Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

heidi.【渦奏】 業界大注目のNew Comer!遂にalbum!


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現在のV系シーンで最も注目されているバンドの一つがheidi.(ハイジ)だ。ヘヴィーラウドV系とでもいうか、ムック系とでもいうか、あるいは、ラルク+ムック÷2といった感じのニュータイプのV系バンドだ。メンバーは、Vo.義彦、G.ナオ(ex-カリメロ)、B.コースケ(ex-カリメロ)、D.桐(ex-ポロリ)の四人組。歌メロを重視した懐メロV系⇒伝統的V系王道をゆくハードなバンドだ。

ミニアルバム【慟哭】、Maxi【クローバー】、どちらも定評で、このバンドの完成度の高さをうかがわせていた。そんなheidi.が遂に満を期して初のフルアルバムをリリースした。

2007.04.25 発売
MRKT-5001 3,150 (tax in)

01. 渦奏
02. フライ
03. クローバー
04. 星の声
05. 死んだ世界
06. 少年
07. 鐘の鳴る丘
08. ある日の宣告
09. チャールズ
10. 泡沫
11. ラストピース
12. センチメンタル
13. その行方

【総評】
heidi.と比べられるジュリィーと比べても、かなりメジャーな感じが出ている。ジュリィーがインナーな世界を歌うバンドだとすれば、heidi.は外へと向かうバンドと言っていいだろう。突き抜け感もあり、また、どこか内に篭った感じもあり、非常にバリエーションの豊富なバンドと言えるだろう。アルバム全体を通しても、色んな曲があって聴き飽きない。非常にメリハリのあるアルバムに仕上がっている。またVo.の義彦の個性的な声もheidi.の魅力だ。勢いもセンスも兼ね備えた期待のボーカリストと言っていいだろう。

今年は、サディ、Heidi.、ジュリィーあたりがシーンの台風の目になっていきそうな感じがする。一昔前のV系のような華やかさはないものの、本来のV系(黒服系)の暗さ、内面性、ダークさ、ハードさが全面に出つつある。これはとてもいいことで、【かっこいいV系の復権】とも言えるかもしれない。自己陶酔型、自己完結型の歌がメインとなっていて、V系バブル時期の浮かれた感じは一切ない。

とにかくも、heidi.は本当に完成度・クオリティーの高いバンドであることは疑い得ない。とはいえ、まだまだこれからのバンド。着実に実力・人気を得ていって、メジャーシーンで大暴れしていただきたいと願うkeiでありました。

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