Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

埼陽軒@熊本 「黒亭」近くにあるマニア向けの名店!雰囲気も最高!+α

 

黒亭からわずか10mくらいのところにある隠れた名店がこちらの「埼陽軒」です。

こちらのお店は、創業30年くらいで、熊本市内のお店としては決して古くはないですが、一般尺度からすれば、老舗ラーメン店です。お店の雰囲気も、とてもレトロで、黒亭よりも老舗な感じがします。外観からすれば、ホント、レトロな昔のラーメン屋さんという感じで、僕的には、黒亭よりも好きな雰囲気のお店でした。

僕の親世代のご夫婦で切り盛りされていました。が、息子さんもこのお店のバトンを引き継ぎ、親子2代で営んでいるそうです。黒亭が「観光スポット」的な有名ラーメン店だとすれば、こちらは、知る人ぞ知る隠れた名店という感じですかね。地元の人の話でも、このお店の評判はとてもよくて、見過ごすことはできませんでした。

こちらのお店では、いわゆる熊本ラーメンの他に、醤油ベースのラーメンやちゃんぽんみたいな野菜たっぷりのちゃんめんなるものもあったりします。今回は、熊本ラーメンの基本を知る・学ぶというのがコンセプトなので、ラーメンを注文しました。

  

この埼陽軒のラーメンは、黒亭よりもはるかに野性味が感じられます。黒亭が洗練された全国レベルの名店だとすれば、こちらのラーメンはローカリティ-溢れる地元的なラーメンという感じでした。

豚頭を使ったさらっとした白濁スープに、揚げた黒いニンニクチップの粉がふりかけられています。ヴィジュアル的には、熊本ラーメン王道という感じでした。が、味は確実にマニアックです。大胆にいえば、臭いタイプの豚骨ラーメンで、一般人向けを意識していないな、ということは伝わってきます。

ここの特徴は、結構多めにふりかけられた胡椒ですかね。胡椒の風味がスープによく馴染んでいました。

それと、チャーシューがとてもワイルドで、強烈な味わいでした。熊本ラーメンというと、薄くて味気ないチャーシューというイメージがありましたが、こちらのチャーシューは、ワイルドで、ジャンクな感じでした。僕は、ここのチャーシューに絶叫しそうでした。

旨かったです。

初代店主さんは、30年ほど前に、九州各地のラーメンを食べ歩いていたそうです。そこから、色々と触発を受けて、今の味に辿りついたそうです。

麺も抜群でした。若干、平打ち麺っぽかったですが、店主さんに聞くと、「そうかなー」というご返答でした(苦笑)。

黒亭が熊本ラーメンの「表の顔」なら、こちらの埼陽軒は熊本ラーメンの「裏の顔」かなー。裏っていうと語弊があるかもしれないけれど、この二つのお店は、光と影、表と裏、というほどに対照的でした。面白いなぁー。 

どちらも捨てがたいけれど、埼陽軒を応援したくなる自分がいました。

黒亭も素敵でした。が、こちらも素敵でした。

あー、引き裂かれる思い。。。

埼陽軒から少し離れたメイン通りの陸橋上から熊本駅方面をぱしゃり。

いい路面電車でした。なんか、ドイツみたい。

くまモンも発見♪

本当に絵になる風景です!!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「九州」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事