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

さぶちゃん@神保町 祝復活☆変わりなき究極黄金スープと半チャン!

 今日は、ドイツ語の授業のあと、神保町に向かいました!

目的地は唯一つ。
東京の老舗『さぶちゃん』が無事に復活したので、さっそく食べに行きました

この看板が目印です。
神保町駅から水道橋駅方向へ。左手です。



東京都千代田区神田神保町2-24

さぶちゃんについてはこちらを是非参照
keiの前回のレポはこちら!(こちらも是非☆)

都内で今、最も食べるべきラーメンだと僕はホンキで思います。
特にラーメン好きの人なら、すべての人に食べてもらいたいです。
本当の本当に、ここのラーメンを食べずしてラーメンを語ることなかれ!です。

昨年末は、店主の体調不良のため、お店を閉めていました。
が、今年の初めに無事に復帰いたしました。

店主の木下三郎さんは、変わらずお元気そうでした(^O^)
この3月にまた一週間ほど休むらしいですが、まだまだ大丈夫だ!とのことでした。
『心配はいらないよー』と、あの笑顔(?)でおっしゃっていました
よかったですー(T_T)  本当に、、、

さて、さぶちゃんの話。
昼はさすがに行列覚悟ですが、夜は比較的すぐに食べられます。
行くなら、夕方~夜がおススメです。あんまり遅くまでやっていないので注意!

もちろん、半チャンラーメンを注文!

あの荒々しい(?)作り方も健在。
さぶちゃんの楽しみは、この木下さんの作る工程を見ること。
ざくっとタレを器に入れて、厨房下に置かれている寸胴(?)からスープをすくって、
これまたざくっとスープを器に入れて、そして麺をスープに入れる。
で、相方のおじちゃんがメンマとチャーシューをざざざっと入れて、完成。

『はいよ~』

で、出てきたラーメンは、見事な黄金色の美しいラーメン。
この色はホント他では見られない黄金色です。
見ているだけで、幸せな気分になります。

もちろん味があっての話です。
生姜の味がガツンと効いたしょっぱくて甘いソウルフルなスープです。
そう、しょっぱいのに甘いんです。で、パンチがあるのにあっさり。
どうやったらこんなラーメンができるんでしょう?!
そんなに凝った食材を使っているわけじゃないと思うんです。
(あと、さぶちゃんのラーメンのレシピは本でちょこっと公開されています)

鶏ガラと豚骨、昆布、ニンニク、生姜、鰹節。
鶏ガラは最初に入れ、豚骨は最後に加えるとのこと。
(『中華めん』、1985、柴田書店より)

なんてことないのに、どこまでも美味しくて、どこまでも深いんです。

そして、忘れてならないさぶちゃんの半チャーハン。

今日のはちょっと冷え冷えでしたが、問題なし☆
これぞ、BEST OF THE FRIED RICE IN RAMEN SHOPって感じです。

ラーメンのスープで味を付けているんだとか。
ここでしか味わえないちょっと柔らかめの優しくタフなチャーハンです。
スープとの相性も当然抜群です。

***

ここのラーメンを食べると、ラーメンってつくづく配合=バランスだと思います。
高級な食材を使ってラーメンを美味しくすることは誰にでもできるんです。
いい食材はやっぱりいい味を出しますからね。
でも、それが「ホンモノのラーメン」ではないとも思うんです。

ラーメンって、安くて、誰からも愛されて、庶民的で、身近なもの。
だからこそ、これだけラーメンが日本中に広まったんだと思います。
気軽に食べられて、お腹一杯になれて、笑顔になれる、
それが、ラーメンの最大の武器だったと思います。

けれど、最近の動きを見ていると、そういう良さが失われているようにも思えます。
今日、渋谷をふらっと歩いて、ラーメン店やその他の飲食店を見てまわりました。
そうすると、ラーメン店よりも、ファストフード店や牛丼店の方が圧倒的に混雑しています。
ラーメンよりも、低コストで、ボリュームもたっぷりです。
コストを抑えつつも、色んなアイデアを出しているし、手軽に食べられます。

ラーメンが高級化することを否定する気持ちはありません。
けれど、やっぱりラーメンって安くて手軽で美味しいっていうのが基本にあると思うんですね。
二郎@神保町は相変わらずの長蛇の列ができていました。
二郎がうける理由もやはり安くて美味しくてボリューム満点ってことに尽きると思います。

その原点をもう一度見直す時期にきているのかもしれません。

話がそれました。

さぶちゃんのラーメン、特に若い人に食べてもらいたいです。
『これが本当のラーメンだ』って、本当の本当に思います。
女性にはちょっと入りづらいかもしれないけど、女性にも食べてもらいたいです。

見た目的には、かなり年季の入った古いお店ですが、
スープに関してはすごい手間暇をかけています。
スープの下処理に関してはすごい丁寧にしているという話です。
 
昭和の雰囲気を感じながら、ちょっと窮屈感を感じつつ、
おじいちゃんの作る愛情たっぷりの中華そばと半チャーハンをいただく、
これもまた人生の喜びだと思います。
だからこそ、こんなにたくさんの人に愛され続けているんだと思います。

確かなお店です。
これ以上にはないっていうくらいに、『KING OF JAPANESE RAMEN SHOP』だと確信しています
僕はさぶちゃんくらいまでラーメン屋として全うしているお店を尊敬します。
そういうお店をもっともっと知りたいと思うし、学びたいと思います。

コメント一覧

kei
ypさん

是非、一緒に行きましょうよー。神保町付近はホント、いついっても激戦区ですが、ここだけはずっと変わりません!!!
yp
次回は!
次に東京行く時には必ず訪れたいお店です
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