ラーメンフリークはいつでも新しいラーメンを求め彷徨っています。
ワクワクするラーメンに出会いたいと思っています。
もっと衝撃を受けたいし、圧倒されたいし、慄きたいんです。
まだまだラーメンには可能性はあるし、まだまだラーメンにはその力があります。
…そう信じています。
***
先日、並木商事のFacebookで、「おお!?」と思うゲリラ限定が登場しました。
その名も、
ドロ葱ラーメン。
ドロ葱という言葉に、めちゃめちゃ惹かれる自分がいました。
ドロドロのネギスープ!?
そんなの、これまで見たことも食べたこともないぞ、と。
ラーメンにネギが乗ったいわゆる「ネギラーメン」はどこにでもある。
でも、ネギをスープに入れ込んでドロドロにしたラーメンなんて…。
妄想が止まらなくなってしまいました。
で、速攻で並木商事GRANDEに向かったのであります。
めっちゃ仕事に忙殺され、疲れ切っていたけど、なんとか行けました。
メニューの上方に、ありました。
「ドロ葱ラーメン」!
この日の目的はもうただ一つ。
あと、こんな新たな限定つけ麺等も出ていました。
こっちも食べました♪
タンタンつけめんと聴いて食べないわけにはいかない…
現在のラインナップはこんな感じです。
餃子も食べておきたいです♪
…
さて、、、
いったい、ドロ葱ラーメン、どんなラーメンなんでしょう!?
ジャジャーン!!
来ました!!
普通のラーメンの器より一回り小さな器に乗って登場です。
見た目から、葱満載。
ざっくり切られたネギに、焦がしネギ…
で、
ドロ葱というくらいだから、スープはドロンドロンです。
これ、スープっていうよりは、ソースだな、、、(;´・ω・)
それでいて、更に「バター」まで乗ってるし…
いったいどんな味なのでしょう!?
想像できない…(ここがいいんです♪)
スープを飲むと、…
え???
これは…
…
超濃厚ドロ豚骨ラーメン
じゃないか、、、(;´・ω・)
しかも、かなり野性味のある豚骨スープだぞ、、、
豚骨が苦手な人なら無理…というレベルの本格的な臭みのある豚骨スープだ…。
この風味、この味、、、
熊本の「文龍総本店」や奈良の「無鉄砲」に似た強烈な豚骨味ですよ…
でも、こういう超super濃厚豚骨ラーメンと違う点も…。
それは、味的には超濃厚豚骨味なんだけど、さっぱりしてる。
このさっぱり感は、「ベジポタ効果」によるものかな…、と。
超濃厚ベジポタドロ葱豚骨ラーメン
と言えばいいのかな!?
これは、凄いです。
もう、美味しいとか不味いとか、そういう次元の話じゃない。
超越しちゃってる。
唯一無二のドロドロラーメンの可能性がここに広がっている。
そして、さらにバターが溶けてスープに混ざることで、
よりマイルドで、より深淵な豚骨世界に誘われます。
凄いなぁ、、、と。。。
こういう感動があるから、ラーメンの食べ歩きを止められないんですよね。
麺はこんな感じです。
麺には昔から力を入れて来た並木商事。
力強い麺であります。
この超個性派の濃厚ドロ葱スープにも負けてないです。
麺が美味しいお店というのは、やっぱり強いですよね。
スープ以上に、実は麺に僕らは惹きつけられているのかもしれません。
あと!!
チャーシューが美味しかった。
鶏チャーシューですよね!?…
こういう超ドロタイプのラーメンには、鶏チャーシューが最適。
お肉はそもそもなくてもいいタイプだし、鶏ならくどくならないです。
並商がこだわるのは、ラーメンだけじゃない。お肉にだってこだわってる。
(餃子にもこだわってるし、焼売にだってこだわってる…)
千葉市内でもトップクラスのチャーシュー優良店だと思います。
結局、
スープとはいえないソーススープもなくなり、、、
「飲みほしありがとう」状態になってしまいました。
…
そして、、、
ジャジャーン!
要町経由タンタンつけめん
です!
要町というと、池袋近くの要町??
要町経由ってどういうこと!?
このエリアの「担々麺」というと…
①麺屋蜀伝(今年オープンした新店・山椒強め)
②楊2号店(池袋の中華店、石神さん絶賛、超痺れ系、経由となると…)
③蒙古タンメン中本or日本橋やまべえ?!
…
こちらのタンタンつけめんは、ドロドロ×カラシビ系でした。
ラー油の辛さと山椒の痺れる辛さがかなり鮮烈です。
カラシビ系つけ麺と言えば、伝わるかな!?
山椒系の痺れる辛さが苦手な人は回避した方がいいかも!?
カラシビ系が好きな人は、絶対に喜ぶことでしょう。
スープはかなりドロドロです。
並商って、基本、ドロドロラーメンがホント得意だなぁ、、、
こちらのチャーシューも、肉厚で旨みいっぱいで美味しかったなぁ。
このチャーシュー、色的に牛っぽく見えるけど、イベリコ豚なのかな!?
(並木さんはイベリコ豚がお好きなんだとか、、、)
前に、翔さんのところでも、イベリコ豚と牛肉、間違えたもんなぁ。
(味的には牛とは全くの別なんだけど、肉の色は牛に似ているんです)
ちなみに、イベリコ豚のコラム等はいっぱいあります。
日本に入ってきているイベリコ豚って、スペイン超高級のイベリコ豚とは別物なんですね…。
麺はこんな感じです。
太くて、もっちりとしていて、力強い麺でした。
文句なしの美味しさでした。
麺の量も200gとたっぷりサイズ。
お腹いっぱいになれますねー。
で、、、
ドドーンっと。
こちらは、「ネオメタボルフォーゼ」(?!)を冠する
ドロ味噌ラーメン
であります!!
文字通り、ドロドロの味噌ラーメン。
zoom up!
もやしがいっぱいで、ちょい二郎風。
スープは、本当にドロドロしてます。
(が、ドロ葱ラーメンほどではないかな…)
麺はかなり太いタイプの麺ですね。
この麺にスープ(というかソース)がからみつきます。
ソース風スープは飲まなくても、十分に食べられます。
とはいえ、濃厚ドロ系ではあるんですが、味はそんなに濃くないんです。
こちらも、どちらかといえば、ベジポタスタイル。
更に、こちらの自慢の「サラポテ」と「味噌肉」もどーんと。。。
いやー、重量感半端ないっす。。。
餃子もやっぱり美味しい。
餃子の王将とはやっぱり違う、、、苦笑
大きくて、ボリューミーで、肉厚で、、、
***
並木商事GRANDE。。。
その勢いは、衰えるどころか、ますます加速していますね。
凄いわ、、、単純に。。。
なんといっても、お客さんをワクワクさせる演出に関してはピカイチ。
千葉ではかなり「エンタメ性」が強いお店かな、と。
だから、何度来ても面白い。
そういうお店って、実はあんまりなかったりしますよね。
都賀駅前の玲さんもある意味で「策士」ですが、、、
並商もやっぱり「策士」ですね。
仕掛け方がうまい、というか。。。
それから、(僕的にはいい意味ですが)
並商GRANDEは、毒というか、棘というか、
飲食店=中毒性、という思想をしっかり持っています。
健康健康!って叫んでいる人は、外食なんてしないで、家で慎ましく食べます。
外食を好む人は、健康なんて(ぶっちゃけ)求めてません。
毒を欲しているんです。(やや誇張して言えば…)
僕らの理性にではなく、僕らの「欲望」に呼応しているんです。
僕らの欲望は、毒を食いたい、です。
並商GRANDEは、そういう意味で、毒まみれなんです。
が!!!!
しかし!!!!
それにもかかわらず、意外とあっさりしているんです(どれも)。
しょっぱさやファットさや化学調味料っぽさは極力抑えられているように思われます。
見た目はヤンキーだけど、実は優しい男!って感じ!?
だから、実は、それほど毒でもない、というか、、、
そこまで考えられているかどうかは分かりませんが、、、
僕は、このお店のそういうところが好きだなぁって思うんですね。
みなさまも是非!
…
なお、ドロ葱ラーメンは、またゲリラ的に登場する…らしいです。
是非、並商のツイッター、あるいは、Facebookでチェックしてみてください!!