8月24日昼。
今日は一昨日と昨日のインタビュー調査をまとめることと原稿執筆の日。せっかく調査をしても、すぐにそれを書かないと全部忘れてしまう。一応、録音はしたけど、その時に感じたインプレッションがないと、なかなかうまく書けない。というわけで、ホテルで大人しくパソコンとにらめっこをしていました。
が、昼と夜はしっかり食べないとね♪(現在、滞在しているホテルは宿泊費に朝食代が含まれていないので、朝食は食べていません。経費節減♪)
というわけで、お昼に向かったのが、こちらのSUSHI153です。インターネットで、こちらのお店にRAMENがあることを確認していたので、安心して行けました(わざわざ行って、ラーメンが提供されていないということも多々ありますので)。
こちらのお店はハンブルク中央駅からSバーンで二駅行ったところにあります。中心街ではありますが、どっちかというとビジネス街って感じの場所かな。あるいは、住宅街。観光客が来るような場所ではありません。もちろん客層もこちらの住人やビジネスマンたちでした。
お店に着くと、びっくりしました。なんと、お店に「ラーメン」と日本語で書かれたミニ・暖簾が掲げられていたんです。もう、「わお♪」って感じでした。期待もMAXでした。遥か異国の地で、「ラーメン」の文字が。嬉しいですね。
SUSHIと書いてありますが、店員さんに日本人はいませんでした。店主さんは、台湾の方らしいです。その奥さんはタイの方。アジアでもインターナショナルになってきているんですね。ドイツにいると、同じアジア人というだけでシンクロしやすいですし、結婚を前提にした付き合いもできてしまうんですよね。
こちらのラーメンは4種類ほどありました。普通のラーメンに、お餅入りラーメン、それに辛いラーメンに、ベジタブルラーメン。今回は、普通のラーメン(4.90ユーロ)と、お餅入りラーメン(ミニ)(3.00ユーロ)を頂きました。あ、それから、餃子(3.00ユーロ)もいただきました。
普通のラーメンは、醤油ラーメンかと思いきや、やられました。またもや韓国のインスタントラーメンでした(;;)。このパターン、本当に多いなぁ。どこからどう見ても、韓国のインスタントラーメン。それに、野菜と玉子を入れたものでした。一応、調理はしているんですが、その全部が見えちゃう。うーん、ちょっと残念。
麺も、そのまんまインスタントの乾麺でした。それ以上でも、それ以下でも…。
お餅入りラーメンも、そのまま韓国のインスタント麺でした。ただ、面白かったのは、お餅が入っているところ。それに、お餅といっても、日本のお餅とは違って、なんか固い団子のスライスが入っている感じでした。
まー、こんなの、日本じゃまず見かけないですね。そういう意味では、オリジナリティーはかなり高いです。…ただ、インスタントラーメンでは…。うーん。。。
というわけで、こちらのラーメン、韓国のインスタントラーメンを提供するお店でした。韓国のラーメン強し、です。。。
で、餃子♪
餃子は、かなりかなり美味しかったです。これは素晴らしい!
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うーん。やはりハンブルクはラーメン的に、かなり不毛地帯かもしれないです。これだけでっかい規模の大都市なのにね。今のところ、ラーメン専門店はありません。出店するなら、ハンブルクはいい場所だと思うんですけどね。事実として、ラーメン専門店はありません。ドイツ第二の大都市であるにもかかわらず。なので、日本のラーメン店で、ドイツに出店希望の人は、是非是非ハンブルクに出してもらいたいですね。人口的には、200万人くらいの大都市。そこに一軒もまともなラーメン店がないとすれば…。その潜在的需要は半端ないと思います。お寿司屋さんは結構あります。が、ラーメンはありません。それだけは間違いない。日本のハイレベルなラーメンがハンブルクに現れたら、いったいどうなるんでしょうね。需要が飽和状態の日本。需要も供給も未知数のハンブルク。最初にハンブルクという大都市にラーメン店を出し、成功するのはどこの誰なんでしょうね。日本人であってほしいですが…。(柔道みたいに、海外勢に押されるようになってしまうことを強く懸念しますね)
ちなみに、こちらのお店の名前は、その名の通り、住所に由来しているのですが、153、1+5+3=9、9という数字は、中国では縁起がいいんですって。なので、そういうネームにしたんですって。お寿司屋さんなのにね。