みいわんひひーん

猫7匹 犬1匹、大人3人の世帯。ブログ主は、60代に突入。
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オトナ女子 ”のん” の、駆け引き

2015-11-24 01:08:58 | のん

8才ののんは、一昨年の年末から、今年の3月頃まで病気で闘病中でした。

治療中、一時は2.3キロまで体重が落ちて、とても心配しましたが、食欲が戻り順調に体重も増えて

今年の4月、3.9キロまで戻った所で通院が最後となりました。

動物病院の先生は1年以上一進一退ののんを、いつも変わらぬしっかりとした対応で回復に導いてくださいました。

こんな元気なのんを見られるようになるとは、、本当に夢のようで、先生には感謝感謝です。

私達がしたことはとにかく食べさせること[丸のん化計画]称して、わんこそばのように、食べ物を与えました。

お財布が干上がりそうだったけど、唯一口にできたお刺し身とスープを、赤身白身サーモンと、日替りであげていました。

元気になったのはいいのですが、元々食いしん坊だったせいもあり、わんこそば状態が忘れられずか

、、、、その食欲たるや、お財布が干上がっちゃう心配より、メタボが心配で、だんだん通常モードにしています、。

ある日、のんは物憂げに、けれど心には秘めたる想いをしっかと抱いて、座り立ちをしていました。

 


大人女子の憂いを感じた茶トラ白が、その様子を伺っていました。

あ、小さい方の茶トラ白です。飼い主は背中だけでわかりますが、、、

ちょっと振り向いてもらえます?

 

はい、みーみこでした。

 

 

のんの目線は斜め右に移り・・・そのしっかりとした目には、確固とした目的がうかがえます。

目線の先には椅子に座った娘がいます。 

 

 

しかし、何かを恐れ目を合わせてくれようとしない娘に、自ずから目をそらし次なる作戦を模索。

 

 

模索の結果、まずは気を引こうと切ない表情で訴えてみる

 娘、見ないふり。

 

切ない表情が効かないとなると、、 次はスタイルを変えて

香箱ちゃん で、いかがでしょうか?こっち向いて~~ん

 娘、無視。

 

効かぬとな?・・・・ならば、、、(のんちゃん、策士の顔になってるよーー)

 

なんや知らんけど、オトナ女子っちゅうもんは、面倒な難しいもんやな。コドモ男子にゃわからんわ。

ほな、きばってや、  (と、みーみこは去っていった)

 

 

そんなコドモ男子はほっといて、次なる作戦は、香箱で切ない表情

娘、こらえる。

 

、、、こんないじらしい私をを見ない?、、敵(娘)は手強いな、、。

(娘から、おやつあるいはご飯のおかわりを貰おうとしているのですが、

  食べ過ぎると、メタボなど心配な娘は、目を合わせないようにしています)

 

 

大人女子たるもの、執着は一番似合わないわ。

サラッと気にしてない風に、よっこらしょっと(そのかけ声はおばさんよ、のんちゃん)

 

 

何気に毛繕いをしてみたりしてね

 

 

ん?こっちの人でもいいいかしら? よく目があうわ。

(えーーー私? ダメダメ、撮影中ですからーー)  あっそ。

 

 

ここまできたら、百発百中の奥の手を使うしかないわ。

オトナ女子としては、避けたかったけど、、、直接交渉よ。

 

 

くれーーー、おやつくれーーーーー、みーにゃーにゃーーー、

(のんは知っていた。4年以上鳴かない猫だったのんは、鳴けば飼い主が感動してなんでも叶う事を)

 娘、こらえるも、、、

 

さらにだめ押しの 切ない表情 第二弾

娘、、ムスメ、、、

 

そして、上目使いのみーにゃー

 

どうですか?おもわず見ちゃうでしょ?

 

娘もこれには抵抗できません。ちょっとだけよーと言いつつ、

のんの好きなオヤツのパウチをガサゴソ。

さすが、策士 素直なのんちゃん。鮮やかにゲット。

 

のんは、「オトナ女子は、焦らないで確実に」とでも言いたげに、カメラを向けている私を一瞥し

 

 

娘がパウチを開けているキッチンへ、スタスタと歩いていったのでした。

 

いつも焦って数々の獲物を逃がして来た私は、、もっと早くのんちゃんに会いたかったです。