Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

衝撃の画像! 電車の運転手さんが駅でコーヒーを飲んで一息?!

はい。

ドイツ、ハンブルクの電車です!

かわいい電車です。

S-Bahnです。

この電車には、とてもお世話になっています。

なんですが、、、

次の写真を見てください。

分かりますかね?!

終点でもない、通過する駅のプラットホームでのカルチャーショック。

電車の運転手さんが、電車から降りて、

なんとなんと、

コーヒーを買って、それを飲んで、店員さんと仲良くお話をしているシーンです!

これには、驚いた!!!

日本の、例えばJRの運転手が、途中の駅で降りて、コーヒーを買って、店員と楽しくお話をしていたら、、、

で、それがマスコミにリークされたら、、、

日本国民総動員で、フルバッシングでしょうね…。

いやー、衝撃のシーンでした。

それと同時に、

ホント、この国は、どこまでも「個人」が尊重されているなぁって思いました。

事実、どうでもいいじゃないですか。

運転手さんが、何をどうしようと。

ちゃんと安全さえ守ってくれれば、、、

きっと、この上のおじちゃん運転手も、ちょっと時間があって、カフェでも…、という感じだったんだと思います。

それを、日本だと、キーキー、狂ったように総バッシング。

やっぱ、日本って、狂った、病んだ国なんだろうなって改めて思いました。

***

ちなみに、、、

先ほど、ICE(ドイツの新幹線)に乗ってたんですけど、

座った席が、たまたま一両目の一列目でした。

運転手さん、丸見え、でした。

その運転手さん、ICEの運転中に、突然、

鞄をあさりだして、、、

なんとなんと、持参していたパンを食べながら、運転しているではないですか!!!

しかも、お客さんみんなが見ている、その目の前で。

でも、誰も、何とも言わない。

運転手さんも、美味しそうにもぐもぐと食べながら、運転を続けていました。

きっと、日本の新幹線の運転手がそんなことしようもんなら、、、

そして、それがばれようもんなら、、、

国民総出で、フルバッシングだろうな・・・

それが、日本という国なんだろうな。

某オリンピックのエンブレム問題も、国民総出のフルボッコらしいですよね。

すごい国だと、思います。思いません?!

そういえば、昨年も某目の見えない作曲家や、某スタップ細胞のあの人や、号泣・叫びまくりの地方議員さんなど、多くの人が、フルボッコを食らっていましたね。

「ほっときゃいいのに」

でも、そこをほっとかないのが日本人。

国民総出で、総バッシング。

はるか異国の地で、この日本に固有のこの現象を眺めると、恐ろしい国だなぁ、と思います。

***

なんで、人のことをほっておけないのですかね?!

なんで、他人のことを、しかも完全に他人のことを、あれだけ叩けるんですかね?!

いいじゃないですか。人のことなんて。

でも、それが、ほっておけないのが日本人なのかもしれないなぁ、、、と。

***

とにかく、すごい衝撃的なシーンで、思わず写真を撮ってしまいました。

ドイツの人って、いいなぁ、、、

自由で。

自由を守るためには、みんなが寛容でなければならない。と同時に、「他人のことなんて知ったこっちゃない精神」が必要。

寛容さのない国で、他人のことが気になって仕方ないからこそ、色々と愚かなことが起こったりするだろうなぁ。

で、徹底的不寛容さと、他人への干渉こそが、実は日本人の基本的精神なのかもしれないなぁ、と。

コメント一覧

kei
Densukeさん

コメントありがとうございます。Densukeさんの仰る「全体的なおおらかさ」、つまりは「寛容さ」の問題だと思いました。JRだけに限らないですが、日本人は、「勤労者」に対してはかなり「不寛容」だと思います。その部分を改善するだけでも、ずいぶんと空気が変わると思うんですけどね…。

ぽんさん

コメントありがとうございます。仰る通りです。どんな場合でも、いい面、悪い麺、あるいはメリット・デメリットがあります。その点は、しっかりバランスよく取り込んでいかないといけないかなと思います。それに、ドイツの全部がいいとは全く思っていません。日本のいいところもいっぱいあります。ただ、運転手さん、あるいは鉄道職員に対しては、日本人はとても不寛容のように見えます。どうしてなのか、分からないんですけどね。

mayaさん

コメントありがとうございます。なかなかドイツにお詳しいですね、、、汗 この記事は、とても小さな出来事を記述しただけですが、そこに、大きな問題が潜んでいるよなぁ、と思って書いてみました。mayaさんが仰るようなケースにも当てはまる話だと思いました。言わずもがな、日本はとても快適で洗練された国だと思います。でも、その代償?として、色々な問題がまだまだ潜んでいるんだろうな、と思うわけです。
maya
この運転手さんの行為、そんなに衝撃ですかね??
海外ではいろいろいますよね。
バスの運転手さんが運転中、携帯電話片手に大声でしゃべりまくっていたり、アメリカ領の某島で、出国審査の窓口の男性の両腕、手首から上にタトゥーがびっしりだったのにもびっくりでした。当時ちょうど、大阪市で刺青調査なんかやっていたので、特にそのおおらかさの違いが際立って見えました。
ドイツでも、運転手さんが、「DB」のロゴ入りカバンを、運転席近くの乗客用シートにポンとおいたまま運転しているのを見たことがあります。車内は空いていて、カバンが邪魔になるってことは全くなかったですが、日本で乗務員が客席に鞄なんて放り出してあったら大騒ぎでしょうね。

ぽんさんがおっしゃること、いたって正論だと思います。
でもきっとkeiさんも、ドイツの何もかもを讃え、比して日本を批判しているわけではなく、ドイツでいいなと思ったことだけを書かれているだけではないでしょうか。わざわざ、ドイツのここがイマイチで、一方日本は素晴らしい、と書いても日本の私達としては(嬉しくはあっても)あんまり得るものは無いですし、日本が際立って快適な国であることは言うまでもないですから。

ちょうど昨日、立ち寄ったホームセンターの売り場で、3人で雑談しているオバチャン店員さんがいました。
商品を見ながら近づいていく私のことは気にも留めない様子で、ちょっとお客様に大して失礼なんじゃないの?と思ったんです。
でも、考えてみれば、私は店員さんに何か尋ねたかったのに無視されたわけじゃないし、彼女らが通路をふさいでたわけでもない。何の害もないのにイラッとした自分は不寛容だなと反省しました。
客商売に従事する人もある程度自由な方がいい、と私は思います。体面気にして意味のない締め付けをしても、働く人のストレスが増えて、所変わって彼らが客の立場になった時、同じ締め付けをそこ従業員に要求し・・・という具合に、日本中でストレスが雪だるまのように増大するような気がするからです。
そういう意味で、ドイツに限らず外国の大らかさを、支障がない程度に見習いたいなと私は思います。
ぽん
 こんにちは。毎日ワクワクするようなブログ、ありがとうございます。
 僕はもう20年近く海外に行ったことはなく限られた世界で生きていますので、日本人の基本的精神というのは kei さんのご指摘の通りなのかもしれません。
 でも、ドイツの人たちをなんでもかんでも賞賛して、それと対比させて日本の人を否定的に見る kei さんの考えには疑問を感じます。
人の個性はコインの裏表のようなもので、状況次第で長所が短所になったり、短所が長所になったりするように思うのですが。
Densuke
衝撃の画像!
ベルリンのSバーンで、運転手が駅でトイレに行ってなかなか戻ってこなかった(エマージェンシー?)なんて事もありました。
電車・機関車の場合、30秒ごとに運転士の状態を確認するシステムがありますから(https://de.wikipedia.org/wiki/Sicherheitsfahrschaltung)、遊びながら?運転するというのは慣れないと難しいとは思います。車種によっては手放しで運転出来るものもありますから、そういえばこの前、走っている機関車の中で書類を封筒から取り出して読んでいる機関士がいました(Sバーンと併走していたので丸見えでしたが)。
信号とかも確認しなければならないのでなかなか難しい技だと思います。
駅でのパン買いはたまに見かけますが、日本と違って車掌がいませんから、運転士が運転席を離れる事が必要な場合もあるので(ちゃんと閉まらないドアの確認とか)日本とは規定が異なると思います。まぁ全体におおらかですけど。
暑い日だと運転室のドアを開け放してる運転士も多いです。これも』日本なら即減給でしょう。
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