健康談義2016/11/28
一日の充実感は、これだけやるだけでも大丈夫!
前回「水泳まがい」のお話、ストレッチボードで、硬いからだが柔軟になり、コリや痛みがなくなった。特に、腰に筋肉がついてきたようで、歩幅も広く、歩きはスムーズで早くなり、前を歩いている人を追い抜いたり心強い限りだ。ボードをやり始めたときは足腰や節々に、コリや痛みを感じたり、筋が引きつるギックリなど、心配だったが、そんな懸念はもう今はない。
ボードに上がった初はふくらはぎが、ツッパリ腰が引けてへっぴり腰なのだが、3分の「水泳まがい」で、腰も前後左右に自由に動くようになる。ふくらはぎも伸縮自在で、リンパや血流がよくなる。体が温まって、寒い朝もパジャマだけで寒くない。
ストレッチングボードは、2番目にやる朝の行事なのだが、ズボラな人、運動なんかやりたくない人に紹介した、簡単な運動です。一日の充実感はこれだけでも大丈夫!
寝床で起き掛けにやる「足先を揺する」をやるといい。胃腸の働きを活発にする。起き掛けは食欲が進まず、寝ぼけ眼で食べるものはうまいと思えず、早食いで消化に悪いのだが、この運動をすることで朝食がうまくなる。胃腸の働きを促すからだ。「足先を揺する」効果をあげるために、お尻を上げ下ろしする。寝た状況での上げ下ろしだから、足をますぐ伸ばしたまま、お尻の筋肉を上下に動かす。同時に、両腰横あたりに伸ばしている両手を広げたり閉じたりする。これがなんともいい感じなのです。腸や大腸を揺らして活動開始を促しているよう。そしてあたかも脳を刺激している感じです。ちょっとした足先揺すりのアクセントのようなものですが、実にこの運動がいい。
寝ぼけの脳を「両手の開け締め」で刺激する。寝起きがすごくすっきり爽快です、手や足には、脳につながるツボがあります。手指に集中するツボから脳を指圧したことになるようです。
そのあとベッドから抜け出したストレッチングボードに乗っても、「足先揺り」が準備運動のようになって、ボードで一層柔軟に足腰が動きます。「足先揺すり」は寝ころんだままでやるだけに、背中や背骨などの神経や血管やリンパを指圧している効果となり、 下手なラジオ体操や早朝ウォーキングをやるよりは、手軽な忙しい人には最高の目覚まし運動となるでしょう。布団からなかなか抜け出せない寒いときなど、一日のはじめとしてやるには、いい運動だと思う。若きも成人も万人むきの運動だが、特に、高齢者やリハビリ中の人には一番いい手軽な体操と言えるかもしれない。