デュッセルドルフ→マグデブルク→ベルリン→ワルシャワ→クラクフ→(チェコ経由→ウィーン→ブラチスラヴァ→ウィーン→キッツビュール→ゾルタウ→ハンブルクとわたり歩いてきて、遂に、ドイツ最北端の町、Flensburg=フレンスブルクに向かいます。
いよいよ僕の研究の旅もクライマックス!
しかも、今回は実際にどうなるのか、全く分からない状態のまま、フレンスブルクに向かっています。
まさか、僕が人生の中でフレンスブルクに行くことになるとは、思いもよりませんでした。
はるか昔、大学生のころ、ドイツのラジオ講座だったかな、「モインモイン、イック スナック、プラット」という言葉を覚えた記憶があります。高地ドイツ語に直すと、Guten Tag, Ich spreche Plattdeutsch(こんにちは、私は低地ドイツ語を話します)、となります。その舞台が確か、フレンスブルクだったと思います。
この時、「へー、そんな方言もあるんだー。凄いなぁ」と思った記憶があります。もう19年くらい前の話。
そして、今、僕はこうして、どういうわけか、フレンスブルクに向かっているわけです。不思議な感覚。
ハンブルクからフレンスブルクまでの電車の眺めが最高でした。
ドイツでは珍しい高架の上を走ります。
そして見渡す限りのホリゾント、地平線。
およそ2時間の旅でした。すごい眺めがよかったです。
フレンスブルク到着です。
さすが、ドイツ最果ての駅です。かなり寂れた感があります。(実はかなり近代的な街だったりするんですけどね)
それよりなにより、びっくりしましたよ。
ホームの反対側に、何やらドイツでは見かけない電車が止まっているではないですか!!
しかも、・・・
なんすか、なんすか!!!
むちゃくちゃ、なんか、妖しいっていうか、なんていうんだろう、、、
雰囲気があるっていうか、なんか不気味っていうか、、、
これまで見てきたどの電車よりも、なんかミステリアスな感じがします。
しばらく、食い入るように眺めていました。警察官が、こっちを見ています。
しかも!!!
なんと、コペンハーゲン行き!!!
げ、ドイツからコペンハーゲンまで、電車で行けるんだ?!と感動しました。
駅員さんに聞けば、4時間ちょっとで到着するらしいです。
コペンハーゲン、行ってみたいなぁー。。。
来年はいよいよ北欧を巡ってしまうのか?!(苦笑)
それにしても、なんとも奇妙な電車でした。
乗ってみたいなぁー。…乗るか?!
乗っちゃうか?!
なんて、一人で興奮していました。
フレンスブルクの中心にやってきました。
田舎町だけど、とても洗練されています。これが、ドイツクオリティーだよなぁ、、、と。
港付近に線路がありました。
ここ、電車走っているのかな?!
現在は使われてないように見えますが、、、
そして、ドイツの「海」にやってきました!(涙)
綺麗ですねー。
昔、北ドイツからエストニアまで船で旅をしたことがあります。
なんか、それを思い出しました。ドイツでは貴重な海です。
ドイツで海を見るなんて、、、と思ったり。
なんか、素敵ですよね。日本も海に囲まれた国なのに、、、
こういうオシャレな感じはないですよね。
うーん、、、
船もいっぱい泊まっていました。
そして、港の老舗名店で、昨日いただいた貴重な資料を読み込みました。
幸せなひとときでした。
そして、ビールが美味い♪
疲れました。