天上天下、唯我独尊、
無敵の元祖髪立て系美形バンド、
BUCK-TICK
待望のシングル「HEAVEN」ですよ。
HEAVEN、
これまでの長いBUCK-TICKの歴史の中で、
この言葉ほど彼らを象徴する言葉はないだろう。
BUCK-TICKにとってHEAVENってどういう意味があるんだろう?
(生[性]と死は彼らの一貫したテーマである!)
今回のHEAVENは、今井さんらしい跳ねた歪なポップソングになっていた。
かつてのHEAVEN系の曲よりもねじりにねじれていて、
爽やかな感じがするんだけど、すごく退廃的でひねくれていて、みたいな。
すごく笑顔なのにすごく暗い、みたいな。
そういう相反する概念がうまく共存しているB-Tポップ。
ホント彼らしか奏でることのできない唯一無二のサウンドだ。
ギターもベースもドラムも決して難しいことをしているわけじゃない。
なのに、超テクニカルなプレイヤーの音よりも気持ちよいのだ。
そう、彼らのサウンドは気持ちよいのだ。
20年のキャリアだけじゃないと思う。
やっぱりセンスというか、持ち味というか、
そういう先天的なものと、
日々変わり続ける彼らの弛まぬ努力や学習意欲というか、
そういう後天的なものが合わさってできた音なのだ。
で、今回の聴きどころはなんといっても
B面(古っ)の「真っ赤な夜」だ。
多分、往年のファンはこの曲に絶叫するんだろうな~
これぞBUCK-TICK!って感じだし、
めっちゃカッコイイし。
やっぱ、BUCK-TICKにはカッコイイものを求めちゃうなぁ~
2009.01.14 New Single
GALAXY
2009.02.18 New Album
Memento mori