Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

【武蔵】のしおバターコーンラーメンは【でかまる】を超えた

このタイトルを見て、新宿の『麺屋武蔵』を期待したみなさん、すみません。

麺屋武蔵のラーメンレポではございません!

新宿にも武蔵という名前の有名店がありますが、我が千葉の若葉区にも武蔵という名前のお店があるんです。

っと言っても、千葉で有名な『武蔵家』でもございません。

千葉の六方町エリアにあります、

ラーメン餃子武蔵

です!\(^o^)/!

前回のレポ(2020年5月)はこちら

場所はこんな感じです。

最寄り駅は四街道になるのかな??

こちらの武蔵は、創業19年くらいになる地元の人気ラーメン食堂です。

昼時は本当に混んでいて、その人気の高さがいつもうかがえます。

それもそのはず。このお店のラーメンは平凡にして非凡の魅力あるお店ですからね。

注意してないと見逃してしまう、でもすごく素敵なお店。

そういうお店を追いかけてこそ、ラーメン探求者ですよね!?

メニューはこんな感じです。

ここの名物はなんといっても「納豆ラーメン」!

納豆ラーメンの実食レポはこちら

そして、「焦がしネギ」が印象的な「ラーメン」「チャーシューメン」です。

チャーシューメンの実食レポはこちら

今回は、前々から気になっていた「しおバターコーンラーメン」を頂きたいと思います。

「塩バター」とか「バターコーン」とかっていう言葉に弱い人間なので、、、

そして、このお店に来たら、是非注文したいのが、こちらの煮玉子(100円)です。

自家製の煮込んだ味玉。

武蔵に来たら、この煮玉子を是非是非頂いていただきたいですね。

というわけで、、、

ジャジャーン!!

しおバターコーンラーメン
+武蔵名物「煮玉子」

です!!

なんと、お美しいヴィジュアルのラーメンなのでしょう!?!?

淡い黄金色のスープに、たっぷりと敷き詰められたコーンがどっさり✨

デフォでも名物「煮玉子」が4分の1入っていますが、ここはやっぱりまるごと1個食べたいところ☝

そして、丼の片隅に置かれた「バター」、ありました🎵

zoom up!

スープを飲むと、武蔵らしい優しくてライトであっさりとした味わいです。

納豆ラーメンの時にも書きましたが、ここのスープには余分なしょっぱさや濃さがありません。どこまでもピュアな味わいといいますか。透明感のあるスープになっています。

だからこそ、バターが徐々に溶けだしていくことで、その味の変化をダイレクトに感じることができるんですね。食べ始めと食べ終わりとでは、もう全然味が違う!という、まさに「味変系ラーメン」になっていたんです。

塩バタースープに、たっぷりのコーン。そして、もやしとネギ。

シンプルなんだけど、どこまでも味わい深く、またコーンがいっぱいなので、トッピングの少なさも全く感じません。むしろ、最後の最後までコーンがスープに残っていて、「ありがたや~、ありがたや~😂」って感じでした。

これはもう、まさに…

マルちゃんの【でかまる】の塩バターコーンラーメンを超える傑作じゃないか!!、と。

このバターがもう、、、( ;∀;)…

僕は10代の頃からでかまるの「コーン塩バター」「じゃが塩バター」が大好物でした。

でかまるの「塩バター」の実食レポも書いています🎵

プロのラーメン店主さんが本気で作った「コーン塩バターラーメン」がここにあり!!って、叫びたくなるような絶品「塩バターコーンラーメン」に出会えた気持ちがして、とても嬉しくなりました。

そして、更に驚きなのが、、、

麺です!!

改めてここの麺を味わいましたが、ここの麺は尋常じゃない!!💦

細い平打ち麺で、するするっとした食感で、のど越しも最高です

この麺は、たしか製麺所の人と相談して特別に作ってもらった麺だったはず…。

この麺の絶妙な「平打ち具合」がホントに滑らかで、心地よくて、驚かされます

いつまでもこの麺を啜っていたい気持ちになります。

麺のzoom up!

写真じゃ伝わらないかもしれませんが、、、😢

この麺、ホントに一度是非味わって頂きたいですね。ホントに。

もう随分と食べていないので断言はできませんが、僕が日本で一番感動した(と言っている)岩手県の宮古の「たらふく(多良福)」の麺に近い麺だなって思いました。たらふくの麺はまさに細い平打ち麺で、するするっと喉元を超えていく至福の麺でした(嗚呼、また食べに行きたい…😢)

麺が美味しいと、もうそれだけで幸せに包まれてしまいます。

最後の最後まで、この「しおバターコーンラーメン」、心から味わわせていただきました。

そして、最後は武蔵名物の煮玉子!!

イマドキ?の半熟煮玉子ではなくて、固ゆでの強固な茹で卵になっています。

表面が黒くなるほど、じっくり味付けされていて、これがめっちゃ渋いんですよね~。

オトナの煮玉子って感じ??(あるいは昭和の煮玉子?!)

この固くなった黄身をスープに溶かして食べるのが「通」の食べ方かな?!

こういうレトロな味玉を今のこの時代に食べられる悦びって、あると思いますね。

***

というわけで、、、

1年4か月ぶりとなる「ラーメン餃子武蔵」の実食レポをお届けいたしました!

いや~、しおバターコーンラーメンもまた、素晴らしい一杯でした。

こういう素敵なラーメンに出会いたくて、食べ歩きを続けているんだよな、とも思いました。

ラーメン評論家はどうだか分かりませんが、ラーメンブロガーは、こういうお店の素晴らしさや魅力を伝えてこそ、という気がすごくします。

昨年末、このお店の近所に「横浜ラーメン相馬家」がオープンしました。武蔵家の流れを汲む本格家系ラーメン店で、ラーメン好きの人やフリークさんたちはこぞって、このお店に行きました。相馬家ももちろんすごく美味しいラーメンを出すお店ですが、(言い方はあれですが)やっぱり「家系ラーメン」なんですよね。美味しいは美味しいんですよ。

でも、せっかく近くに武蔵という素敵なお店もすぐ近くにあるのに、どうしてこっちには行かないんだろう?って、やっぱり素朴に思うんです。ええ、分かっていますよ。家系ラーメンに比べれば、たしかに味的に弱いかもしれません。でも、家系ラーメンとは違うラーメンの魅力というのも、やっぱりあるはずなんです。

そういう部分に光を当てることが、ラーメンブロガーだと僕は思うし、また、本来のラーメン評論家が果たす役割じゃないのかな?って思うんですよね。

「うっせーわ、こっちがウマいと思うラーメンを喰いたいんだよ。ごちゃごちゃ言うなよ」って言われそうですが、それはそれでいいんですよ。ブロガーや評論家じゃないなら、好きなものを食べていればいいと思います。でも、ブロガーとか評論家とかを名乗るなら、「みんなが(もう既に)喜んでいるラーメン」じゃなくて、「みんながまだ知らない、でも素敵なラーメン」の価値を意味づけすることこそ、真剣にやるべきなんじゃないかな?!って。

僕だって、二郎系ラーメンや家系ラーメンって(実力あるお店であれば)本当に心から美味しいと思うし、何度でも食べたいって思いますよ。でも、「自分の食べたいものを食べる(食事する)」というのは、ブロガーや評論家の食べ方ではありません。ブロガーと違って、評論家ってそれこそ「商売」でもあるので、世の人たちのトレンドや最新情報を追って、それを本や雑誌等で記事にするのがメインの仕事にはなるとは思います。でも、それじゃ、ただの「広告塔」ですよね。それはしながらも、「本当によいお店」を真面目に探求してこそ、「プロの評論家」ではないかなって思うんですよね。考え方は人それぞれでしょうけれど、、、。

僕は「ラーメンブロガー」として、やっぱりこの素敵なラーメン食堂?である「武蔵」を心から推したいなって思います。しおバターコーンラーメン、もうホント、【でかまる】もビックリの素晴らしいラーメンでした💓

いよいよ10月に入りましたね。

営業時間もまた変更になると思います。

相馬家が美味しいのはよ~く分かりますが、たま~にでもこっちの「武蔵」に行って、またいつも食べるラーメンとは異なるラーメンを食べてみてほしいなって思いますね(ちょい啓蒙チックに)。

「うっせーな、俺は俺が好きなラーメンだけを食べてーんだよ」ですって?? 分かりました分かりました。そういう人は好きなラーメンを好きな時に好きなだけ食べてください。でも、世の中、そういう人だけじゃないって僕は信じています。「もっと違う経験がしたい」「いつもと違うラーメンが食べたい」「もっと色んなラーメンに出会いたい」っていう人もいると思います。そういう人に、僕のブログ記事が届いてくれたら、とっても嬉しいです💓

目の前はロイヤルホームセンターです。

ここもホントよくお世話になっています。

皆さまも、このエリアに来たら、(相馬家だけじゃなくて)ここ武蔵にも是非立ち寄っていただきたいなって思います。もちろん、僕は武蔵の回し者でも広告塔でも決してありません(爆)

かしこ。

コメント一覧

誉田出身者
たびたび失礼致します。
ネットを検索して「大金(だいきん)」というお店とのことでした。また、「観覧車のような茹で麺機」という記事を見て記憶が蘇りました。ぶら下がったいくつものテボザルが機械仕掛けで8~10個ぐらいぐるぐる回っていて、下半分がお湯に浸かる仕組みだったと思います。ご参考までに。。。
誉田出身者
こんばんは!
すみません…名前は忘れてしまいましたが、かなり塩分の高いチャーシュー麺(350円くらいだったような…)がとても印象に残っています!またこれからブログを熟読させていただきます!
sehensucht
誉田出身者さん

またまたのコメントありがとうございます。「時勢に流されず、長年に渡って営業を続けてこられたお店、独創性を貫くお店なども特筆に値すべきだ」というのは、ホントその通りだと思います。

とはいえ、僕もそれに気づいたのって、散々流行りのお店を食べ歩いた後なんですよね…。

千葉駅構内にあった立ち食いラーメン屋さんって、おそばとかも出していましたっけ?(なんとなくあったような、覚えてないような…) 名前とか、、、分からないですよね…?!
誉田出身者
今晩は!
 ラーメンにももちろんその時々の流行りがあると思いますが、時勢に流されず、長年に渡って営業を続けてこられたお店、独創性を貫くお店なども特筆に値すべきだと思います。
 奥の深いラーメン道(?)、流行りのお店だけでは語り尽くせないと思います。余談ですが、昔、千葉駅構内にあった立ち食いラーメン屋さん(○金のプラスチック札と引き替えのお店)の味が今も忘れられません。。。伝わらなかったらごめんなさい。。。
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