ドイツとスイスとフランスの国境沿いの街、Basel駅にやってきました。
バーゼルは、あまり日本人観光客が来るところじゃないかな??
僕ら日本人の「スイス」のイメージはあまり感じられない、というか。
ただ、ドイツとフランスとスイスの国境沿いの街ということで、
その三カ国を半日で回れるんですよね。そこは面白いかな、と。
…
さて。
バーゼルと言えば、、、
namamen
でしょう!
namamenは、スイスのラーメンのパイオニア的存在です。
既に多店舗展開していて、僕もベルンのnamamenには既に行っています♪
スイスでは最も古いラーメン専門店だと思います(おそらく)。
ラー博(ラーメン博物館)の方も既に取材を行っていて、YouTubeでそれを見ることもできます。
スイス人のオーナーさんも登場しています。
スイスでは既に人気店で、現在スイス全土に5店舗ありますね。
バーゼル二店舗、ベルン二店舗、そして2017年9月にチューリッヒにも一店舗。
おそらく、スイス人にとっては、このnamamenが「デフォルト」になるんでしょう。
…
今回、バタバタしていて、更に疲労もあって、お店の外観の写真を忘れ、
更に、メニュー表の写真も撮り忘れました、、、(;´・ω・)
でも、オフィシャルHPにメニューがあるので、こちらをご覧ください!
基本的には、シンプルな構成になっています。(多店舗展開用!?)
醤油、塩、味噌、唐辛子(辛味噌)の四種のスープに、各種トッピング。
一番安いNature ramenで、17,50フラン(約1900円)。
ドイツのラーメンの約二倍、日本のラーメンの約三倍のプライスですね(;´・ω・)
スイスは素敵な国ですが、とにかくとにかく高いです、、、
飲食店の値段の高さが普通じゃないかな?
ホテルなんかはわりと安いホテルもあるんですけど、、、
また、電車代も日本とそんなに変わらないかな?という程度。
でも、飲食店だけは、もうどうにも、、、( ノД`)
…
というわけで、、、
ジャジャーン!
こちらが、塩ラーメンです。
うーん、日本だと500円~600円くらいのラーメンのヴィジュアル、、、(;´・ω・)
肉類はなくて、メンマとネギとなるととにんじんスライス二枚…
スープは、薄くて普通の塩スープ。
オイリーさは全くなし。旨みもほぼ感じられず…
気合いの入ったドイツのラーメンを堪能してきた後だと、、、
「ふ~む、、、」って気にしかならなかった。
これで1900円かぁ~、、、と。
ただ、まぁ、スイスはまだまだこれからの国ですからね、ラーメン的には。
まだ、競争相手も少ないですし、そこまでクオリティーも求められてない、というか。
これで、8フランとかなら、「いいじゃん!」ってなるんですけど、、、
ラーメン(商品)とその価格(適正価格)は、やっぱ考えてしまいます。
でも、スイス人にとっては、「未知の料理」に対する価格なわけで、、、
競争相手がいないとなると、「こんなものかなぁ」ってなりそう。
そうすると、このラーメンだと、「また食べたい」とはならないかも…。
ドイツだと、「mosch mosch」が、ここ、namamenに近いかなぁ、、、
namamenほどに高くはないけど、クオリティー的に近い、というか…。
味噌ラーメンです。
こちらも、言っちゃ悪いけど、味噌を薄いスープで溶いただけって感じの、、、
日本人的には、食べなくてもいい味噌ラーメン、というか、、、
(すみません、、、でも、嘘は書けない…)
とはいえ、、、、
とはいえ、スイスで味噌ラーメンが食べられるお店となると、、、
現時点では、主として、namamenくらいしかないわけで、、、
しかも、味噌ラーメンを食べたことのない人にとっては、これが唯一なわけで、、、
なので、やっぱり「競争相手」が欲しいところ。
まぁ、おそらく数年後には、「目覚めたスイス人」が登場するでしょうし、
また、日本のラーメンを学んだスイス人が開業するはずなので、、、
それまでは、ここの一強独占状態が続くのかな??、と。
そして、、、
そして、こちらが、Togarashi(唐辛子)スープのラーメンです。
ラーメンの写真を撮る前に、「麺上げ」をしてしまった、、、( ノД`)
こんなこと、滅多にないのに、、、orz...
(スマホの写真は撮ってたみたい、、、)
こちらの「辛味噌ラーメン」は、わりとよかったかも!?
唐辛子の刺激的な辛さがあって、油分がなくても、パンチが感じられる、というか。
味噌の旨みと唐辛子の辛さが、弱々しいスープに力を与えてくれている、というか。
麺に関しては、二度目にして、気づきました。
「これは、わりといい麺だぞ、、、」、と。
namamen=生めんの名に偽りなし!、と。
ぼそぼそっとしつつも、コシはあって、そして、するするっと喉に入っていく。
どこか、東北地方の自家製麺に似ているというかなんというか。。。
西山製麺っぽさも若干感じつつ、、、
この麺で、ホンキの美味しいスープだったら、リピート確定だろうなぁ、、、と。
日本で食べても違和感がない、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、、、
でも、とてもよい生めんだったと思います。
餃子はこんな感じ。
餃子も、ラーメン同様、油は控えめ。
これと比べると、日本の餃子は、油がべちゃべちゃな餃子ってことになりそう。
どっちがいいかには、答えはなくて、「文化差」としか言いようがない、、、
ラーメンも、油っぽさが全くなくて、、、
でも、ラーメンのスープの命は「油」だと思うので、そこをどう考えるべきか。
餃子は、こういう油っぽさのないのもありだと思うけど、、、
ラーメンとなると、、、
うーん、、、(;´・ω・)
***
というわけで、namamen@Baselのレポでした。
あんまり、いいことが書けなかったなぁ、、、
でも、スイスのラーメンは、いまから、ここから。
namamenでラーメンに開眼した人が、もっと凄いラーメン店を出すこと、
それこそが、次の飛躍への第一歩。
(でも、そのためには、cocolo@Berlinくらいの味を出してもらわなければ…)
現地のスイス人のみなさん、頑張ってください!(誰向けやねん、、、(;´・ω・))