現役世代と次の世代をつなぐのが「教育学」の一つのテーマだ。
「ラーメンマニア」と呼ばれる人たちも、同じく、次世代とつながっている。
上の写真の学生は、次世代のラーメンマニアになるかもしれないひとりだ。
まだ、そんなに詳しくはないけど、ラーメンが大好きで食べるのも好き。
僕は、彼に、将来のラーメンマニアの姿を重ねていた。
僕の周りには、30代~40代のラーメンフリークが結構いる。
日々、若者と接する僕としては、次世代のフリークが登場してほしいと思う。
彼がどんな大人になるのかは分からないが、
もしかしたら数年後、数十年後に、立派なラーメンマニアになってるかもしれない。
もしかしたら、テレビにでるかもしれないし、評論家になってるかもしれない。
僕が教えた若者のなかから、ラーメンマニアが登場してくれたら、
それ以上に嬉しいことはないな、と思う。
「ラーメンが好きです」
と、僕に話しかける学生は結構多くいる。
けれど、まだ「ラーメンマニアです」という学生には出会っていない。
そういう学生と出会えたら、僕はとても嬉しい。
最近は、「ラーメン女子」という言葉が流行っているけれど、
そういう女子ももっともっと増えてきてほしいと思う。
ラーメンって、一生楽しめる食べ物だと思うし、
いろんな人とつながれる食べ物だ。
だからこそ、ひとりでも多くの人にこの世界に入ってきてほしい。
「ラーメン好き」から、一歩超えて、「ラーメンマニア」になる。
この境界線は結構大きいハードルだ。
ひょっとしたら、この一線は越えない方がいいかもしれない。
超えることで人生がめちゃめちゃになるかもしれない。
それは、おのれの選択の問題だ。
彼が、その一線を越えるかどうかは分からない。
ただ、一度超えれば、きっと新たな視界が広がることだろう。
・・・
と、大げさなことを書いてみる。
若いラーメン好きの人と一緒にツアーができる日を楽しみにしています。