Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

古民家ヌードゥル黒揚羽森住@大網 90年~00年代に一時代を築いたあの人が千葉の大網で新たなチャレンジを?!

人には、色んな過去があって、色んな今があって、色んな未来があります。

どれだけ失敗や挫折をしても、新たな地で新たなチャレンジができます。

絶望のどん底に突き落とされても、そこから這い上がることもできます。

たとえ這い上がれなくても、そのどん底で輝くことだってできるんです。

きっと…。

2024年、「あの人」が遂に千葉・外房の大網で自身のお店を立ち上げるんです。

まだ、正式なオープンではないので、「未来形」で表現しますね。

あの人は、90年後半~00年代にかけて、雑誌やテレビでめちゃめちゃ取り上げらえた人でした。

史上空前のラーメンブームの只中にいた人で、今のラーメンのトレンドにつながる新たな試みを幾つも実行した人でもありました。

しかし、その人は、2012年に、自身のお店をすべて失い、その後の足取りが消えることになります。

その2012年に、その人のことを僕もブログで語りました

もう12年前のことだったんですね…。

あれから12年、遂にあの人が、よりにもよって千葉の大網でお店を出すなんて…。

ちょっと信じられないような、夢を見ているような気持ちになります。

2007年に書いたあの人のお店のレポはこちら!(大好きなお店でした😂)

そのお店の名は、

古民家ヌードゥル黒揚羽森住

であります!

そう、あの人の名前の入った店名になっているんです!!

(でも、なんで、クロアゲハ???🦋?!)

場所は、大網駅から九十九里方面に向かって車で13分くらいかな?

のどかで広々とした平地の一角にあります。

ホントに「古民家」そのもので、ラーメン店とカフェのW営業になっています。

今回は、毎年ラーメンめぐりをしている卒業生二人と行きました。

まだ、プレオープン期間中なので、お店の周囲の工事が続いています。

正式なオープンはまだまだ先のようです。

にもかかわらず、既に行列のできるお店になっているのはさすが…💦

まぁ、90年代からのラーメンファンにとっては「カリスマ店主さん」でしたからね。

ただ、今は試行運転中なので、できるだけ来るのは控えてほしいんだとか?!(今は、一日限定50食のみで営業中と仰っていました)

入口にメニューが掲示されていました。

①醤油らぁ麺(1000円)
②醤油チャーシュー麺(1250円)
③水餃子(600円)

今はまだ、一種二タイプのラーメンのみの提供になっていますね。

それから、(なぜか)水餃子も用意されています。

ちょっと面白かったのが、このシーン。

右に、「OPEN」って書いてあって、、、

左に、「CLOSED」って書いてあるんです。

どっちやねんって!!💦

ちなみに、こちらでは「ボード」に名前を書いて待ちます。

行列しなくてもいいんです!!!(😂!!!)

店内に入ると、そこは、もうまさに「古民家コンセプトのオシャレなお店」です。

かなりお金をかけている感じがしますねΣ(・□・;)

厨房も、どこかのテレビ局のスタジオか!っていうくらいに豪華。

そこに、あの人が凛と立ち、ラーメンを作っていました。

あの人の存在を知らないうちの卒業生も、「うわ、なんか、カリスマ性を感じる! テレビに出ていたっていうオーラを感じる。芸能人みたいなオーラがある。イケオジ感がすごい!」と、言葉を漏らしていました。

水も、こんな感じですっごくオシャレです。

今回は、とりあえず【水餃子を含む3種全部】を頼んでみます。

いきますよ~、

ジャジャーン!!!

こちらが、古民家ヌードゥル黒揚羽森住の、

醤油チャーシュー麺
+水餃子

です!!

これを見た瞬間、「きたぞ、2020年代の『柳麺』だ!!!」って脳内で叫びました。

MISTに通っていた僕からすれば、「これが、今の時代のMISTか?!」って。

あの時代に1000円超えのラーメンを出していた店主さんですからね。

ヴィジュアル的にも、とても美しく華やかでエレガントな一杯です。

12角形の器がもう「オシャレ」過ぎて、ビックリします。

こんなオシャレでスタイリッシュな器で食べるチャーシュー麺…

まず、この器に度肝を抜かれます( ノД`)、、、

トッピングは、ネギとタケノコ?とチャーシュー3枚?かな。

黒い器なので、スープの色はちょっとよく分からなかったな、、、

zoom up!

スープを一口飲むと、、、

うわ~~、この味、まさに90年~00年代に大ブレイクした魚介醤油スープだ!

って思いました。

煮干し系というよりは、鰹節系の乾物の旨みを閉じ込めた淡麗系のスープです。

新たな感動…というよりは、「懐かしい…」って感じでしたね。

でも、当時の味を知らない卒業生二人は、「優しいスープ」と言っていました(わりと冷静な表情で)。

当時のラーメンを知りつつ、千葉のラーメンを食べ歩く僕からしても、かなり優しくて静かなおとなしいスープという感じがしました。近年の千葉のラーメンと比べても、かなりライトで大人しめの味わいって感じがします。

古民家を改修した非現実的な空間と、このラーメンの味がちょっとミスマッチしている?!

レトロコンセプトの店内の空間と、純レトロ?な90年代テイストのラーメンと。

麺はこんな感じです。

こちらも、どこか90年代を感じる麺になっていたかなと思います。

そんなに奇抜な感じはしなくて、王道の中細ストレート麺ですね。

なんか、MISTで食べていた麺を思い出せるような思い出せないような…💦

スタイリッシュで、美しい線を描く麺になっていました。

メンマの代わりとなるのが、この「焼きたけのこ」ですね。

部分的に、焦がして、すごく美しいたけのこになっています。

コリコリっとした食感が心地よい、インパクト大のたけのこでした。

そして、最後に「チャーシュー」を頂きます。

これを食べた瞬間、口の中でチャーシューがとろけて消えました。

なんだなんだ?!?!って💦

こんなにトロトロでもちもちでやわやわで、、、

口の中に入れると、ホントにとろけるチャーシューだったんです!!

僕の中では、和屋@千葉寺のあのとろけるチャーシューを思い出しました。

このチャーシューは、ホントに食べる価値大ありの逸品でした👆

そして、もう一つ!!

ジャジャーン!

醤油らぁ麺

です!

基本的には、上の「チャーシュー麺」と同じですね。

チャーシューの枚数が1枚のみになっています。

zoom up!

スープも麺も、チャーシュー麺と同じですね。

チャーシューの枚数が違うだけなので、これはもうお好みで…としか言えないかな。

個人的には、チャーシューがバカ旨いので、チャーシュー麺推しかな?!

やっぱり、90年代の味わいというか、ニューオールドスタイルというか。

そこに、美的要素~贅沢要素を付け加えた、っていう感じでしたね👆

あと、こちらのラーメン席では、ホットコーヒー等は飲めませんが、、、

苺ソーダ(500円)

を飲むことができました!!

この苺ソーダがすっごく美味しくて、嬉しい気持ちになりました。

これを飲みながら「森住さん、お帰りなさい!そして、千葉にようこそ!」って心の中で叫びました😻

***

というわけで、、、

古民家ヌードゥル黒揚羽森住の正式オープン前の実食レポでした。

とりあえず、千葉人向けには「もうここで食べられますよ~」とは言っておきたいです。

今後、どうなるか分かりませんが、おそらくは首都圏全体にこの新店のことは知れ渡ると思います。雑誌やテレビでも取り上げられることでしょう。そうなると、1時間待ち~2時間待ちは当たり前になりそうです。

そうなると、地元の人にとっては「敷居の高いお店」になってしまいます。

なので、今の段階で、できれば平日のお昼に行ってほしいなぁって思います。

お客さんを見る限り、すでに都内~地方から来ているお客さんもいるようでした。

車のナンバーを見ると、青森ナンバーの車もあったような、、、💦

ラーメンのフロアとは別に、喫茶ルームがあります。

Cafe DRAGON

と言うみたいですね。

ラーメンを食べた後に、のんびりと喫茶することもできるんです!

こちらが、カフェメニューみたいです。

そんなにバカ高い感じじゃないですね👆

あと、アルコールも呑めるみたいです。

本オープンしたら、夜営業もやるのかな???

そしたら、森住さんと一緒に呑めたりするの???(変な妄想中…💤)

Note.

ここのラーメンを食べて、思ったことがあります。思ったことというより、懸念すること、かな。

その一つは、「大網には、もともと『みたけ』という名店があり、そのみたけを超えるラーメンになっているか?!」っていうことです。

このエリアに住んでいるラーメンが好きな人は、みんな「みたけ」を知っているし、「みたけ」でラーメンに目覚めた人も多いんですね。その「みたけ」の近くの新店ということもあり、おそらくはみたけと「比較」することになると思います。現に、卒業生の一人も、ここのラーメンを食べて、「私は、みたけのほうがいいな」って言っていました。

この時に、もう一つ、考えたことがあります。

それは、「あの人は、千葉のラーメンをどれだけ知っているのだろう? もしかしてあなたが思っているより、千葉のラーメンって、すごくハイレベルでグレードが高いかもしれませんよ」、ということです。

正直なところ、次にまたこのお店に行く動機はまだ見つかっていません。お値段も(この大網という土地では)かなり強気の設定ですし、知名度もあって、気軽に入れないという敷居の高さもあります(平日なのに、プレなのに、20分くらい待ちました)。味的にも、そこまで千葉の人を惹き付けるものになっていたかどうか…。

それに、大網から成東にかけて、千葉屈指のラーメンストリートがあります。

あらゆるタイプのラーメンをこのストリートで食べることができます。このエリアの人は、基本的に車で移動する人が多いので、当然、そのストリートの無数のお店もまた「競合店」になります。

果たして、千葉の人たちをこのラーメンで(この値段で、この味で)虜にできるのかどうか。

いや、もしかしたら、そういう人は最初から相手にしていないかもしれません。都内に住む、都会の(孤独な)暮らしに疲れた人向けの「癒しのラーメンカフェ」を狙っているのかもしれません。あるいは、千葉に住む都会派の女性層を狙っているのかもしれません。であれば、僕の懸念はすべて払拭されます。

いったいこのお店は、今後どうなっていくのか?!?!

どういう客層を取り込み、どういうお店にしていくのか。

僕もかつてのあの人のファンとして、また千葉のラーメンフリーク&ブロガーとして、注視していきたいと思います。ただ、千葉のラーメンフリーク&ブロガーとしては、忖度なく正直に言えば、「大丈夫かな…」っていう気持ちが強いです。

それくらい、千葉には、実力のある素晴らしいラーメン店がいっぱいあるってことでもあります。

古民家ヌードゥル黒揚羽森住の未来は如何に?!?!

場所はこんなところです!

千葉人なら、「ああ、だいたいあの辺かー」って察しがつくと思われます😊!

みなさんも一度、あの人の今のラーメンを味わってみてください。

どう感じるかは、あなた次第でありましょう!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

この外装の工事が終わったら、グランドオープンですって!!

いったいいつになるのでしょう?!?!

そして、このお店の未来はいかに?!?!

コメント一覧

sehensucht
Unknownさん

貴重な情報、ありがとうございます! 外見は同じだったんですね。神崎でも、まだ食べられるってことは知りませんでした。いつか行ってみたいです!
Unknown
こちらは未食なのでわかりませんが外見は同一に見えます
現在神崎ではその後を継いだ方がラーメンを出しています
sehensucht
みっかぼうず、行きたかったです!!( ;∀;)

どんなラーメンでしたか? この大網のお店と同じ味なのですかね???
Unknown
千葉にようこそというには少し遅いですね
神崎町でみっかぼうずという店を出していましたから
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