Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

オーストラリア三日目!-新たな学びと刺激と…

オーストラリア三日目!

学会二日目。

この日は、「カポエイラ」の教育学的研究の発表をまず聴きにいきました。

カポエイラは、ブラジルの武芸で、その背景には深い歴史的背景がある、という話。

質疑応答の中で、日本人じゃない人が「日本のマーシャルアーツとどう違うのか?」と質問してました。

武術とダンス(アート)。

興味深かったです。

この黒人の男性が、カポエイラの先生。

めちゃめちゃイケメン?だったので、写真を撮りました(苦笑)。

アクロバティックな実演も見せてくれて、鳥肌が立ちました。

個人的には、「空手」を見ているような感じでした。

昼のランチ。

この学会では、お昼は全日提供されるのであります。

僕は、ほっておくと、ラーメン店に行ってしまうので、こういう時に野菜摂取。

ベジタリアンメニューもあって、ホント、こっちはベジタリアン多いんだなぁ、と。

午後は、台湾の教育学者の共同発表を聴きに行きました。

もう、ビックリしたのなんの。

今回、僕は「Nothingness」と「Selflessness」について語る予定なんだけど、

なんと、台湾の女性研究者が全く同じ研究で発表していたんです。

NothingnessとSelflessnessという奇妙な言葉を、しかも同時に使う先生が台湾にいた、と。

もう、これは、単なる偶然じゃないぞ、と。

今回、僕らチームと似ていつつも、ちょっと観点が違う、という。

台湾チームには、負けたくないなぁ、という「勝負心」が芽生えてきた、かも。

(でも、「今度、台湾と日本のチームで本を出そうね」って話で落ち着きました(苦笑))

台湾研究チームの発表会場は小さめの会場でしたが、満員御礼状態。

それだけ、世界の人が「アジア発の教育学」に興味をもってくれている、ということ。

ずっと欧米からの概念の輸入に励んできたアジアの教育学。

でも、アジアから欧米に僕らの概念を輸出する時代に入っているんです。

こんな感じで、、、

Confucianism=儒教。

儒教的哲学から教育学へ。

今回の僕らの発表とかなり重なっていて、興奮しました。

そして、ビースタ先生♪

ビースタ先生の基調講演会。

新しい著書『The Rediscovery of Teaching』(教えの再発見)のお話がメインでした。

この本、ビースタ先生の解説を聞く限り、めちゃめちゃ面白そうです。

僕のテーマの「反権威主義的教育学」の批判もしていて、、、

「自由とは?」「自由な教えとは?」「解放とは?」「開かれた自己とは?」

そして、「超越」という概念を用いて、これからの学びを再構築しよう、と。

ルクセンブルク以来となるビースタ先生♪

僕らチームは、この先生にめちゃめちゃ恩恵を受けています。

教えるとは、「コントロールと学び」=自由?、という問いから始まっていました。

教えるということは、コントロールすることか?

単に自由を与えれば、それでいいのか。

教育の根幹である「教える」というキーワードをめぐって、論を展開していきました。

その他、色んな発表が聴けて、大満足!!

***

で、学会が終わったのは、6時過ぎ。

普通なら、疲れてヘロヘロなんですけど、そこは僕。

新たなラーメンを求めて、ちょっと離れた場所に向かいます。

会場近くを歩いていたら、こんな場所を見つけました。

かつて、「駅」だった場所。

廃線になったみたいで、線路は撤去されていました。

Civic駅。

廃線や廃駅を見るのは、何気に大好き。

しばし、この廃墟となった駅に立ち尽くしました。

そして、バスに乗って、15分くらい。

華やかな観光エリア(海水浴場もある)から、地元の人が集まるストリートへ。

もう、完全にアウェー状態。

地元の人しか来ないだろうと思われる長いショッピングストリートでした。

行けど行けど、お店が立ち並んでいて、

更に進むと、

発見しました!!!

ラーメン屋さん♪

詳しくは、後ほど♪

すっごい面白いラーメンでした☆

わざわざ来た甲斐が本当にありました。

ラーメンを食べ終わると、そこは「どしゃぶり」。

突然の土砂降りの雨。

なんか歌詞にできそう。

で、近くの駅に向かおうとしたら、後ろから現地のおじさんに声をかけられました。

「おい! 君は、●●ホテルに泊まっている客じゃないか」

「へ? なんで知っているの?」(僕)

「何度か見かけたからな。ここで何をやっているんだ?」

「ラーメンを食べに来て…、で、駅に向かおうと思うんだけど、どこが入口か分からなくて。それより、あなたはここで何をしているんですか?」

「あー、俺はあそこの家に住んでいるんだ」

なんて、会話をしました。

まさか、ホテルからかなり離れたこんなストリートで、知っている人?に会うとは…。

感動でした。

反対側のホームに、電車が来ました。

人生初となるオーストラリアの電車!!

この電車は、シドニー行きの電車。

よく見ると、、、

二階建ての電車じゃないですか!!!

おお~~~

しかも、かなりきれいそう!!!

しかもよくみると、二列×三列という新幹線みたいな車内。

凄いぞ、、、

そして、僕の乗る電車が来ました。

…といっても、一駅のみ。

でも、一駅でも、乗ってみたかったので、、、(・_・;)

車内はこんな感じ。

最終駅に到着。Interchenge駅。

なんか、とっても綺麗なんですけど、、、

はー(ため息)

いい光景だ。

改札口がある!!!!!

(何気に感動!!)

券売機。

こんな感じ。

まー、僕には慣れたもんです。

駅前はこんな感じ。

オシャレな駅だったなぁ。。。

・・

というわけで、、、

つづく。

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