![]() | トロン:レガシー ブルーレイ(デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray] |
クリエーター情報なし | |
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 |
間違えて3D版を最初にレンタルしてしまって失敗しちゃいましたが、それはさておき、レンタルランキングでも上位にランクインしている『トロン:レガシー』ブルーレイ版を早速レンタルしてみました!1982年の『トロン』の続編ということでしたが、『トロン』を見ていなくてもそれなりに楽しめましたねー。『トロン』から約30年経ちましたが、VFXなどの特撮映像技術が飛躍的に進歩したことで、なかなか近未来的な画像になっておりました。あとはやはり、ダフト・パンクによるエレクトロなBGMがHD画像にマッチングしていて、ミュージックビデオを見ているような印象を受けましたねぇ。サントラをレンタルしてみたいと思わせました。
あとは随所に日本へのオマージュと思わせるシーンが多かったかなと。例えば、グリッド内で隠遁生活を送るケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が禅や囲碁をたしなんでいたり、クルー2.0が手のひらでガラス玉をゴリゴリ回すカット(時代劇で武田信玄や徳川家康がよくやっていたような)、主人公のサム・フリン(ギャレット・ヘドランド)がエンコム社屋上からダイブする場面(攻殻機動隊っぽい!?)など。ライトサイクルは『アキラ』のバイクによく似ていましたが、これは『トロン』から大友克洋が影響を受けたのかもしれませんが、どうなんでしょう。
キャスト的には、クオラ役を演じたオリヴィア・ワイルドが、『マトリックス』のトリニティ役、キャリー=アン・モスにイメージが似ていました。あとは『24』にも出演していたジェイムズ・フレインがクルー2.0の側近役、ジャービスで登場。ダフト・パンクもクラブシーンで友情出演してましたが、クラブオーナー役のマイケル・シーンがなかなかのハマり役でした。
最近は『ウォール・ストリート』など旧作の続編を制作するパターンが増えていますが、『トロン:レガシー』はその中でも成功した方じゃないでしょうか。☆☆☆☆を差し上げておきましょう。次作はフルCGアニメ『トロン:ライジング』らしいですが、英語のタイトルは『TRON:UPRISING』ということで過去にあった反乱エピソード。なんか『スターウォーズ』みたいなコンテンツ展開になってきましたねww