「かいと」から徒歩1分のところにあった中華レストランに、ラーメンがあった!
その名も、「中華工房 東天竜」だ。おばちゃん二人でキッチンとフロアを切り盛りしていた。メニューを見る限り、スタンダードな中国料理屋さんって感じ。外国のチャイニーズレストランっていう雰囲気だったかな。ちなみにネットでは、このお店の情報は皆無だ。
ラーメン(メニューでは「老麺」と表記されている!)は、なんと500円。なんて安いラーメンなんだ?!と感激。一体どんなラーメンなんだろう?!
出てきたラーメンは、醤油ベースのシンプルなシナそばって感じだった。なると、わかめ、ねぎ、メンマ、(超小さい)メンマ等々、王道のトッピング・ラインナップ。チャーシューの小ささには驚愕だった!
醤油のかえしが強く効いたあっさり醤油ラーメンだ。なんてことない普通の「昔の一般的なラーメン」という感じ。もうなんともいえない。美味しいとか、不味いとかそういう感想ではなく、特に今の大人たちに、「ああ、これがラーメンっちゃ、ラーメンだよな」と思われるようなスープだった。
昔ながらのラーメンというよりは、昔のラーメンそのもの。昔の美味しい名店というよりは、昔のラーメンそのもの。
このラーメンを食べながら、二つのことを考えた。
①中国レストランのラーメンとはいえ、欧州のチャイナレストランのラーメンとは全然違うなぁ、ということ。メニューを見ると、欧州のチャイナレストランとそれほど違いがあるわけじゃない。むしろ、表記の仕方としてはとてもよく似ている。けれど、味は全然違う。日本の中国ラーメンは、醤油の味が際立っている。醤油ダレが日本のラーメンのアイデンティティーなのかもしれない。
②最近、豚骨と魚介をメインにしているラーメンが本当に多い。だからか、こういうシンプルな昔のラーメンが逆に新鮮に感じる、ということ。もしかしたら、こういうラーメンにこそ、次世代のラーメンのヒントが隠されているのかもしれない。もちろんあっさり醤油鶏がらラーメンがそのままヒットするとは思えない。けれど、こういう中華ラーメンをモチーフにして、インパクトのあるラーメンを作り上げたならば、次世代をリードする斬新なラーメンになるに違いない。豚骨に頼らず、また魚介に頼らない、醤油を基調とした新しいラーメン、登場するのか?!しないのか?!
醤油+α、何が最も斬新的なのだろう?!
中華工房 東天竜
いすみ市大原9162
0470-62-8551