Jリーグ第12節は、早くもサッカーワールドカップによる中断前の試合ということで上位のサンフレッチェ広島をホームに迎え撃ちました。この日は野暮用があったわけでもないんですが、自宅にてライブでテレビ観戦。好天に恵まれるなか、15時キックオフということもあり、かなりの暑さでのゲームとなりました。↓が試合のハイライト映像になりまーす!
大宮は開幕戦以来となるスタメンにFW10ラファエルが復帰。鈴木淳監督になってからは3試合目となりますが、どのくらい戦術が浸透しているのか注目の一戦となりました。対するサンフレッチェは、DF2ストヤノフがケガから待望の復帰。前線は1トップのFW11佐藤寿に両サイドのMF16山岸&MF17服部が攻撃で絡んでくる布陣で、キックオフ直後からアグレッシブにアルディージャゴールに迫る出足となりました。
その後はFWラファエルを中心にサンフレッチェゴールに迫りますが、なかなかゴールを割ることができません。ラファエルも前線にボールがこないので、サイドに引いて下がってボールをもらいに行ってしまい、今度は前線に人がいなくなってしまいました。前半惜しかったのは、15分にMF17橋本の右CKからFW10ラファエルが頭で折り返したところを、MF5アン・ヨンハが足で狙いましたが、かろうじてゴール枠右に外れてしまったシーン。その一方で前半34分には広島のスルーパスをDF14坪内がカットしますが、そのボールがGKへのバックパスと取られて、非常に珍しいPA内での間接FKを献上してしまいます(写真↑)。しかしDF5槙野のキックをゴール前にびっしりと並んだ壁&飛び込んだDF32杉山がはじき返してピンチをしのぎました。
後半に入ると、この日スタメンで入ったMF22金久保が足をつってMF6青木と途中交代しますが、なかなか右(左)サイドから攻撃に絡むことができません。終了5分前には、途中交代で入ったMF27木原(サンフレッチェ広島ユース出身ということでデビューさせてもらったんでしょう)がJリーグデビュー戦を飾りますが、少々時間が少なかったようです。後半は前線に張るように指示されたFW10ラファエルがキープして得たFKを後半ロスタイムに決めることができず、無念のスコアレスドローとなりました。
全般的に鈴木監督の目指す細かいパス回しをする「ポゼッションサッカー」が浸透しつつあるようで、張前監督のような前線にロングボールを放り込んでセカンドボールを狙うような縦に早いサッカーは影を潜めてしまいましたねー(当たり前ですが)。かといって、アーセナルやバルセロナのように前線で細かいパス回しをしてゴールに迫るといった場面は少なかったですし、復帰したFW10ラファエルもなかなかPA近辺でボールをキープすることができませんでしたので、この辺の連動性は中断開け後までに精度を上げてほしいものですが、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
この日は湘南がガンバ大阪に1-3で敗れたため、暫定16位に浮上することになりましたが、まだまだ降格圏内ということでW杯中断明け以降も厳しい戦いが続くことになりそうです。戦線離脱しているDF4深谷、キャプテンのMF11藤本主税の早期復活と若手の奮起に期待しましょう!頑張れ!大宮アルディージャ!
大宮は開幕戦以来となるスタメンにFW10ラファエルが復帰。鈴木淳監督になってからは3試合目となりますが、どのくらい戦術が浸透しているのか注目の一戦となりました。対するサンフレッチェは、DF2ストヤノフがケガから待望の復帰。前線は1トップのFW11佐藤寿に両サイドのMF16山岸&MF17服部が攻撃で絡んでくる布陣で、キックオフ直後からアグレッシブにアルディージャゴールに迫る出足となりました。
その後はFWラファエルを中心にサンフレッチェゴールに迫りますが、なかなかゴールを割ることができません。ラファエルも前線にボールがこないので、サイドに引いて下がってボールをもらいに行ってしまい、今度は前線に人がいなくなってしまいました。前半惜しかったのは、15分にMF17橋本の右CKからFW10ラファエルが頭で折り返したところを、MF5アン・ヨンハが足で狙いましたが、かろうじてゴール枠右に外れてしまったシーン。その一方で前半34分には広島のスルーパスをDF14坪内がカットしますが、そのボールがGKへのバックパスと取られて、非常に珍しいPA内での間接FKを献上してしまいます(写真↑)。しかしDF5槙野のキックをゴール前にびっしりと並んだ壁&飛び込んだDF32杉山がはじき返してピンチをしのぎました。
後半に入ると、この日スタメンで入ったMF22金久保が足をつってMF6青木と途中交代しますが、なかなか右(左)サイドから攻撃に絡むことができません。終了5分前には、途中交代で入ったMF27木原(サンフレッチェ広島ユース出身ということでデビューさせてもらったんでしょう)がJリーグデビュー戦を飾りますが、少々時間が少なかったようです。後半は前線に張るように指示されたFW10ラファエルがキープして得たFKを後半ロスタイムに決めることができず、無念のスコアレスドローとなりました。
全般的に鈴木監督の目指す細かいパス回しをする「ポゼッションサッカー」が浸透しつつあるようで、張前監督のような前線にロングボールを放り込んでセカンドボールを狙うような縦に早いサッカーは影を潜めてしまいましたねー(当たり前ですが)。かといって、アーセナルやバルセロナのように前線で細かいパス回しをしてゴールに迫るといった場面は少なかったですし、復帰したFW10ラファエルもなかなかPA近辺でボールをキープすることができませんでしたので、この辺の連動性は中断開け後までに精度を上げてほしいものですが、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
この日は湘南がガンバ大阪に1-3で敗れたため、暫定16位に浮上することになりましたが、まだまだ降格圏内ということでW杯中断明け以降も厳しい戦いが続くことになりそうです。戦線離脱しているDF4深谷、キャプテンのMF11藤本主税の早期復活と若手の奮起に期待しましょう!頑張れ!大宮アルディージャ!