FRINGE / フリンジ 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス [Blu-ray]ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る |
話題沸騰となった『LOST』が今年のシーズン6で完結してしまうこともあり、敏腕プロデューサーのJ・J・エイブラムスが新たに科学サスペンスドラマ『FRINGE』(フリンジ)のシーズン1(1~3巻)をリリースしたので、早速レンタルしてしまいました!
相変わらず、シーズンを通して謎が深まるストーリー展開なんですが、一応1話ごとに科学では説明できない事件(「パターン」というらしいんですが)が発生して、それを主人公の女性FBI捜査官&天才!?マッドサイエンティスト親子が解決していきます。そしてその裏には、まさに巨大なコングロマリット「マッシブ・ダイナミック社」が絡んできます。MD社のオフィスがまさに近未来的なデザインになっておりまして、SF的な雰囲気をいい感じで醸し出していますねー。メイキングを見ても特殊メイクとCG技術の高さがうかがえますし、非常にお金がかかっているのは確かです。
また、1時間10分弱の第1話(プロット版)のロケが何とカナダ・トロント周辺で行われたこともあってか、カナダのドラマ『リ・ジェネシス』で主役を演じたピーター・アウターブリッジがゲスト出演しておりまして、なんとその役柄も疾病対策センターのドクター役でしたねぇ。くわえて『LOST』にも不気味なキャラクターとして登場したランス・レディック氏が、主人公のFBI捜査官のボスとしてレギュラー出演していて、これまたひとクセある役柄のようです。そーいえばレディック氏は、CSIマイアミでもFBIエージェントとして、上から介入してくる嫌な役を演じていましたが、今回はややいい感じのボス役ですが、裏がありそうなミステリアスな印象を受けましたねぇ。
個人的には、こうしたSFギリギリの作品はあまりにも現実離れする展開になると引いてしまうんですが、『Xファイル』のような展開になってほしくもないので、今後の展開に注目していきましょう。