 | アップルシードXIII vol.1 [Blu-ray] |
| 監督 浜名孝行 プロダクションIG | |
| キングレコード |
あまり大々的に宣伝されていなかったので、つい最近までまったく知りませんでしたが、士郎正宗原作の『アップルシード』が新シリーズでアニメ化されるとの情報をゲットしたので、早速ブルーレイ版を衝動買いしてしまいました！やはり劇場版の『アップルシード』そして続編の『エクスマキナ』と観てしまったせいか、アクション的には物足りない感じではありますが、劇場版の影響が大きいのか、新シリーズもほぼ全面的に3DCGで制作されております。
脚本・シリーズ構成は『攻殻機動隊』シリーズで有名なプロダクションIGが担当ということで、結果的に『攻殻機動隊S.A.C』のスタッフがほぼ全面的にフォローしているのは前向きに評価できるところ。ただ、問題は制作プロダクションがエピソードごとに13社に振り分けられた点なんですが、まぁ、これはこれで結果オーライだったのかもしれません（ネット上ではあまり評判よくないですけどｗｗ）。画的には原作マンガを生かすスタイルがアニメに反映されていて、この辺は劇場版が脳裏から離れない視聴者にはチト厳しいかなと思うんですけど、まぁ慣れてくれば違和感もないのかなぁーー。この辺は好みが分かれるところ。
さて声優さんは、主役のデュナン・ナッツが坂本真綾、ブリアレオスが山ちゃんこと山寺宏一ということで、後者は『エクスマキナ』と同じ。ESWATのメンバーがかなりたくさん登場するので、それはそれで楽しめるかと思えます。音楽はコーニッシュという若手さんが担当されているんですが、テクノっぽいBGMで、これまた劇場版（まぁHASYMO＋小山田圭吾使ってますしねぇー）の影響が大きいのかもしれません。ブルーレイだとDTS-HDで収録されているので、サラウンド音響はさすがに非常に良くて、文句のつけようがありません！
個人的には、2話の口パクの自然さが良かったと思いますが、1話はモーションキャプチャーらしいので、ゲーム的なCG感が出てしまったと言われても仕方がないかもしれませんが、まぁメイキングを見ると制作プロダクションさんは頑張っているみたいなんですけどねぇー。この辺はもう数回見直してみたいと思います。
