Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

【鶏白湯ラーメン博千】の店主さんは僕の30年前のマブダチだった

もう、どう書いていいか分かりませんが…

とんでもないことが起こってしまいました。

ラーメンレポを超えた長い記事ですが、是非最後まで読んでください!

奇跡の再会の全貌です!( ´艸`)

6月11日の土曜日、朝から校務で超hyperドタバタして、、、

そのまま(朝も昼も食べずに)成田方面に出張にでかけました。

その前日も超ハードで、すでに僕の心身は共に満身創痍…

で、出張の仕事を終えて、「ラーメンTIME」に💓

どんなに疲れていても、ラーメンめぐりとなれば、テンションはMAX!(苦笑)

で、出張先から「バス」に乗って向かったのは、

成田赤十字病院近くにあります、

鶏白湯ラーメン博千

というラーメン店でした。

こちらのお店は、2021年4月に開業した新しいお店です。

僕も前々から気になりつつ、成田駅から遠くて行けなかったお店でした。

らんちばさんの博千の渾身のレポはこちら
らんちばさんと仲良しのトキさんのレポはこちら

で、google mapで調べたら、19時まで営業していると書いてあります。

土曜日だし、向かった時は17時頃だったので、なんも考えずに向かったのですが…

店内は暗くて、営業している様子ではありませんでした。

「な、な、なんと…」

で、中をのぞくと、店主さんらしき人がいたので、

「営業してませんか?」

と、おそるおそる尋ねると、、、

「もう終わっちゃいました」

とのご返答が…😨

「そうか…」、とがっかりして、お店を去ろうと思ったのですが、(心身共に疲れていたこともあり)しばしばお店の前で看板を見ながら、途方に暮れていました(苦笑)

そうしたら、その店主さんらしき人がドアのところまで来て、僕を見て、

「醤油ラーメンか塩ラーメンなら出せますよ…」

とのありがたいお声掛けがありまして、中に入れてもらえたんです!!

で、店内に入れてもらい、メニューを見ながら、醤油と塩のどちらを食べようかと思案していました。

どれも食べてみたい、、、💦

それに加え、google mapの博千の写真にすごく美味しそうな冷やし中華が出ていたんです。

それで、「この冷やし中華って食べられます?」って聞いたんです。そうしたら、「あ、この冷やし中華なら作れますよ」とのことで、冷やし中華を頂くことにしたんです。

僕と同い年くらい?の店主さんは、オーダーを聴いて、厨房に入っていきました。

カウンター席から厨房の中が見えるので、その店主さんのお顔を眺めていたら、、、、

なんとなくふと、30年前のマブダチ(親友)のことを思い出したんです。30年前、僕が調理師学校に通っていた頃にすごく仲のよかったHのことを。で、考えたら、そいつは成田のヤンキー(苦笑)だった。ここは成田。「この店主さんがHなわけがない」と思いつつも、なぜか分からないけど、ふと、聴いたんです。

「失礼ですけど、店主さんのお名前って何ですか?」

って。

まさかHなわけがない。でも、その可能性もなくはない。なぜなら、あいつも同じ調理師学校に通っていたんだから。

「俺ですか? Hです」

「…え?!?!😨」

もしかして、この店主さん、ホントにHなのか?!?!

「年齢は、46~47歳?」

「はい」

「昔、調理師学校に通ってました?」

「え、はい…」

「うおおおおおお!!!!!😂」

きっとこの時、H店主さんは「なんだこいつ?」って思ったことでしょう。

この顔、Hという名前、同い年…、間違いない!!

「俺だよ、俺! Kだよ!」

「え?…(しばし沈黙)…K? マジ?!」

もう、僕の頭は軽くショートしてました。30年前にめちゃめちゃ仲良くて、でも、なぜか音信不通になったHが目の前にいる…。実際に会うのも、ホントに30年ぶりで…。

このHとは、調理師学校時代、ホントに仲良くて、成田に住んでいるのに、鎌取の僕の実家によく来てたんです。Hに言われて思い出したけど、一緒にパルコの「七曜亭」で一緒にバイトもしていた仲だったんです。めちゃめちゃ危なっかしいヤツだったけど、愛嬌もあるヤツで、ホントに面白いヤツでした💓

「マジで、H?」

「マジで、K?」

もう、いったい何が起こったのか…

でも、間違いなく今、目の前にHがいる。

こんな再会があるのか…、ともう僕は驚愕でした。お互い、多感な10代の一時期を一緒に過ごしたHとこんなかたちで再会することになるとは…。

その衝撃はちょっと感じたことのないものでした。

そんなこんなで、、、

ジャジャーン!!!

冷やし中華

が登場しました!!

こちらの画像をみて、食べたかったんですよねー!

これが、Hの作った冷やし中華か、、、

この冷やし中華、全部の全部がキンキンに冷えていて、すごく美味しいんです。それに、このお皿がすごく素敵なんです。(こんなスタイリッシュで素敵なお皿を使うとは、、、H、やるな!笑)

反対側はこんな感じです。

どこからどう見ても、美味しそうです(n*´ω`*n)

シンプルだけど、どこかイケイケな感じ?!

zoom up!

これを食べながら、「ああ、こいつはこの30年の間に、しっかり料理の勉強をしたんだな」って分かりました。きちんと修業した人としてない人とでは、やっぱりベース(根本)が違うんですよね。

偉そうに書いてますが、調理師免許を取得しながらも料理人の道を歩まなかった僕に対して、調理師学校を中退しつつしっかり飲食店で修業して腕を磨いたH。実際の厨房で学んできたHの冷やし中華、王道にして、完成された冷やし中華になっていて、感動でした😂

「ウマいじゃん! これ、完璧な冷やし中華じゃん!😊」

「オメー、当たり前だろ、オレが旨いって思う冷やし中華だからなっ!👊」

もう、会話が完璧に10代の頃の僕らの会話に…

醤油ダレも自家製で、凍るか凍らないかのギリギリのところまでキンキンに冷やしていて、本当に冷たくて、爽やかな酸味もあって、どんどんなくなっていきます(+空腹の絶頂でした)。

麺はこんな感じです。

麺は一人前150gと多めで、野菜もたっぷりです。

麺は佐倉方面にある製麺所の麺を使っているんだとか。

おそらくは老舗の製麺所の麺かな?!、と。安心して美味しく頂ける中華麺でした。

「凄いよ、これ! 成田の狂犬のHがこんな真面目な冷やし中華を作るなんて!」

「なんだよ、それ。オレはいつでも真面目だぜ…(苦笑)」

もうこうなったら、レギュラーのラーメンも食べないわけにはいかない!

「じゃ、塩ラーメンも作って!」

「え?! まだ食えんの? 150gあるんだぜ…💦」

「大丈夫大丈夫🎵」

「マジかよ…(絶句)」

Hは料理人の道を歩み、僕はラーメンフリークの道を選び…。僕はこの30年の間の20年ほど、ラーメンを食べて書く道を歩んできました。2杯~3杯なら普通に食べられる身体になりました(=太りました)。でも、Hからしたら「おいおい、大丈夫か?」ってなるんだろうな…。Hとつるんでいた頃は、どんどん痩せていく時期だったし、まさか僕がこんな食べる人間になるとは、…思わないよな…(苦笑)

というわけで、続けて…

ジャジャーン!!!

こちらが、鶏白湯ラーメン博千で人気の、

塩ラーメン

です!!

忖度なしに、すごく素敵なヴィジュアルの塩ラーメンです。

シンプルだけど、完成された見た目の塩ラーメン…。

相手がHなので、遠慮なく聴いちゃおうかな、と。

「これ、どんな塩ラーメンなの?」

「オメー、調理師免許持ってんだろ。当ててみろよっ!」

「えええええ?!?!Σ( ̄ロ ̄lll)」

こっちも遠慮ないけど、あっちも遠慮ない。しかも、試されてる…💦

zoom up!

スープをゆっくり飲んで、味わうと、、、

「ん?!?! これは、、、」

「なんだよっ!」

「これ、違ってたらあれだけど、バリバリの鶏白湯スープじゃ…?!」

「そーだよっ!!(なんでキレてんねん…💦)

でも、このスープを飲んで、「鶏白湯スープ」だって思う人ってほとんどいないんですって。

「俺は、修業先で(ずっと昔から作られてきた)鶏白湯スープを倣ってそれを作っているのに、みんな、これを鶏白湯だとは思ってくれないんだよ。ネットでは、『これは鶏白湯じゃない』って書かれてんだよ。こっちも腹立って『じゃ、鶏白湯って何だよ!』って書いたんだ。そうしたら、『もっとドロドロで濃厚じゃなきゃ、鶏白湯じゃない』だってよ。なんだよ、それって思ったよ」

Hの言っていることはよく分かります。今、巷で流行っている鶏白湯ラーメンって、ドロドロ(トロトロ)で度を超えて濃厚な鶏白湯ばっかりなんですよね。だから、鶏白湯スープ=超濃厚ドロドロスープって思っちゃう人が多いんです。でも、鶏白湯って、簡単に言えば、「とんこつスープの鶏バージョン」で、「白濁した(=清湯スープじゃない)スープ」のことなんです。とんこつスープにも濃厚からあっさりまであるように、鶏白湯だって色々あるんです

ここのスープをじっくり味わうと、我が心の師匠の石神さんが推していた両国の「まる玉」のかつての鶏白湯スープに似ていることも分かってきます。

「これこそが、本来の鶏白湯ラーメンじゃん!!!」

って僕は思いましたね。

麺はこんな感じです。

ライトですっきりとした(でもコクのある)鶏白湯スープに、この麺はとっても合ってます。

細くて少し縮れた昔ながらの中華麺。

イメージ的には、九州のローカルなお店のあっさり豚骨ラーメンの鶏バージョンテイスト、みたいな?!

こういうあっさり系(でもコクのある)鶏白湯ラーメンって千葉では珍しいのでは?!

こういう味がちゃんと認知されれば、かなりいい評価が得られるのでは?!と本気で思いました。

さすがは、かつてのマブダチのHだ!!\(^o^)/

チャーシューも何気にすごく凝ってるなぁって思いました。

イマドキのチャーシューではないですが、パサパサチャーシューでもない。

甘みと旨みのあるチャーシューで、そのまま食べても美味しいんです。

いや~、あの「成田の暴れ馬」と言われた(?)Hがこんな繊細で豪快なチャーシューを作っていたとは…😂

チャーシューメンも食べてみたくなりました(また次回にでも🎵)。

最後に、Hが食べていたから揚げを一つ盗んで、ラーメンにオン!

ここのから揚げ、ちょっとガチで美味しいんですけど、、、💦

衣がめちゃめちゃジャンクで、これはクセになる、、、

このから揚げが乗ったラーメンも食べてみたい、、、🎵

***

というわけで、、、

日記なのかレポなのか分からない【鶏白湯ラーメン博千】の初レポをお届けいたしました!

いや~、まさかまさか、このお店であのHと再会することになるとは、、、

30年ぶりですよ、、、

Hのことは、時折思い出していました。「アイツ、生きてんのかな~」って。講義とかでも、たま~に「成田のヤンキー」として話題に出していました(苦笑)

でも、当時はまだスマホどころか、ガラケーもなく、更にポケベルも無い時代。

どうやって連絡を取り合っていたのかも思い出せません(苦笑)。頑張って探せば、実家にHの家の自宅の電話番号が残っているかもしれませんが、探す余裕もゆとりも時間もなく…。

そんな何もない時代に、同じ調理師学校に通い、遊び、そしてバイトを一緒にしていたんです。

正直、もう死ぬまで(死んでも)会わないんだろうなって思っていました。

でも、再会してしまいましたΣ(・□・;)

二杯のラーメンを食べた後はもう思い出トークに花が咲きます。30年ぶりのHとの対話。忘れていたこともいっぱい思い出すことができました。当時の他の仲間たちの話もいっぱい出ましたね🎵

Hは、調理師学校中退後、また僕と会わなくなった後、なかなかエキサイトでスリリングな人生を歩んできたみたいです。その話も面白かったな。10代の終わりに、死にかけた事故もあったみたいで…😢

でも、30年以上経った2022年の今、こうしてお互いに生きて、生き抜いて、再会できるとは…

人生ってホント、いったいいつどこでどうなるか分かりませんね。しみじみ思いました。もう会うことはないと思う人とも再会することってあるんです。

最後にここのメニューも見ておきましょう。

次にここに来た時のために💓

醤油と味噌があるんだな。

更に「豆乳味噌ラーメン」に「うま辛味味噌」に「昔ながら」に「まぜそば」まで!

Hのお店となったら、もうとりあえず全部食べなければ✨

セットメニューも色々揃っています。

ミニ丼がいっぱい!!

これも次に来た時に色々食べてみないとね👆

ここの「から揚げ」、ちょっととても気になるな。

あと、きっとHの作ったチャーハンなら、ウマいはず🎵

いや~、どないしましょう…。

そうそう、こちらのお店、もともとは「やたいや」というお店でした。

その名の通り、「屋台」というか「テント小屋」で営業していたんだとか。

しかも、その営業場所は「サバゲー(サバイバルゲーム)」の地だったんですって。

そこで、サバゲーファンの間で人気となり、昨年開業したんですね。

これは博千開業前の動画になりますね。

ホントにサバゲーの場所に行って、ラーメンを作ってたんだ…Σ(・□・;)

散々語り合った後、僕はHを引き連れて(→彼に運転してもらって)、この日もうひとつの宿題店に向かうのでありました。

そのお店とは、、、

to be countinued...

お店の「博千」からも、Hのことが分かるんだよな、、、

みなさんも是非是非、博千に行ってみてください!!

Hは、褒められれば褒められるほど伸びるタイプなので、褒めてやってください( ´艸`)

あと、Dr.keiのブログを見た!と言ったら、きっと何かおまけしてくれると思います!

是非是非、よろしくお願いいたします!m(__)m

コメント一覧

へむへむ
このお店無くなっちゃったのですが、どこか別の場所に移転したのでしょうか?
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